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迷った時は、お金を時間に置き換えろ!-未来の自分-俺流の考え方-

 今欲しいものがある、旅行へ行きたい、美味しいものを食べたいとか、なんでもいいんですが、ごく一般的な物欲は誰でもあると思います。その中でも、必要なんだけど高いなとか、どうしようかなって悩んだ時は、時間や経験を天秤にかけるやり方を僕はずっとしてきました。お金がなければ貯めるしかないのですが、すぐ溜まればいいけど、何年もかかるようであれば、その貯めてる間の時間ってどうでしょう。そんな事をいつも考えています。

僕の人生の中での些細な分岐点。小さなものから大きなものまでいろいろあったのですが、その中のいくつかをお話してみたいと思います。

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最初に車を買ったときの話。車って人生の中で、家の次に高い買い物なんて言われますよね。世の中で色々な車があって、軽自動車から高級車まで。そんな中から自分の欲しい車を探して乗る。でも、安い買い物ではないので、なかなか買うタイミングって難しいと考えてしまいます。普通はなかなか買えない高級車。自分の手持ちでは、どう考えても買えないなとなった場合、どうしますか?通常は三択ですね。ローンを組んで購入する、貯金をして溜まったら購入する、あきらめるです。僕の場合は二択です。ローンを組むか、あきらめるか。その中に貯めてから買うとう選択肢はありません。なぜかおわかりでしょうか?それは、貯めるという時間が無駄だからです。仮に5年溜めれば買える金額だとしましょう。5年後にやっと貯めて、購入すれば、それはそれで、愛着もあり大事にするでしょう。でも、僕は違います。5年間車に乗れなかった時間がもったいないです。貯金をしてる5年後の自分は、車を乗ってきた自分に追いつけません。5年後やっとスタートラインに立つのです。今買って乗れば、5年間の思い出と、いろいろな経験が手に入ります。車がきっかけで、いろいろな繋がりができるかもしれません。つまり物の価値は、未来の自分を思い描けば、今買うべきなのか見えてきます。僕は車を10台以上乗り継いていますが、常に決断は早かったです。今乗ってる車も結構な金額しましたが、見に行ったその日に購入してきました。もちろん低所得者なので、簡単には買えませんよ笑

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物でないものでも、時間を天秤にかける考え方は同じです。僕は、結構転職をしています。仕事をしていると中々時間が取れないから、旅行も頻繁にとは行けませんよね。僕が38歳の時、転職をしました。仕事を一旦辞めたので、時間を好きなようにできるタイミングが訪れたのです。そこで前々から思っていた、日本一周の旅に出る事を決断しました。そう決めた時、周りの友達にからは、呆れた声しか聞こえてきませんでした。まあ、その価値観は本人にしか分かりませんからね。結果2ヶ月近くかけて日本を一周しました。お金もご想像通り結構かかりましたよ。退職金も全部使いました。それでも今、行かなければと決断したのは、時間と天秤にかけたからです。老後にのんびりいく旅も良かったかもしれません。それはそれで、また違った景色と感覚で旅ができる事でしょう。でも僕は今でした。天秤にかけた時間、それは、経験です。何十年後かに知る経験ではなく、今時間をかけてでも、行った事ない所、見た事ないもの、食べた事ないものいろいろあったのですが、それをこの先の経験に生かしたいから、旅に出たのです。旅に出てから数年経つ現在ですが、後悔は何一つありません。同じ日本なのに知らない土地があって、知らない文化がある。すごく魅力的じゃないですか?僕の経験値は、知らない人のはるか上を行ったと思っています笑。

違う見方をすれば、何かを始めるなら今!

常に未来の自分を想像して、何が今必要か決断してきたのです。

一番最近の決断は、パソコンとカメラですね。これは単純に先行投資に近いと思いますが、動画の編集を職としていく為、30万の macbook proとカメラやレンズやその他諸々買いました。高いですけど、無いと前進しませんから。その時、妥協して値段で決めてはいけません。安いものと、高いものを使ったときの経験値がまるで違うからです。パソコンが良ければ、サクサク動くからこそ出来る事もあるし、いいカメラを使うからこそ学べる事も多いからです。

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「今日が一番若い」

と言う言葉があります。まさにその通りで、1秒でも、早く経験したり、知識を得る事ができれば、何もしなかった1秒後の自分より高い経験値を持っている事になります。その先の積み重ねで、何もしなかった自分とは全然違う考え方で、違う道に進む事ができるかもしれません。

とはいえ、お金を無制限に持っているわけではありませんので、決断しまくっていたら、破産してしまいます。身の丈をわきまえ、しなかった自分より上をいく事を想像して、バランスよく歩んでいけばと思います。

長くなりましたが、本を一冊買う時でもこんな考え方で生きています。読んでくださり、ありがとうございました。

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