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隠れビッチやってました。を観た感想

今回はU-NEXTで。単純にタイトルに惹かれて観た。複数の相手と交際し、相手から告白させることで、自己肯定感を保つひろみ。体の関係を持つことはなく、男性から好意を告白されることで満足している。ひろみは父親からDVを受けていた過去がある。家族とは同居せずにヤリマンのあや、ゲイのコジとルームシェアしている。

以下ネタバレ含む感想です↓↓

ひろみと付き合うことになった、デパートの正社員らしき三沢さんがとにかくかわいそうすぎる。牛乳を買い忘れたことに対して、ひろみは三沢さんに対して理不尽にキレる。ごめんね、今から牛乳買ってくるよと言う三沢さん。三沢さんのことが大好きなくせに、些細なことで「私のことを理解してる?思ってる?」とブチ切れる。

結局ひろみは三沢さんに父親と同じことをしてる。個人的な感想だけど、やっぱり小さいころ親にDVされてた人と付き合うと幸せになれなそうだなあと思った。映画の中では三沢さんは菩薩なみに優しいけれど、ひろみの癇癪に付き合っていたら自分が摩耗してしまいそう。

またルームシェア仲間の描き方が薄かった。あやはヤリマンで、誰にも愛されない、都合のいい女になってしまう。あやのが真性のビッチ。コジに関してはゲイで、あやとひろみの喧嘩の仲裁役。この家のご飯も担当し、オカン的ポジション。村上虹郎さんがいい味出してるけど、そんなできた人ならなんでルームシェアしてるんだろうと疑問になる。

昔、愛着障害っていう本を読んだことあるけど、まさにひろみは愛着障害があると思った。

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