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コオロギ 「ときお」 と 「かれん」、 そして 「ドキア」 のお話。 ~ その① ~

6月始まり 晴れ (予想外)

こんにちは。
沖縄地方、昨日の記録的大雨から 
一転して 今日は晴れ間が広がりました。

「予想外」と書いたのは、
昨日も 朝はいい天気で、久しぶりにシーツでも干そうかと 小一時間ほど用事を済ませていたら、
急に「 ドドドバァ――❗」と 豪雨。
真っ黒い雲に 切れ間がないので、
長引きそうだと あわてて家に戻りました。
 大量の雨水で道路は冠水、慎重に道を選び どうにか家の前まで着いたのに、
加えて落雷も発生して しばらく車の中で待機を余儀なくされました。

 ほどなく、「大雨洪水土砂災害警報」→
「避難指示」も発令されたのを受けて、
小学校は いつもより早く授業を切り上げて 
保護者が教室まで迎えに来てからの 引き渡し下校になりました。

台風の季節には 時々ある、引き渡し下校。
梅雨の時期は 初めてで、
迎えに来た私を見つけた子どもの目が ほっとしていました。

「 先生たちも対応にあたふたしていて、
 カミナリが、近くに落ちて“ドドォ~ん”と
 なるたびに
 みんな「 きゃゃあぁぁぁ! 」とビックリ  していたよ!!。 」

無事に帰宅し 安心して興奮気味の 下の子どもが、学校での様子を話してました。
上の子も 部活を切り上げて 早めの帰宅。
夕方、学校からのメールで
『全校生徒、無事に下校完了』の報告があり、
安堵しました。
人に「優しい雨」もあれば 「厳しい雨」もあります。


 夕暮れ。 玄関先から 虫の鳴きごえ。
昼間 下の子が、
「こんな大雨のとき、動物たちはどこで雨やどりしているのかな?」
と話してたのを思いだし、
庭の虫たちも どうやって雨を凌いでいたのかしらと考えていたら、
数年前に 飼っていたコオロギたちのことを 久しぶりに思い出しました。

 玄関先に 鳴いていたコオロギをつかまえて
「育てたい」と言ったのが はじまり。
オスのコオロギで、「ときお」と名付け、
飼育環境を整えて 毎日食べ物をあげました。

きゅうり、りんご、スイカにマンゴー、
小エビに 亀のエサ一粒。
日替わりで いろいろ試してみました。
子どもたちと図鑑「コオロギの育て方」を調べたら、コオロギは雑食で 何でも食べました。

観察すると 好みがあるようで、
きゅうりはよく食べて 
スイカは赤くて甘いところより、皮に近い緑の部分を食べてました。
動物性の小エビなどは 匂いを嗅ぎ付けると、
ピョンピョンやってきました。
その時、ミドリガメの「みどり」もいたので、みどりのエサを 一粒入れてみたら 喜んで食べていたのを思い出します。

夜になると、オス「ときお」は 澄んだ声で 
一晩中鳴きました。
「ときお」の鳴き声に 私たちは癒やされて
その夏は 毎晩ぐっすり眠れました。

しばらくして メスの「かれん」が加わり、「ときお」との共同生活が 始まりました。
「かれん」は おとなしく、
「ときお」と少し距離をとっているようでした。
私たちは 「卵がうまれるといいね」と、期待して 産卵しやすい環境に変えて 様子を見守ることにしました。
その時 猛暑きびしい8月。

このあと、我が家に メスのコオロギ
「ドキア」がやってきます。


話が長くなりましたので、今日はこの辺で。
「ドキア」の話は次回に 続きます。


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