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不登校親子の会、ポジティブだからいいってわけじゃない

不登校親子のお話会を今年からはじめた。

地域の古民家ごはんやさんが
無料で場所を貸してくださり、
ちいさくはじめたお話し会。

毎回3組から5組くらい、
多くても7組くらいで
じっくり話せる。

「当事者同士で話す場所がなかった。同じような方と話せてよかったです。」
「悩んでいるのは自分だけじゃないと思えました。」
「情報もシェアできるのでありがたいです。」

と嬉しいお声もいただき
とってもありがたい。

何より、わたしがこの会に救われている。

子どもも月1古民家カフェで集まるこの時間を楽しみにしていて、それがまた嬉しい。

ただ、こういう形だけでいいのかな…
とも最近思う。

こういう場所に出てくる子どもや親御さんは
ごくごく一部。

お母さん自身がわざわざそういう場所に出て行って、話をしたいと思えるような状態じゃないというのも充分あると思う。

お子さんがどこにも出られずに、
自分も家を空けられないという方もいるかもしれないし。

要するに、とても苦しい思いをして
それがずっと続いていて
もうどうしたらいいのか分からない
と思っている方もいるかもしれないと思うと、

そういう方が望んでいることってなんだろう…
って考えて、答えが分からずに頭の中がぐるぐるとする。

何か出来たら…みたいなのって、
一歩間違えれば、余計なお世話だったりもする。
それって、人を傷つけかねない。

わたしも、無頓着な部分があるかもしれなくて
お話し会ではたいてい明るく話をしているんだけど、ポジティブのナチュラルな押し付けだけはしないようにしようと思う。

気分が沈んでいるときに
「わたしはこうやって前向きに考えてます!」
って言われても
「そんなん、考えられないわ。」
「余計つらいわ」
っていうのあるかもしれないですよね。

でも、心配や不安、
いろいろあっても、
何ごとも明るくみられるのも
わたしの良いところのひとつ。(自分でいう…笑)

だから、それを封印するでもなく
いい感じにシェアできたらなと思う。

不登校親子の会
全国にたくさんあるので、
他でやってる方々がどんなふうに活動されているのかもリサーチしよう。

そして、安心な場所ってどんなだろう??

と、もっと考えていけたらと思う。

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