犬の歯磨き in USA
おはようございます。アメリカでは今土曜の朝です。
今日はチワワくんの歯磨きについて書こうと思います。
生後6ヶ月くらいまでは歯磨き粉に入っている原材料が赤ちゃんだったにはよくないかも、と考えたため控えていました。
それで大体半年経ったくらいから、気が向いたら歯ブラシを使って歯磨きを始めたのですが、歯ブラシのヘッドが大きすぎて奥歯を磨くのが困難なうえ、歯磨きを穴が空くほど齧るようになったので、一旦辞めてたんですよね。指につける歯ブラシも、小型犬用には作られてないので口に入らずやめました。
それで、歯磨きになんとなく苦手意識を持ってしまって、歯にいいとされるおやつをあげる程度のケアで済ませていたら、8ヶ月目の検診で奥歯が黄色くなっていることを指摘され、歯茎をめくって口の中を点検したら、たしかに、歯が所々茶色くなっている! ショックでした。このままいくと全身麻酔でクリーニングすることになると危惧し、一日一回ガーゼを指に巻いて奥歯まで磨くことを決意して始めたのが16ヶ月前。実際は写真のような感じです。ジャーン、歯磨きの時間です!と指を見せた瞬間を写真でキャッチしました。固まってる感が出てる写真ですよね。
チキン味の歯磨き粉が美味しいらしく、でも口の中に指を入れられるのはどうも苦手、歯磨きの時間は微妙な時間になってます。下の写真のような感じでちょっと不安気ながらも犬自ら寄ってきます。今日の歯磨き粉は何味?と考えてるのかも。チワワくんはこの写真の直後、私の意味不明な鼻歌とともに人差し指で口の中をまんべんなく歯茎まで拭かれました。毎日こんな感じです。
犬用歯ブラシを使用していた頃はブラシを口の中で動かすのが結構大変でしたが(何しに犬が噛んでしまうので)指にガーゼだと圧も調整しやすいし、犬の奥歯や歯の裏側、歯茎もクリーンでき流ので、超小型犬の飼い主さんにオススメです。
歯磨き粉はマッチ針の先2、3個程度なのでなかなか減りませんが、かなりの数を用意して原材料によってローテーションで使用してます。
下の写真の左上のEnzadentを一番よく使います。理由は製造元がカナダのケベック州(10年カナダに住んでいました)の工場で、地元民の愛すべき実直な人柄をよく知っているので、変なものは入れてないだろうという安心感が一番かもしれません。他にも、10年以上愛用している猫の耳掃除用クリーナーが同じ会社で作られていることもあって、これを1週間のうち3〜4日は使っています。
左下の歯磨き粉はアメリカ製品で、透明のジェルです。薬品っぽい匂いがするので、砂糖を含むおやつを食べた後とか、強い効果を発揮して欲しい日に使っています。でも多分変な味がするので、チキン味とビーフ味で築いた信頼を損なわないよう、あんまり使わないようにしてます。
ボトルは飲み水に混ぜるみたいなんですけど、腸内細菌のバランスが崩れやしないか心配で最近あんまり使っていません。これはどちらかというと猫様に飼ったんですよね。同じ水を飲んでるので、色々心配になって、使用を控えて様子見てます。
次の写真。下の3本が2番目によく使う歯磨き粉です。味が5種類もあってうち3種類を空けて違いを楽しんでいます。バニラミント味が人間にとっては一番いい香りですが、犬はそんなに好きでもないみたいですね(当たり前か)。ウチの犬は口臭がほとんどないのですが、ごくごくたまーに微かに臭い?と感じることがあり、そういう日はバニラミントを使ったりもしますが、基本チキンかビーフでクリーンしてます。
開けてない2本はシーフードそしてモルト味。一体どんな味なんだろうか。気になるところです。
最後は使用頻度の最も少ない製品です。ボトルは昨日届いたものです。オンラインレビューが高評価だったので購入しました。材料にアルコールとニームオイルが入っているので、これも特別な日用に取っておきます。右下の赤いチューブも高評価で購入しました。これも強力な効果っぽいので、頻繁に使うのは避けてます。オレンジのキャップは歯ブラシとセットで付いてきたもので、1、2回しか使ってません。原材料に人間のシャンプーと同じ洗剤が入っているので、今後も使わないかも。家の掃除に使おうかな。
以上です。アメリカは歯の健康に人一倍気を使う国でもあるので、犬用歯磨きのマーケットも充実してます。クリーニングも兼ねたスナックや骨も含めたらマーケットサイズは数十億円単位だと思います。下の写真は犬用ミントガム。いい匂いがします。犬は食べ物よりはおもちゃだと思っている様子。
毎日少しの時間(1〜2分程度)犬の歯をガーゼで拭くことで、犬が虫歯にならずに済むなら継続してみようと思います。短期間で見える効果ではないですが、毎日少しづつ拭いておけば、そう大事に至らないのではないかな。継続は力なり。2歳になりますが、ほぼ真っ白な綺麗な歯をしてます。奥歯に歯石が少し溜まっているので、それは骨のおやつをあげて様子を見ます。
日本の犬の歯磨き事情もこんな感じなんでしょうか。
読んでくださってありがとうございました。
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