恋愛しない中性人間が友人の恋愛エッセイを読んでみた話
こんにちは、momoです🍑
先日、師でもある友人(美人ズ)がZINEを引っさげて文学フリマに初出展しました。
momoも会いに行き、応援してきました!
「恋愛姉さんカカ姉妹」として活動する
彼女たちが作ったZINEの名は…
「わたし達の恋愛観」。
ジャンルは"恋愛エッセイ"。
そして私は"恋愛いらない中性人間"。
こんなにも、ミスマッチすぎてミステリー。
それは、未知のジャンル
恥ずかしながら私の読書習慣のピークは小中学生だった。
高校に入ってからは勉強など以外でガッツリ活字を読むことはほぼなく、寧ろうんざりだった。
それに加え、ピーク時に読んでいたのは専らミステリー小説。そう、だから…
エッセイって何だ。いや、分かるけど。分かるけど分からない。
それを読んで何をどう自分が感じるのか未知だった。
それは、恐怖のジャンル
ここまで来たら正直に言おう。
ZINE買うか決めかねていました、前日まで…。
その大きな理由はずばり
エッセイはエッセイでも"女性と男性の恋愛"エッセイであるということ。
以前投稿した記事で書いたことがあるが
私は中性且つ、恋愛を必要としていない類の人間。
そんな私がそのジャンルを読めるのか。
人の恋愛話を日常会話でなく読み物としてそれを読んで私は何か感じられるのか。
感じたとしてそれは共感か、自分はマイノリティであるという孤独感か
はたまた、わたしの恋愛観のゆらぎか。
それは、またとないチャンス
などと、うだうだ考えていたが
タイトル通り結局、購入させてもらった。
というのも
まず、この2人が綴った文章であるということへの信頼感がすごくあった。
高校生の頃から2人を知っているが
当時から華やかで本当の才色兼備。
こちらが腐りそうなくらいに華やかなJKであった。
その2人が書いたのだ。つまらないかな…とかいう心配は0mmである。
そして、友人だから、だけではなく
同世代の働く女性としての、今の2人を尊敬しているから。
だから口だけじゃなくて少しでも何か形あるもので応援したいと思った。
そしたらやっぱり買うでしょう。(ヲタクマインド)
それと少しの好奇心。
この先恋愛エッセイを自ら手に取ることなど
なかったのかもしれないのだから
これは好機である。
それは、面白い作品
読んでみて思ったこと。
「読みやす〜い。
え、めちゃくちゃ読みやすい。
苦手な活字と文章スッと入る〜わかりやす。」
「自分に起こったことと心情を書けるってすごい。
特に恋愛の経験談なんて赤裸々に書けば書くほど自分の嫌なところや弱いところを書くことになると思う。」
「人の心と直結している恋愛は、なんか説明のつかない心の動きや衝動がある。
よくわかんないけど、こうしちゃったみたいな。
そういうことも、気取らない、飾らない、リアルなテンションで書かれているところが好き。」
この日用意した分全部売れちゃったみたいだし、買えてよかった。であります。
それは、やはり未知
して。恋愛エッセイを読んだ
恋愛いらない中性人間はどう感じたか。
"何も変わらなかった。"
代わりに、私は私のままであると確信した。
共感も揺らぎもないが、孤独感もない。
女性として愛されることに特別魅力を感じるわけではない、恋愛は不要なわたしの恋愛観は変わらず澄まし顔でそこに在るだけだった。
これは嬉しいことである。
恋愛は不要であるという今のところマイノリティーなフィルターが頭にあることによって
目にしたもの、耳にしたものの感じ取り方が偏ってしまう、もしくは拒んでしまう事があるのなら勿体ないことだなと思っていた。
しかし、私がより私らしく在れば在るほどに
相容れない未知のジャンルも楽しむことができる知りと嬉しかったのだ。
やはりこれは好機だった。
いつでも素敵なチャンスと経験を与えてくれる友人に心からの感謝を。
ではまた〜🍑
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