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本人の声。

不登校・ひきこもりについて。
自立について。

今はひきこもりではないけど、
「生きていかなきゃ」「自立しなきゃ」
というプレッシャーと、
社会に出て毎日働く、がないと生きていけないのか?そこが目指すべきゴールなのか?
という疑問と、
葛藤する日々。

仕事はあるけど、なかなか仕事にいけない自分。
だいたい元気で楽しく生きているけど、だからこそ頑張っていないように思える自分。
体調なんて心身ともにだいたいおっけーで、
でも微妙、落ち込んでたり元気なかったりもあって、
それは特性なのか?生活習慣の乱れなのか?心身のバランスを整えることに失敗しているのか?あるいは微妙な変化に反応しすぎているのか?
いろいろな思いが沸いてきて、ふと不安になる自分。

そういう声を抱えながら、1年半くらい、
自立や自分らしい生き方・暮らしをつくることをテーマに、
学生をやめ、家族から離れ、仲間とシェアハウスしながら暮らしています。

不登校・ひきこもりについて考える

昨年、働こうと思って頑張り、
頑張れなくてやる気や気力がなくなり、
心身ともに割となにもしたくなくなり。

不登校やひきこもりについて、
改めて調べたり考えたりしてみました。

日本には100万人以上のひきこもりがいる、
まともな、本人に寄り添った支援は少なく、
何十年と長期化してしまう。

不登校・ひきこもりの方も含めたいばしょ支援をしている、北上市のワラタネスクエアを訪れたし、
代表の後藤誠子さんと仲良くなり、様々な発信に触れたし。
ひきこもりになってから14年ほどを経て、ひきこもり支援や社会への発信をされている丸山さんを知ったし。
不登校やひきこもりといっても、発達障がいなどの特性から社会生活に困難を抱える人がいること、本人なりの暮らしの作り方があることを知ったし。
グレーゾーンという言葉、支援のはざまに存在する、だけど生きづらさを抱えている一人ひとりがいることを知りました。

これは、丸山さんが書いた記事。

自分のことだけを考えると、
人生の長い長い道のり、
進んでいるのか進んでいないのかわからない、
どう生活をつくっていくか、自分を保つか、
1日1日のいろんな道のり、
よくわからない日も元気がない日も
いっぱいいっぱいあります。

白に近づいたり黒に近づいたりと
蛇行しながら歩んでいる

ということらしいです。
完全なひきこもりという真っ黒ではなくなり、
しかし
1人しばらく人と接さない寝てばかりの黒よりの灰色、なることもあれば
ボランティアやお手伝い、仕事、勉強など様々な活動を意欲的にする白よりの灰色、なることもあります。
蛇行しながら、歩んでいくのだそうです。

白よりの灰色、もけっこう増えてきて、
でも
頭や体が重だるくなるような、生活習慣もちょっと乱れるような、1人で居たいし何もしたくない、黒よりの灰色の日も、
それなりにあるのです。
ここ数日は黒がちょっと増えてきて、すこししんどくて、
丸山さんの文章を読んでちょいと、客観的にみれて安心が増えたのです。

わたしは、どうしてかわからないけど、
学校/社会、はいつでも、川向こうで渡るのが大変なのです。
がんばって渡っても、毎日渡るのはむり!
ってなっちゃう。

白黒ではなく、グレーをたくさんおり混ぜて、
の生活、暮らしをデザインしていこうと、
勢いそっちの思考が増えてきているのですが。

それこそ、わたし1人の生活を考えるのではなく、
様々な生き方をしている人に触れたし、
それぞれの悩み・苦しみ・葛藤のある日々、それらの中で頑張っている姿、も知ってきたし、
「こうでなければならない」や
「人として劣っている、だめである」は
基本、ないのだと分かってきて。

まぁ、自分に勝とうと、
向き合うし、闘うし、挑戦するし、
しんどい日や怠ける日もあるのだけど。

ここ数日は、黒が増えてきて、
人に会いたくないし あまり活動したくないし
でも生活習慣乱れたり、心身のバランスが崩れて元気が減ってきたり、
しんどいな〜自業自得っぽいし、けど大変だな〜
てちょっとしんどさ感じてて。

丸山さんの文章よんで、
まぁいっか、どうやらなぜかわからないけど、
わたしの前にはでっかい川があるんだな、
わたしの努力不足か認知の問題か特性かなにかは知らないが、
川があるものはしかたないな、
といったん落ちつき、安心したのです。


わたしは、目の前のわたしの道を、
わたしなりのペースで、歩んでいきたいのです。
日々、目の前に壁があるなら取り組んでいきたいし、挑戦していきたいし、乗り越えてゆきたいし、 
そうやって自分なりに挑戦して、乗り越え、
世界を広く、ゆたかに、あるいは人として大きく、ゆたかに、
成長してゆければそれでよいし。

その先に、いわゆる
安心や幸福、お金に困らないや稼いでいる、
社会的に地位がある、恥ずかしくない、
などがあるかは分からないし、見えてないし、
届かないかもだけど。


蛇行しながらの歩みの一個に、
丸山さんの文章を、置かせてもらいます。


※ここ半年ほど、不登校・ひきこもりに悩まれる方向けへの文章を、意識し心がけています。
たぶん、わたし本人のつらさだけでなく、
他の当事者や親御さんたちのつらさ、がんばりを身近に感じられたのが大きいと思います。

あぁ、なんて尊い頑張りだろうか、
たくましく生活や命を守っているな、
と力をもらうこともあったし、

それぞれの頑張りから大いに学ばせてもらったり、自分の生き方や暮らしをよりじっくりと見つめなおすことができたり、
もしています。何回も何回も、励ましや学びをもらっています。

その中で、不満や苦しみをそのままではなく、自分がもらった励ましや学びをことばにすることができるようになったのだと思います。

苦しみ、なやみ、がんばっている方の
力になるきっかけに偶々なれば、幸いです。

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