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1年間「描く」と付き合ってみて

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振り返りをするにあたりツイートを遡ると2019年のはじめにこんな目標をもっていました。
このツイートを見て思うのは今年「描くことで、行動や次の展開に繋がることはいろんな場面で多かった」ということです。(これを自分という範囲から少しずつ外に広げていくことが今後の目標で、どんな広がり方をしているかを追いたいなという願望があります。)


すごく個人的な話になりますが、私は頭の中の「もやつき」を「言葉」として口に出すときに抵抗感があります。自分の思いを正しく伝えられているのか、ちゃんと伝わっているのかを気にしてしまいます。目に見えないものに対して不安がっている節があることに気づきました。
グラフィックレコーディングに出会い「描く」ことで自分の思いを納得して伝えられるようになりました。伝えられるようになると、自分自身の意識も変わり、届いた相手との繋がりが生まれ、動きが生まれます。


(ただ「描く」ことに対する割り切りや意識が強くて、「話す」ことをおろそかにしてしまうこともありました。瞬発的なコミュニケーションが必要なもう一つの自分の職業「教育魅力化コーディネーター」にその弱点が浮き出たのですが、それは「書く」ことで補っていきました。という話は別の記事で書きます。)

今回は、今年私が「描く」とどう付き合っていたかを記録しておこうかと思います。

2018の8月 図解と出会う

9月 自分の考えや得た情報を図解化したい時期

▼自分のやりたいことを頭の中で整理してた時に作った図解

プレゼンテーション 2.001

2018の10月 グラフィックレコーディングと出会う

11月〜2019年2月(4ヶ月) とにかく描きたい時期
グラフィックレコーディング面白い!もっとやりたい!という時期

当時教員だった私は学期の振り返りの授業や、合唱曲の歌詞のイメージの合意形成をするとき(紅い月ってどんな紅?どんな大きさ?など…)、生徒の進路相談、生徒同士の揉め事の聞き取り(事実、感情、本当はどうしたかったかなどの可視化)、研究授業の協議会で描かせていただいたりと、「こんなところにも使えるのかー!」と日々発見して感動していたことを覚えています。切迫感のある現場で起こっていることなので、本当に活用できたなあと今でも思います。

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2019年の私の行動軸は2つありました。

①できることを広げる軸 と ②教育軸

①でいうと色んな挑戦の場をもらいました。

例えばトークセッションや哲学カフェ、生放送やまちづくりのミーティング

②の教育軸でいうと
2019年4〜5月 教育の実践

教育魅力化コーディネーターとして担当させてもらっている中学校や近くの中学校の校長先生からお声がけいただいて担任の先生のファシリテーションとのコラボだったり、県立広島大学院での授業で講師をさせていただいたりと。

しかし色んな場で描かせてもらえばもらうほど
グラフィックレコーディングを教えて欲しいと言っていただきグラレコ教室的なものをすればするほど、未熟さ(感覚的にやりすぎている感)を感じていました。

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☝️先日関さんの可視カフェで描いていただいたグラレコ。右上の「考えて描くように見直したい時期」がここです。

2019年7月 株式会社グラグリッドさんのパートナーとしてPxTXでグラレコ

イベントのリフレクションで色々な気づきを得させてもらうことができて感謝ばかりでした。

▼新たな気づき・自分の世界が広がった時に学んだこと

・1次情報の要点をまとめるだけでなく、場の目的に合わせてヒント情報を取捨選択するという考え方
・受け取った情報をそのまま変換して描くだけでなく、全体として話し手が伝えたいことのメタファーを描くことで伝わるもの。具象を描くのではなく、意味を描くことで伝わるもの。(今回のような目的の場という前提で。場による。)
・俯瞰の目と具体の目 どちらも持って聞くこと
・意図を持った描きわけがあること。行為や状態を描くときとエモく感情・メッセージを伝えたいときの描きわけ。(シルエット人間・表情の描きわけ)
・自分の視点を持つこと・意味づけすることを恐れなくてもいいこと(危険性も理解しつつ)
・わかりやすく伝えるで終わらない。ストーリーライン、トピック、メタファー、俯瞰の目など意識しつつ「つまりどういうことなのか」を描くこと

