マンション売却 初恋の話〜離婚編【1】〜
離婚届を出した後は、マンションをどうするかが大きな問題だった。
あっちは、マンションを誰かに貸したいと言ってきた。
せっかく良いマンション買ったんだから勿体ないと。
だけど、2人の名義で買ったマンションだし、2人の資産だから、賃貸で得た利益は半分にしないといけないし。
離婚したのにこの先も縁が切れないと思うと嫌なのと、トラブルがあった時に困るなぁと思ったので、私は拒否しました。
まとめて5社程に売却の相談をしたところ、一番返信の早かった1社目の不動産屋さんに、売却の契約をした。
だけど、中々お客さんが見つからず、3ヶ月が経った。
誰も住んでいないマンションの家賃を払い続けるのは本当に辛かった。
金銭的にも精神的にも。
2人で家賃折半といはいえ、これがいつまで続くんだろう?と心配で仕方なかった。
しかも、元夫はめちゃくちゃ強気で、買った値段よりも1000万円も高い金額で不動産屋さんに指示していた。
そりゃこの値段じゃ買う人いないよね…って感じだった。
私は賭け事とか凄く苦手だしとにかく早くこの懸念事項から逃れたくて、何回か値段下げないか相談したけど、一切下げる様子がなかった。
そんな時、以前一斉見積もりお願いした5社の内1社の不動産屋さんが猛烈アプローチしてくれたのを思い出した。
もうこの人に頼むしかないと、藁をもすがる思いで、携帯電話の履歴から電話を掛けた。
まさかこちらから下手に出てお願いすることになるとは…。
そして、1社目とは売却契約を解約。
担当の人怖かった…。凄く機嫌が悪くて、とても嫌な感じで電話を終えた。
2社目の不動産屋さんと契約したらなんと3週間程でこちらの売値で買ってくれるお客さんが見つかった。
本当に嬉しかったし、ホッとした。
あとは、この時ばかりは元夫に感謝した。
値段下げないでよかった〜。
無事にマンションは売却することができた。
本来なら買値よりも下の金額で売ることが自然だし、損するのが当たり前だと思ってたから、まさか利益を得られるとは思っていなかった。
担当者の方がとても優秀で、本当に感謝の気持ちで一杯だった。
マンション売るまでの間、契約完了するまでトータル5ヶ月程かかったけど、その間元夫が色々不可解な行動してきてとても困りました。
続く
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