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とある宇宙人たちの会話より。



むかしむかしあるところに、なんでも出来る宇宙人たちがいました。

宇宙人たちは、地球に降り立ち、なにするー?とわくわくしていました。

そして、それからいろいろなものを創りました。

それを見ていた他の種族が、えーいいなー!と思い始めました。

なんでも出来る宇宙人たちは、え?一緒にやる?と誘いました。

他の種族は、うん!やる!と言いました。

そして、月日が流れた、とある日に

他の種族は、絶滅の危機に陥りました。

なんでも出来る宇宙人たちは、悲しみました。

なんでも出来る宇宙人たちは、なぜ一緒に楽しくやっていた他の種族が次々に衰弱していくのか理解できませんでした。

なんでも出来る宇宙人たちは、困っていました。

そこへ、さらになんでも出来る宇宙人が現れました。

なんでも出来る宇宙人たちは、さらになんでも出来る宇宙人に相談しました。

さらになんでも出来る宇宙人は、なんでも出来る宇宙人たちにある「もの」を渡しました。

なんでも出来る宇宙人たちは、その使い方を、さらになんでも出来る宇宙人に学びました。

さらになんでも出来る宇宙人は言いました。

「他の種族が滅びるのを阻止したければそれを使いこなしなさい。使い方を誤ってはいけない。」

なんでも出来る宇宙人たちは、うん!頑張る!と言いました。

それから、また月日が流れ、なんでも出来る宇宙人たちは、渡されたものを使いこなせるようになってきました。

他の種族たちもそのおかげで、絶滅は免れました。

ある日、他の種族は、なんでも出来る宇宙人たちに聞きました。

「なんだかあなたたちは、前とはちょっと違うみたい、なにかあったんですか?」

なんでも出来る宇宙人たちは、さらになんでも出来る宇宙人から渡されたものを使っているんだよ。だから、また仲良く色々創れて楽しいね!と言いました。

それを聞いた他の種族は、

「わたしたちにも、それを教えてくれますか?」

と、言いました。

なんでも出来る宇宙人たちは、もちろん!いいとも!と、言いました。

それからまた月日が流れた、とある日に

他の種族は、また絶滅の危機に陥りました。

なんでも出来る宇宙人たちは、悲しみました。

なんでも出来る宇宙人たちは、また困りました。

そこへ、また、さらになんでも出来る宇宙人が現れました。


さらになんでも出来る宇宙人は、なんでも出来る宇宙人たちに言いました。

「使い方を誤ったな。なぜかわかるまで考えなさい。そして、わかった者からわたしのところへ来なさい。しかし、わかった者はもう2度と今の創造場に戻ることはないのだと覚悟しなさい。」

おわり

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