メガネ待ち。


中近両用メガネでは、だいぶモニタが見づらくなって来ていて、今日、発作的にメガネを作りに来た。

今はメガネ屋さんのベンチでこれを打っている。

若い頃は、気に入ったメガネを作ろうと思ったら8万円くらいした。

こだわりが強すぎたせいかもしれないが、白山眼鏡店や、ヤクルト古田ご用達のイワキのスポーツ用メガネなんかも、まず10万円はしたものだった。


いまどきは、対モニタ用の単焦点メガネとは言え、8千円で作れるのだ。

こだわりがなくなったからかも知れないが、それにしてもありがたい。

昔に愛用した高額メガネと比べても、掛け心地やフィット感など、今の方が良いくらいだと思う。レンズのコスパも今の方がもちろん格段に上だ 。


以前のnoteに、「ロイヤルストレートフラッシュと題して、電車のお向かいの席全員がメガネさんだった様子を書いたが、ともかく日本人のメガネ率は高いと思う。今日も狭い店舗が混み合っていた。


人間のフォーマットは4万年前のものらしいが、だからテレビやモニタ画面のような発光体を一日中凝視するようにはそもそも全くできていないのだ。

グーテンベルクが印刷機を発明して多くの人間が読書をするようになってから、睡眠時間をそれ以前より何時間も必要とするようになったらしい。

読書でさえ人間の創成期には想定外なのだから、そりゃあ、今どきの生活ぶりが、その目に良いわけがないということだ。


会議までモニタ越しになった昨今だが、これから人類の目は、4万年を経て進化、あるいは強化されていくのだろうか。


メガネ屋さんの隣に、眼球マッサージ屋さんとか出したら、はやりそうだなとか考えていたら、もうメガネができていました。

これでは進化のいとまも無し。




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