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疲れやすいのは「エネルギー不足」のせい?原因と起こりやすい不調とは

こんにちは。国際薬膳師の大坪モモです。
疲れやすい、かぜをよくひく、汗をよくかく、食欲がない・・・
そんな不調が気になりませんか?

こうした不調は、体内の生命活動の原動力となる「エネルギー」(専門的には「気=き」と呼ぶ)が不足しているために起こることが多いです。

東洋医学で考える「エネルギー」にはさまざまな働きがあるのですが、
主な働きは次の通りです。

「エネルギー」の主な働き
★内臓などを活動させる
★体を発育・生長させる
★血液や潤いを作り、巡らせる
★体を温める
★病原体の体内への侵入を防ぐ

どれも、生命活動の原動力のような働きとなっています。

こうした働きを持つ「エネルギー」の量が足りなくなってくると、
内臓の働きが低下し、心身ともに元気がなくなってきて
体が疲れやすくなります。

また、病原体の体内への侵入を防御する働きも低下するため、
かぜをひきやすくなる傾向もみられます。

そのほか、息切れ、めまい、むくみ、食欲不振なども
現れやすくなります。
こうした状態が「エネルギー不足」なのです。

「エネルギー不足」の場合によく起こる不調
疲れやすくなる
かぜをひきやすくなる
息切れ
めまい
むくみ
食欲不振


「エネルギー不足」の人の特徴

「エネルギー不足」の場合によく見られる特徴をご紹介します。
多く当てはまる人は「エネルギー不足」である可能性が高いといえます。

「エネルギー不足」の人の特徴

顔色
→白っぽい または 黄色っぽい
→たるみやすい、毛穴が開きやすい
大小便→軟便、下痢、頻尿になりやすい
月経の傾向→月経が早く来る、出血量が多い、月経血の色が薄い
性格→無気力、おびえやすい

「エネルギー」には、さきほどご紹介した働き以外にも
筋肉などを持ち上げたり、毛穴を引き締めたりする働きもあるため、
「エネルギー不足」になると筋肉がたるんだり
毛穴が開いたりしやすくなります。

また、「エネルギー不足」の人は消化機能が弱っている場合が多く、
軟便や下痢になりやすい傾向があります。
「エネルギー」には体内の水分が漏れ出ないようにする働きもあるため
「エネルギー不足」になると尿がもれ出やすくなり
頻尿にもなりやすいといえます。

月経についても、体内の水分が漏れ出ないようにする働きが低下するため
月経血が早めにもれ出し、多くもれ出るために出血量が多く
月経血の濃度は薄くなる傾向があります。

こうした症状が気になる人は、
「エネルギー不足」を改善することがおすすめです。

「エネルギー不足」になる原因は?

ではなぜ、「エネルギー不足」の状態になるのでしょうか?
原因は、エネルギーの過剰な消耗か、
エネルギーの補給不足が挙げられます。
具体的には、次のような要因が「エネルギー不足」を引き起こすといわれています。

「エネルギー不足」を引き起こす原因
過労
睡眠不足
無理な食事制限
サウナやホットヨガなどでの汗のかきすぎ
虚弱体質や慢性病
老化


サウナなどで汗をかくことは健康にいいといわれがちですが、
「エネルギー不足」の場合はサウナなどで大量に汗をかくことは
さらに「エネルギー不足」を悪化させることにつながるので
注意が必要です。

「エネルギー不足」の状態が深刻化すると、
慢性疲労や便秘、胃腸疾患、肺疾患などにつながる可能性もあります。
不調や病気を予防するためにも「エネルギー不足」を改善していきましょう。

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