(違う視点ですがその後、事実をそのまま残すことで得られる気づきもあると気づく。グラフィッカーができるだけ取捨選択しない良さもある。情報は人によって意味づけが違うのが面白いので。)

そこからまた、少しずつ意図を持った描き方を意識するようになりました。

清水さんをはじめ色んなグラフィッカーさんのグラフィックレコーディングを見て、色合いや描き方を観察して意図を見つけたりもしていました。

そしてこの東京に来たタイミングでまりんさんと再会!
教育に関心のあるまりんさんと話して、ここで生まれたのが旅するキャンパスでした。

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旅するキャンパス…学生さん向けにグラレコや可視化の手法を通じて描いて伝え合う可視化のコミュニケーションがあることを体感してもらう&学生がキャリアを考えるきっかけをつくるプロジェクト。現在沖縄→大阪→12月に福岡で開催予定!

話は変わりますがこの頃からビジュアルメモを積極的にとるようになっていました。

自分の頭のまとまらないもやもやや、本を読んだり、歩いてて頭によぎったことを、まとまらないまま描くようにしていました。完成されたものしか発信してこなかった自分の中では革命で…手を動かすことで没頭して考えられたり、アイデアが進化していくかんじがありました。

と思ったいた時にちょうどナミ姉さんがnoteを書いてて大変共感したのを覚えています。

そして4月から教育魅力化コーディネーターとして活動して来て、振り返り、発想、対話(コミュニケーション)、デザイン思考など非認知的な力を育む時にもグラフィックレコーディング(だけでなく広く可視化)の力は一つのツールになるんじゃないかと感じるようになって来ました。

(自分自身が実感できていることを活用したい!さらに広がりがありそう!という探究心がむくむく湧いて来ました。⬆︎これやりたいなー。手を動かしながら考える、形になったものを通してコミュニケーションが発生する流れ。)

難しく言ってしまいましたが、そもそも子どもの表現方法もっと多様でいいじゃん!と思っている…。


9月以降は津和野の中でのお仕事が増えた感じがします。

☝︎隣のまちの益田でも!

津和野の先輩方と大人の学び場をつくったり

11月は地元広島でグラフィックレコーディングの講座をすることも。

私がグラレコを始めた初期に学ばせてもらった北海道の教員の藤原先生と福山でファシグラを実践されている教頭先生のコラボでも学びがたくさんありました。

教育現場でフル活用されているエッセンスを惜しみなく学ぶことができました。グラレコを活用した教員のリフレクションの場とか面白いなーやってみたいなーうずうず。

11月には麹町中学校の授業でグラフィックレコーディングをさせてもらいました。教育現場での実践を見てもらい声をかけてもらえた機会でこれは本当に嬉しかったし、その場も本当に面白かった。中学生の吸収力と柔軟性に驚いた…!

そして12月から津和野でスタートしたのが「大人と子どもの部活動」

部員総勢14名(高校生5、大人9)でわいわい描いています!

教育軸以外ではコンサルティングや会議の場で描かせてもらうことが多くなりました。

グラフィックレコーディングを取り入れることの価値は何か?💭💭
・グラフィックがあることによる発想や解釈の広がり
・話すことへの安心感
・共に創る過程の共有
・メッセージの伝わりやすさ

本当の課題は?その根本の思想は何か?それを共に見える化しながら小さな確実な一歩を掴むためのグラフィックを設計したい。

帰って来てから、グラフィックレコーディングは本質的にどんな働きがあるのかを書き出してみました。

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①共有性ー「見ようかな」「見たい」というモチベーションが生まれる
      面で読み取れるため情報の伝わるスピードが早い
      総じて共有する時のハードルが低い

②雰囲気ー議論する時のクッションとなったり、絵が持つ個性(?)に
     よって柔らかい雰囲気をつくることができる

③客観性(メタ)ーメタで見ることで新たな気づきが生まれやすい
         繋がりが見えやすい、感情、状況、関係性など
         図解されることで想像が広がる。

④記録性(ワーキングメモリ)ー人間の弱点「記憶」を補う役割となる。
           絵や図と関連させることで記憶をより保持させる。

もしかしたら何ヶ月か後に見ると、「違う!」とか「これも!」とかあるかもしれないです。(あってほしい)


ということで、こんな長文になってしまいましたが(そして全然書ききれてないところがありますが…)2019年の振り返りでした!




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