花冷えとか梅雨寒とか。


本日の始まりは、ツユザムという語の指すところを体感できるような朝でした。

タオルケット一枚で寝ていて、風邪をひかないギリギリという感じでした。


目覚めたら雨音がしていてなおかつ外が明るい朝、とは、日本人にとってのコトホギの朝の記憶なのかも知れないと、覚醒の狭間で思いました。


夢のなかの夢のなかの夢のなかでも、こうした朝に目が覚めてきたような気がします。


誰の詩でもないようなのですが、

良く晴れた朝だった。1000年前の朝だった。

という詩をどこかで知って、よく思い出しては口にします。


今朝は明るい雨の朝でしたが、

詠み人知らずのその詩が、

2020年の今朝の東京の朝を詠んだウタなのかも知れないと思いました。


あるいは私がずっと前から知っている出典不明の詩だと思い込んでいただけで、さっき思いついた詩なのかも知れません。


なんだか『胡蝶の夢』のような、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のようなお話になってしまって、あれこれむずかしいことです。


思いがけずちょっと怖い話ような話になってしまいましたが、要は

「いやぁ、6月も下旬なのに朝方は冷えますねぇ」という

世間話をさせて頂いただけなのでした。


いつもすいません。




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