4年前の振り返り
4年前のFACEBOOK投稿から見つけました。
今と言っていることが同じで、成長していない…のですが、少なくとも、今は、子育て中に限らず、子どもが産めない人、子どもを産まない人、男女それぞれの課題について取り組もうとしています。
「取り組もうとしている…」としたのは、できる限りフィルターなく課題を探そうと思うものの、私は子どもを育てている女なので、見えないし感じることができない課題があると思うのです。きっと、当事者との差は縮めることができません。でも、できる限り想像力を働かせてアンテナ高くいたいですし、当事者に話を聞きに行くなどし、日々勉強させていただいてます。
この文章はほぼ、当時演説で話していたままだと思います。当時は、私がやりたいことを年配の方に「わがまま」「そんなのは政治じゃない」と言われていました。
働きながら子育てする世帯のための家事支援を政策テーマに入れたいと言ったら「そんなことを書けばどういう女だと思われるからやめたほうがいい」とも言われました。
(2023年春、本市でも家事支援サービスが始まります☺)
だから、私がやりたいことは政治なんだと、伝えたかったんだと思います。
metoo運動のおかげで、女性たちがジェンダー観による生きづらさを「これは当り前じゃない、私はもっと違うようにしたいんだ、それを言っていいんだ」と気づきました。(それまで、そんなことを口にしたら自分自身を否定するのではないかと感じていた)そして、社会のジェンダー観に影響をうけた課題が、どんどん政治の場に出てきました。
今はジェンダーという言葉が議会でも頻繁に使われるようになりましたが、2019年の6月議会で、私が「ジェンダー観」について聞きたいと聞いた時、「過去のバックラッシュを考えると、今はまだジェンダーという単語は使わない方がいい、誤解を生む」と担当者に言われたりしていたんですよ。
私は豊橋市政でこれまで全く扱われてこなかったテーマを切り込んでこれたとは思っていますが、社会の変化による影響の方が大きかっただろうなとは思っています。
ただ、私が増え6/36人が女性になった今も、年配の男性担当者が腕を組んで話し合って、若い女性のための取り組みです!と提示してきたもの…を、やはり年配の男性議員たちが話し合う、という実態は継続しているため、女の議員は絶対必要ですし、「何を言っているんだ」と思われようが、ヤジをとばされようが、多くの職員や議員には見えない課題を一生懸命見ようとして、おかしいものはおかしいと言っていきたい。
同世代と話していても、置かれている立場で感じ方や物の見え方が違う、だからこそ、次の時代の議員はより多様な価値観を持つ方が増えることを期待しています。
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