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運動のススメ♫ 脳は一度にふたつのことを考えられない?

どんなに辛く悲しいことがあったとしても、思いっきり泣いたら、少しずつ、いや反強制的に、身体を動かしてみてたら・・・

きっと気分が晴れてくると思いますし、少しずつ元気になります。

実証済みなのです。若干、一名の主張ですが、強力です。

どんなに悲しくても、辛くても、身体を動かして、新しいことにチャレンジすると、いつのまにか夢中になって、身体を動かすことに集中してしまいます。もう少し、もう少し、とだんだん欲が出てきて、上手に身体を動かせるようになりたい、と脳は考え始めるのです。

実は、10数年前、母が亡くなった時、父よりも先に逝ってしまったので、本当に呆然と悲しみにくれて、何をしても涙があふれる日々でした。

お箸が転げても笑ってしまう高校生の頃とは真反対に、お箸を見ても、ご飯を食べようとしても、何をしても悲しいのです。

ある日、毎日泣いてばかりいてはいけないと思い立ち、「大人のバレエ」のレッスンに行ってみました。全くの初心者で、無茶な話でしたが、とりあえず参加♫

しかも、それが、ゆる〜いストレッチから始まるかと思ったら、いきなり、バーレッスン。

初心者も数名いるとはいえ、普通にバレエのレッスンなのでした。

バーレッスンも大変なのに、センターレッスンになったら、目も当てられない。。。

ヨチヨチ歩きの子供が、歩く練習をしているような感じなのです。フラフラ、グラグラで、片足で立つことが、こんなに大変なことだとは。

おまけに鏡を見るとげんなりしてしまう、締まりのないボディなのでした。

少しでも引き締めて、引き上げて・・右足?いや、左足?と色々考えて、脳は飽和状態になり、手と足が連動しない。そんなバレエ事始めでした。

醜態をさらしながらも、少しずつ身体が動くようになり、悲しみもレッスンの時間だけは忘れて。という状態から、少しずつ心がほぐれていきました。

音楽に合わせて身体を動かす時、本当に幸せなひと時です。と言っても、ほんの一瞬で、ちょっと複雑な動きになると、脳は大変〜。フル回転となり、手足に司令を出さないといけません。それで、バレエの動き以外、何も考えることはできないのです。

バレエに限らず、何の運動をするときでも、集中して身体を動かすときに、別のことは考えられませんよね。

だから、じっとしていないで、ともかく身体を動かしてみること、それが何より、元気になる薬なのです。

コロナの影響で、外出制限となり、発表会も1年後に延期。どうなることやら・・・

やっと、今日、2ヶ月半ぶりにレッスンに行ってみました。ソーシャルディスタンスを確保して、いつもより離れてのレッスン。

久々に思いっきり汗をかき、リフレッシュできました。

まだまだ油断はできませんが、細心の注意を払いながら、少しずつ日常生活を取り戻していけますように、心より願うばかりです。




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