無想

とにかく眠い

なにも考えたくない

身体が重い

数メートル先の

スマホが遠い

それでも

美味しく作れた夕飯

格別で

幸せな時間をくれた

時間を

無駄に浪費する自分

咎めたくなるけれど

その感情を認めつつ

押し留める

慰めるでもなく

甘やかすでもなく

過ぎてしまったものを

ただ眺める

反省でもなく

後悔でもなく

今を味わう

回復まで

あと少し

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