読書日記:52ヘルツのクジラたち 聴こえない心の悲鳴
書店でよく見かけていた「52ヘルツのクジラたち」。
本屋大賞も受賞したんだっけ?曖昧な記憶がきっかけで本を手に取った。
町田そのこの本を読むのは初めてで、どんな文体で話が進んでいくのか楽しみだった。
このところウクレレの練習であまり本を読めていなかったから、とても新鮮な気持ちで読み始めることができた。
主人公の名前は三島貴瑚という女性で、田舎に1人で住んでいた祖母の家が空き家で放置されており、そこへ移住するところから話は始まった。
彼女は移住した田舎で「ムシ」と呼ば