男性看護師は需要があると聞いてきたのですが…こちらであってますか?
こんにちは、こんばんは、ももパンダ🐼です。
今回は有益な情報とはいかないでしょうが、女性が圧倒的に多い看護業界で、私が実際に「男性看護師」として感じたことを書いていこうと思います。
はじめに
私が看護師を志したきっかけについてはこちらに詳しく記載しています。
まとめると、理学療法士を志していましたが、受験シーズン直前に虫垂炎+腹膜炎で入院し、そこで関わって下さった若い元気な女性の看護師さん。幼い頃に喘息で入院していた頃に、自分が「男の看護師さんが良い」と自ら言っていたこと。
この2点が大きなきっかけです。
学生時代
高校までは共学でしたが、大学に入り、66人中男子は6人でした。
この時点から圧倒的女性社会を目の当たりにします。
男性看護師さんは絶対に言われたことあると思いますが、「周り女の子ばっかりだからモテるでしょー?!」と死ぬほど言われます。
しかし、実際に4年間もその中で生きていると男子としては見られず、女子の中の一部になります。
近くで女子の面倒な世界を「大変だなぁ」と思いながら見ていました。
さて、すこし脱線しましたが、ぼちぼち就職の話が出だす時期になり、教授らと話していると、「男の看護師はすごく需要があるからね!」と言われたことがあります。
もしかしたら同じことを言われたことがあるというかたもいるかもしれません。
当時の私は「うんうん、自分も子供のころにそう言ってたんだもんな😊」と納得し、自分が働いて助かる人もいるんだろうと期待していました。
そうして実際に看護師として働き始めます。
看護師になってみたものの
いざ看護師になり、病棟勤務をはじめます。
すると早速男性看護師の利点ではなく、障壁にぶち当たります。
清拭の際に「え、男の人?」と言われることが山程あります。
男性からもその日の担当ですと挨拶すると、「え?男なの?」と言われることもあります。
そう言われることが悪いわけではありません。
もちろん若い男性を断るのは不思議なことではありません。
そう言われることは納得します。
ただ自分ができないことでそこを他の人にお願いしないといけなくなります。
また性差別は色んな場面でしばしば問題になりますが、内容が内容とはいえ、性別で捌かれることは割と考えるものがあります。(看護の場でのこういった件が差別とは言いません)
そこで思い出したのが、学生時代に言われた「男の看護師はすごく需要があるからね!」という言葉。
働きだして初めてその真意が分かりました。
「すごく需要がある」のは患者側からではなく、看護師側からということです。
男性がいなくても看護は成り立ちます
上に書いたように、看護師側からの男性看護師看護師の需要はそれなりにあると思います。
重いものを運ぶ、暴れている患者をおさえる、女性ばかりの職場で緩衝材になるなど。
男性看護師がいてくれると助かると感じる瞬間はあると思いますが、よくよく考えてみると、いなくても成り立ちますよね。
転職の際にもクリニックには男性の需要はないです。
訪問看護も男ばかりでは成り立たないので、ある程度人数に限りがあります。
精神科訪問看護で働いていた時も、女性限定は多かったですが、男性限定はほぼありません。
それくらい患者側からした男性看護師の需要は低いです。
おわりに
ここまで非常なネガティブなことばかり話しましたが、私が幼い頃に「男の看護師さんが良い」言ったように、数少ないですが、求められて助かる場面はあります。
数多くのものを救うことも素晴らしいことですが、数少ないもとを救うこともまた素敵なことだと私は思います。
ここまで読んでくださった男性看護師さんいらっしゃいましたら、是非今後も頑張っていきましょう!
愚痴のように捉えられるかもしれませんが、看護業界の実際ではなく、あくまで私の感じるものですのでご容赦ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また宜しくお願いします🤲
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