見出し画像

「強み・得意に注目!」で気になっていること【思春期になるまでに】

私は、思春期ママの「楽に・楽しく、幸せに」を応援しています。

思春期ママのお話を伺っていると、
思春期までに知っていたら
こんなにも苦しまなくても
よかったんじゃないかなぁ
と思うことがよくあります。

ここでは、そんなことを
お話ししてみます。





SNSやメディア等で、
「強み」という言葉をよく目します。

私も「強み」の素晴らしさを実感し、
上手く活用したい、
上手く活用する人が増えたらいいな
と思っています。

「強み」を活用することで、
「自分らしさ」や「自信」が生まれる

そして何より、
失敗や挫折をバネにできるようになる





でも、気になることも。。。

「強み・得意なこと」に注目しよう
「弱みや苦手なことは気にしない」
・・・

大人だったらいいかもしれません
でも、子どもには注意が必要です。

この日本で生活する為に、
「苦手なことへの『対応策』を持つ」
これは、とても大切です。

ほとんどの子どもは学校に通い、
他の子と一緒に過ごします。

学校では、全ての子どもに合わせて
進んでいきます。
配慮があるにせよ、
学校が大きな凹みに対応することは難しい。

子どもは、
大きな凹みへの対応策を
持っていなければ、
一人で悩んで、
一人で我慢して、
一人で頑張っていきます。

生まれてからその状態だから、
自分が他の人と違っていることにも
気が付かず、
日々悩み
傷ついていることがあります。

「みんなはできるのに、
私だけできない」

「なんで、こんなに苦しいことを
みんな我慢できるんだろう。
苦しすぎる」

「どうやったら、黒板を
写すことができるんだろう
どうやってもできない」

「ぼくのことを、
みんな嫌いなんだ」

などなど・・・


こんなことって、
子どもにとって、
とても苦しいこと。

日々の傷つきが、積み重なって
自尊心が低くなってしまうことも
少なくありません。

そんな苦手なこと、
もしかしたら…

目の悪い私が
メガネを使っているように、

方向音痴の私が
Googleマップを使っているように、

子どもの苦手なこと
不便なことを助けてくる
その子にとっての
メガネやGoogleマップ
を手に入れたら、
楽になるかもしれません。


「弱みや苦手なことは気にしない」

それは、
その子が苦手なこと
困っていることを、
助けてくれるものを
手に入れる機会を奪ってしまうかもしれません。

自然に生活の中で
身につけることが
苦手なことを
丁寧に練習する機会を
奪っているかもしれません。

人には多かれ少なかれ凸凹があります。
それは素晴らしいことです。
だから面白いし、進化していく。

けれどこの日本で過ごすことを難しくする凸凹ならば、
どのように困っているのかをしっかり見て、
どうすれば楽になるのかを
実験のように繰り返して試して、
対応策を手に入れる。
親子で一緒に。
これは、親にしかできないことです。

対応策は、
今までにそんな苦しさを経験した方々が、
努力してたくさん見つけてくれています。
だから、世の中にたくさんあります。
ひとりひとり違うので、
いろいろ試してみる。
「実験して見つける」イメージで。


最後に何よりも大切なこと、
それは、
「子どもが困っている」のであれば
そのことに心を寄せて
一緒に考える。

苦手なことがあって大変だったね
でも、
苦手なことがあっても大丈夫だよ

どうやったら楽になるか
それを一緒に考えようね

そんなメッセージを伝えること

それは、思春期になって
困ったことがあったら
「相談できる親子関係」につながっていきます。

この「相談できる親子関係」を、
思春期になってつくるのは難しい。
できるけど、大変です。

「苦手なこと」や「困っていること」で、
「自分だけでは、家族だけでは」
対応策がわからないこと
それを、他の人に
相談できる力を身につける。

これこそが、
子どもが困難にぶつかった時に
「折れない心」につながると思うのです。




🍑この記事が少しでも「よかった」と思っていただけたら、「スキ」をしてくださると嬉しいです。


🍑思春期ママを応援したい!
ホームページ見てね~~~😆🍑
「みんつよ」で検索しても出てくるようになりました😆


karakoko.com


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

応援、よろしくお願いします🍑