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「人生100年時代における生命保険業界の役割について」を読み解く⑥生命保険業界の役割"もしもの"安心(2)

初めに

今回は前回に引き続き、もしもの安心編。

保険商品の最新開発状況を、保険商品ごとに見ていきます。

業界の方は振り返りで

一般の方は「保険って今どうなっているの?」ということが分かる内容になっています。

医療(入院)保障

キーワードは入院日数の短期化。

最新の厚生労働省のデータでは、平均の入院日数が30日を切りました。
60代でも、90%以上の方が二か月以内に退院しているデータがあります。

因みに、入院日数トップ3は以下の通り

1位 気分障害(躁鬱含む)113日
2位 脳血管疾患 90日
3位 高血圧性疾患 60日

(ちなみに悪性新生物は20日)

それに合わせて

①入院すれば一律でまとまった額の給付金を 受け取れる商品

の開発が進んでいます。また、

②持病があっても加入しやすい「引受基準緩 和型」商品
③在宅療養を保障する商品

の開発も治療スタイルの多様化により進んでいます。

昔に加入したものであっても、ご自身の医療(入院)保険の確認はしておいた方がいいかなと個人的には思います。

例えば、180日型よりも多い日数だったり、5日目からの支給になっていたり、それらが意図と違っている場合は再度検討してもいいかもしれません。

がん保障

①通院治療を手厚くする商品
②抗がん剤治療を保障する商品
③上皮内新生物を含めたがんをカバーする商品

このほかに、自由診療無制限だったり、一時金が複数回出たり、様々です。
がん保険はかなり会社によって個性が出る商品開発になっています。

がん保険は、がんに関わる病気でなければ、加入できる可能性が高いのも特徴です。発達障害で薬を処方していても、無条件で加入できました。

介護保障

国の介護保険制度の持続化が厳しくなるにつれて、要支援、要介護の高い認定を受けることが難しくなっているので、

要介護・要支援区分の低い段階から給付金を受け取れる商品

が増えています。

認知症保険軽度認知障害(MCI)の段階で給付できる商品の開発が進んでいます。

その他の保険

・就労不能保険
各社支払いの要件がかなりバラバラです。
障碍者手帳の基準(2級、3級、4級)、疾病の基準(3疾病、5疾病、7疾病、精神疾患)などが多数開発されています。

・健康促進保険
喫煙、非喫煙により保険料が変わるのは、主流になってきました。
加えて、今は喫煙者でも禁煙が継続できていると保険料が戻ってくるものも開発されています。
ウェアラブル端末により歩数を測り、一日の平均歩数が基準を上回ると安くなる保険や、健康診断結果の毎年提出で基準値を上回るとキャッシュバックされるも出てきています。

・不妊治療保険
2016年に法律が改正されたことで、不妊治療保険が販売されました。
待期期間(保険適用外の期間)が長めなので、1~2年後に妊活される方だと合う保険になります。

・わりかん保険
中国では主流の保険のかたち。

がん診断時の一時金は一律80万円。たとえば契約者数が1万人でがんと診断された人が2人いた場合、保険金の合計金額160万円にjustInCaseが受け取る管理費を加えた金額が保険料となり、残りの9998人でわりかんする。

個人的にも大注目している保険です。

B to B to C

市場の様々なサービスを保険会社を通してワンストップでお届けする仕組みの重要性が高まります。

例えば、ある保険会社では、保険の契約者となることで栄養士に無料で健康の相談ができるサービス、などがあります。
他にも、同じく契約者となることで法律関係の簡易的な電話相談ができたり、会社によって様々です。

保険だけでなく、付帯するサービス全般を保険会社を通して提供していく形になるので、募集人は幅広い知識と最新情報を仕入れていることが必要になってきます。

まとめ

一口に「就労不能保障」といっても、何による就労不能をカバーするのか、どんな要件なのか、保険会社によって開発がどんどん進んでいます。

もしかすると、わりかん保険のように全く新しい形の保険が今後誕生するかもしれません。現に、コロナでは保険会社によっては病院の都合で自宅療養になった場合も入院として扱う、といったように、その都度変更が行われます。

様々な保障はありますが、どの保障の優先順位を高めるかは、一人一人異なります。

多くの選択肢、ライフプランや価値観に基づいた商品選定の適切なサポート、そして幅広い分野の最新の情報が今後の募集人にとって重要です。

引き続き勉強続けていきますので、ご相談等お待ちしております!

読んで下さっている募集人の方は、共に高め合っていきましょう!

所感

代理店に来て驚いたことと、合致するところが多いように感じました。

多くの保険会社が社会課題の解決のために努力をしています。

リスクが細分化されていくからこそ、募集人側のモラルと勉強の大切さはより増してくると感じています。

やりがいですねえ!!

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