病棟って何がいいの?メリットってあるの??

たくさんの記事の中から足を運んでいただきありがとうございます。ももパンダ🐼です。

今日はタイトルに記したことについて書いてみようと思います。

何故このことを書こうかと思ったかというと、Twitterでそのようにツイートしている方がおり、励ましてあげたいと思いつつも、自分の中で「病棟で働くメリットってなんだろう…」とコレだという答えが無かったからです。

なんとなくパッと思いついたのは2つ
①様々な科目の知識を身に付け、転職しても役立てることができる
②採血やルートキープなど技術を身に付けることができる

しかし、「これって絶対病棟じゃないといけないこと無いんじゃない??」というのが私が引っかかったところ…


ここからは私の経験から考えることを述べていきます。

看護学校を卒業し、新卒で入職先は病棟ほぼ一択といっても過言ではないでしょう。
私も実習の中で一番興味の湧いた精神科に行こうと思うと当時の大学の教授に話すと、「まずは一般科に行った方が良い」と言われ総合病院に就職しました。

この「まずは一般科に行った方がいい」これが新卒看護師の入職先が病棟ほぼ一択になる理由です。 当時の教授も精神科に行くことが悪いとは言いませんでした。実際に精神科単科の病院に就職している先輩もいました。ただ色んな症例を見て、全般的な知識を身につけた方が将来的に役に立つということ。

実際に私も病棟に入り、3年間働きました。
整形外科病棟でしたが、高齢になれば循環器疾患を持っている方も多かったり、他科の入院を取ることも多く、その都度勉強していました。
病院を辞め、精神科の訪問看護師になった際に確かにその知識は役に立ちました。精神科の訪問看護だからといって精神面だけ見れば良いというわけではありませんし、身体面も含め不安を取り除いてあげることもとても大事な役割です。
こういった面から新卒で病棟に入ることのメリットは、全般的な知識を身につけ、転職してもアセスメントなどに役立てることができるということは言えるでしょう。

また技術面については、病院によってもスタート時期が違うことが多いようですし、3年働いたからといってできることには大きな差があります。
実際に友人の就職した大学病院では「ルートキープは○年目から」と決まっているらしく、結局その技術は身に付けることができずに退職しました。


では、改めて。「病棟で働くメリット」とはなんでしょうか?
恐らく強いて言うなら上に記した①や②くらいだと思います。
「夜勤があるから給料が高い」というのなら、今時夜勤をしなくてもそれと同等、若しくはそれ以上稼げる看護の仕事はたくさんあります。

ここにきて思い浮かんだもの

この記事を書きつつフワッと浮かんできたものがありました。
それは私が整形外科病棟という場所にいたからかもしれませんが、「他職種と関わりが多い」ということです。
リハビリの進行度など担当者に聞いたり、退院に向けて相談したりということはありました。
クリニックなどと比べると、これだけは病棟にいるメリットかなと思いました。
あとは整形外科の病棟はリハさんたちが元気なので他の病棟に比べるとちょっと雰囲気が明るい気がしますし、男性も多いし、よく話しかけてくれたり、一緒に飲みに行ったりしてました。


色々脳みそを絞りましたが私の考える病棟のメリットはこれくらいです。
病棟ではなくてもクリニックや訪問看護でも学べることはたくさんあります。
1年で辞めたからといって次に繋がらないことは今時ありません。
ただどうしても「3年以上の経験を有する」と求人に書かれてしまうことは多く、今後もっと看護師が色んな場面で働きやすく、自由に就職できる世の中になってほしいです。

今回は以上です。
いつももっと短く、さっと読めるように書きたいと思うのですが…
最後までご拝読いただきありがとうございました。
また宜しくお願いします🤲

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