Momoko

19歳からずっと動作の研究をしており、身体の使い方を指導しています。活動場所は東京、オ…

Momoko

19歳からずっと動作の研究をしており、身体の使い方を指導しています。活動場所は東京、オンライン、たまに地元の京都。師は夏嶋隆。師から学んだ身体の壊れ方・治し方・施術法と、クラシックバレエやピラティスを使って独自のレッスンを行なっています。

マガジン

  • 原初舞踏の記録

    最上和子先生の稽古場での学びの記録を残していきます。 ※私が勝手に得た学びや考えであるので最上先生の考えというわけではありません。

最近の記事

7/14 定期稽古の記録

今回の稽古は"抜き打ち稽古"だった。 「今日はソロで踊ります」と最上先生がサラッとおっしゃった。 ほとんどの方が「え!?」と内心思ったと思う。 「といっても一人ずつやっていたら時間が足りないので4人ずつで踊ってもらいます」と続けておっしゃった。 これが「今日は最初からフリーダンスをします」という言い方だったら受け取り方が全く違ったと思う。 その後、最上先生が大切なお話をされたのだけど、「あ〜この話録音したい・・・」という邪念が頭をよぎってしまったのと、不意打ちで心が乱

    • 6/23 定期稽古の記録

      今回は引越し直後の上に関西出張があったので書く時間がとれなかったが、今振り返って思うことを記録しておく。 今回は「蛇になる稽古」だった。 もちろん単純に蛇の真似をするのではない。最上先生の言葉を借りると「内部から蛇になるようにする」。こう書くとどうしたらそれが実際にできるのか全くわからない。(これの何が面白いのかすらも伝えられない)。でも最上先生の稽古場ではそれが初心者でもある程度成果というか手応えを感じることができる。 蛇は手足がない。進化の過程で不要になったのかもしれ

      • 6/9 定期稽古の記録

        今回の稽古も凄まじかった。 最初「今日は地味にやります」とお話しされていたが、とんでもなかった。 まだ通い始めて間もないとはいえ、今までで一番凄いものを体験したと思う。 (記録しておきたいことが膨大なので簡潔に書いていく) ●オーム斉唱 今回はここ最近の人数より3名ほど少ない稽古だったが、にも関わらずたくさんの声が後ろの上の方から降ってくるような感覚があり、とても大きい音が鳴り響いている感覚だった。(他の方は下から声がするような感覚を感じていた方が多かった)心地よい倍音が生

        • 5/12 定期稽古の記録

          昨日の稽古は(も)壮絶だった。 こういうのは普通人生に数回程度しか起きないのではというような体験が最上さんの稽古ではかなりの確率で起きてしまう。 最近少しわかってきたこととしては、 まず「言語と身体の間にある断絶」を繋げる?(一致させる?)ということがどれほど大変なことなのかということが感覚として少しわかってきた。(「へぇ〜そうなんだ」の境地から「ん?待てよ、これって無理じゃない?」へ) 最上さんの稽古の内容は全て、最上さんがあらゆる経験を経て作り上げているものだ。私はそ

        7/14 定期稽古の記録

        マガジン

        • 原初舞踏の記録
          5本

        記事

          4/28定期稽古の記録

          ●床稽古 まず「球体が膨らむ、縮む」の予備動作のときの、縮む動きをしているときにラズベリーの実が想起された。 背景: わけあって4月上旬にラズベリーの苗木を買っていた。 それ以降は毎日毎日、どんどん葉っぱが増え、大きくなっていく姿を見ていた。稽古の3日ほど前、気づいたら葉っぱの根元に実がなり始めていることに気づいて私はギョッとした。 「生きている」という生々しさを突然突きつけられたような感覚。 私には罪悪感があったのだ。 実のなる苗木は本来なら、地植えの方が良いに決まっ

          4/28定期稽古の記録