読書日記:MONSTER 名は体をあらわす
浦沢直樹の「MONSTER」の最終回。
病室のベッドで寝ていたヨハンがいなくなり、空のベッドだけが描かれて終わります。
これをどう捉えるか人それぞれ違ったでしょう。
私の解釈はシンプルです。
怪物とされていたヨハンがいなくなる。
つまり「怪物(モンスター)はいない」ということを、寝ていたベッドを空にすることで表し、ヨハンは怪物ではないのだと伝えている最後だと私は思いました。
本当の名前を知ったヨハンは、もうなまえのないかいぶつなんかではないですよね。
この最終回は印象的でしたし、絵本も可愛くて好きな漫画です。
また時間がある時に読み返したいです。
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