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鬱の私が「SLEEP」を読んでみて

こんにちは。

今日は読書感想文を綴っていこうと思います。

私はうつ病で、睡眠障害があり中途覚醒や早朝覚醒に悩まされることがあります。眠剤を飲んでいるのですぐに再入眠できることが多いのですが、
浅い眠りや夢が多いといった症状があり、質の良い睡眠を得るために習慣を改善しているところです。

そこで、睡眠についてもう少し学んでみたい、そして眠剤に頼らなくてもしっかりと眠れる身体を作りたいと思い。

「SLEEP 最高の脳と身体を作る睡眠の技術
ショーン・スティーブン著」

を読んでみることにしました。

読んでみた感想として、まず、うつ病のために書かれたのではないかとすら思える内容の本でした。
鬱と睡眠の関係は深く、睡眠不足は鬱の原因にもなり、また、鬱も不眠の原因になります。
睡眠の質を高める習慣が、鬱の改善にもつながる習慣であると思いました。

この本では睡眠の質を高めるハックが多く載っています。

日光を浴びて体内時計を整えることや、眠る時間、起きる時間を一定にすることといった定番の方法から、

運動や食事との関係、寝室環境や寝具、寝る姿勢、下着、パジャマ、電磁界の影響、睡眠に良いツボ、ハーブ…等々
細かい事まで記載されていて興味深く読みごたえがありました。

私が特に重要だと思った点は以下の内容です。

・朝6:00~8:30の間に日光を浴びて体内時計を整える
・22:00~2:00の間は眠る
・体温が高すぎると眠れない
・就寝90分前にはブルーライトを遮断する
・「寝室は睡眠の聖域」寝室にスマホを持ち込まない、電子機器を置かない
・「腸は第二の脳」腸内環境を整える。体に良い食事は睡眠にも良い。
・運動をする。特に午前に何かしらの運動をする
・瞑想は睡眠に効果的。起床後か夜ベッドに入る前が最適

これらの根拠やほかの内容は本に詳しく載っています。
根拠とともに、行動に移せるように方法がまとまっていたので、すぐに試してみたくなりました。

私の場合は、体内時計を整えたり寝る前の過ごし方をリラックスできるように意識して過ごしているので、
当書に載っている細かいハックの実践と、食事、運動の見直しをしてより質の良い睡眠を手に入れたいと思います。

早く眠剤を減薬できますように。

みなさまの睡眠もより良いものになりますように。



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