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4年前の振り返り

皆さん。私は35歳、3歳と8歳の子育てをする、働く母親です。私のような働く母親が、今とても増えています。女性たちが沢山働き、沢山子供を産み育てることが社会に求められています。

しかし、私たち女性は、決して働きやすい環境ではありません。子育てしやすい社会とも言えません。その課題は、個人ではなく政治の力でなければ解決できないと思いました。

しかし、今、私たちの暮らしを考えて、話し合って下さる豊橋市議会議員36人の中に女性は5人だけ。30代、40代の女性が一人もいません。私たち子育て中の世代の問題解決を、本気で取り組んで下さる方はいるでしょうか?

どうしても、人ごとになってしまうと思います。

私は、私自身の感じるこの気持ち、この生きづらさは、同世代の母親たち、働く親たちが感じているものと同じ、しかし、今まさに子育て中でなければ共有できない思いだと感じています。

この思いを、直接市政にぶつける事こそが、私たち若い世代、働く母親の課題解決の近道だと考えました。

これから、私たちの社会は超高齢社会に突入します。

今、30代の私ですら、自分の事、子供の事で手一杯なのに、ここに更に高齢社会を支えなければならなくなる私の子どもたち。

20年、30年後の世代まで、今の社会を引き継がせてはならなりません。私の子供たちは、自分の子を持つことができないかもしれません。

私自身の未来のために、私の子どもの未来のために、私はまず自分自身の問題として、社会の課題に取り組みたい。

皆さん、政治は、なんだと思いますか?

私は、市政は、暮らしを作る事だと思います。

暮らしを良くすることが、政治です。

暮らしを良くするためには、市民一人ひとりが課題を持ち寄り、その一つ一つを解決することが必要です。

市民一人ひとりが、暮らしをよくする力を持ち、市民の声こそが、政治を作ります。

私は、皆さんと政治がしたい。

まずは、若者世代、子育て世代の生活の基盤を立て直す。

それこそが、これから先の未来を支える子どもたち、その子どもたちが支える超高齢社会のための布石です。

どうか、皆さん。私古池ももと、政治をして下さい!

宜しくお願い致します!

https://www.facebook.com/memomeme1229/posts/pfbid035GbEVaFH9TSyfamDnwax2e9eiNbMPwWwB5LxJUHa49CtzswMyGMMKBDXBCsCTn8Gl

4年前のFACEBOOK投稿から見つけました。
今と言っていることが同じで、成長していない…のですが、少なくとも、今は、子育て中に限らず、子どもが産めない人、子どもを産まない人、男女それぞれの課題について取り組もうとしています。

「取り組もうとしている…」としたのは、できる限りフィルターなく課題を探そうと思うものの、私は子どもを育てている女なので、見えないし感じることができない課題があると思うのです。きっと、当事者との差は縮めることができません。でも、できる限り想像力を働かせてアンテナ高くいたいですし、当事者に話を聞きに行くなどし、日々勉強させていただいてます。

この文章はほぼ、当時演説で話していたままだと思います。当時は、私がやりたいことを年配の方に「わがまま」「そんなのは政治じゃない」と言われていました。
働きながら子育てする世帯のための家事支援を政策テーマに入れたいと言ったら「そんなことを書けばどういう女だと思われるからやめたほうがいい」とも言われました。
(2023年春、本市でも家事支援サービスが始まります☺)
だから、私がやりたいことは政治なんだと、伝えたかったんだと思います。

metoo運動のおかげで、女性たちがジェンダー観による生きづらさを「これは当り前じゃない、私はもっと違うようにしたいんだ、それを言っていいんだ」と気づきました。(それまで、そんなことを口にしたら自分自身を否定するのではないかと感じていた)そして、社会のジェンダー観に影響をうけた課題が、どんどん政治の場に出てきました。

今はジェンダーという言葉が議会でも頻繁に使われるようになりましたが、2019年の6月議会で、私が「ジェンダー観」について聞きたいと聞いた時、「過去のバックラッシュを考えると、今はまだジェンダーという単語は使わない方がいい、誤解を生む」と担当者に言われたりしていたんですよ。

私は豊橋市政でこれまで全く扱われてこなかったテーマを切り込んでこれたとは思っていますが、社会の変化による影響の方が大きかっただろうなとは思っています。

ただ、私が増え6/36人が女性になった今も、年配の男性担当者が腕を組んで話し合って、若い女性のための取り組みです!と提示してきたもの…を、やはり年配の男性議員たちが話し合う、という実態は継続しているため、女の議員は絶対必要ですし、「何を言っているんだ」と思われようが、ヤジをとばされようが、多くの職員や議員には見えない課題を一生懸命見ようとして、おかしいものはおかしいと言っていきたい。

同世代と話していても、置かれている立場で感じ方や物の見え方が違う、だからこそ、次の時代の議員はより多様な価値観を持つ方が増えることを期待しています。




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