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孤立するプーチンとはあまりに違い過ぎるゼレンスキーのアヴェンジャースぶりwモスクワ撃沈も予告していた?

今日は前口上なしで本編へ進みたいと思う。体調が悪く、あまり長い時間をかけられない可能性があるからだ。申し訳ない。

●まるで勝てない阪神みたい?戦果が挙げられないのは部隊が悪いからとロシア軍上層が不満w●
下々のせいにしているが、本心は「ベンチがアホやから野球がでけへん(By 江本孟紀)」なんじゃなかろうかwもちろん、この場合はプーチンがアホやから、になるんだろうがw
TBSの記事になる。


ロシア軍の上官クラスの間で「遂行能力への不満広がる」米国防総省
4/14(木) 6:50配信 TBS系(JNN)
ウクライナで侵攻を続けるロシア軍の上官クラスの間で、部隊の遂行能力に関する不満が広がっていると、アメリカ国防総省の報道官が明らかにしました。
米国防総省 カービー報道官
「多くの部隊で若い下士官の間の士気が低い問題を抱えているし、上官たちも自分や同僚の部隊の遂行能力に不満を感じている」
アメリカ国防総省のカービー報道官は13日、ロシア軍の兵士の士気の低さが今も続いていることを指摘した上で、上官クラスの間でも部隊の遂行能力に不満を抱いていることを示す徴候があると明らかにしました。
また、ロシアが強化しようとしているウクライナ東部ドンバス地域での戦闘について、比較的平らで開けた場所が多く、ロシア軍がまず戦車での攻撃や長距離の砲撃を多用してくる可能性があると指摘し、13日に発表したウクライナへの追加支援はこうした戦いに対応するものだとしています。
国防総省は、新たな支援の中に▼対戦車ミサイル500基や▼多目的ヘリコプター11機などに加え、▼生物化学兵器や放射性物質から身を守る装備や▼沿海域の防衛のための無人の艦艇が含まれることも明らかにしています。
(14日06:42)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2a87b2f35b890e7d5533e548a18afb6f1bd82c1



昨日の記事でお伝えしたFSB150人解雇の話は、彼らが正確な情報を報告しなかった為にロシア軍が苦戦しているという意味合いも含んでいたようだが、こちらの話も無理筋を通そうとする作戦を強要した上層部が悪い、という批判返しのようにも見える。まぁ、組織がうまく動いていれば起きない事態であることは間違いがなく、このあたりのぎくしゃくした感じこそがロシア軍の不振を生んでいるとも言えるだろう。
なので、そうしたゴタゴタの辻褄を合わせる為に、マリウポリにはその必要もないのに化学兵器を投入し、ウクライナ軍をねじ伏せに行ったと見れば帳尻があう。この先、戦勝犯罪だと断罪される時が来ればロシア側は軍が暴走して勝手に使用した的な言い訳で反乱分子をしっぽ斬りして逃げる、なんて展開にもなるかもしれない。絵に描いたようなクズ政府、クズ軍隊で笑ってしまうぜw

ただ、化学兵器の使用は逆にウクライナ軍の結束を強めているという見方もある。マリウポリの犠牲を無駄にするな、という部分だけでなく、化学兵器まで持ち出した卑怯なロシアを許すまじという気持ちは何よりの武器になりそうだ。しかもアメリカがウクライナへの追加支援を決めた上。第二次大戦中に発行したレンドリース法を復活させることを決めている。レンドリース=武器貸与ということで、これが発動すればアメリカから直接兵器をウクライナへ持ち込むことができるわけだ。


レンドリース法 - wilipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%B3%95?msclkid=3c6c9565bc1511ec8085ce1f4d6ef241


レンドリース法とは?アメリカのウクライナ支援の内容は?ロシアは負ける?
https://www.pioneer-pcc.jp/archives/20768?msclkid=f57e5b59bc1511ec9553e1bf29fdfd37


第二次大戦時は、ドイツの侵攻に対抗するロシアを支援する為に発布された法律が、ウクライナ侵攻ではロシアを潰す為に使われる点が皮肉過ぎる話になっている。
もちろん、ここからのウクライナ軍の反攻にも期待がかかる。

●ロシア軍に大きな痛手、巡洋艦モスクワが実は轟沈していた●
火災だ、弾薬の爆発だ、とロシア軍は見苦しい言い訳を並べて必死に攻撃されたからではないと言い張っていた巡洋艦モスクワの件だが、ウクライナ側が沈没していることを主張し、どうやらそれが正しいということでまたロシア軍が赤っ恥をかくオチになった。
朝日の記事になる。


ロシア巡洋艦「モスクワ」に深刻な損傷 ウクライナ側は「沈没」主張
4/14(木) 17:15配信 朝日新聞デジタル
ロシア国営ノーボスチ通信は14日、ロシア国防省の情報として、ロシアの黒海艦隊の旗艦、ミサイル巡洋艦「モスクワ」が深刻な損傷を被ったと報じた。ウクライナ当局者はウクライナが攻撃したとしているが、ロシア国防省は原因を「究明中」としている。
これに先立ち、ウクライナ南部オデーサ州のマルチェンコ知事は13日夜、巡洋艦への攻撃はウクライナ軍の対艦ミサイル「ネプチューン」によるものとSNSに投稿。ウクライナのアレストビッチ大統領府長官顧問は14日、SNSに「モスクワ」が沈没したと投稿した。
一方、ノーボスチ通信によると、ロシア国防省は、巡洋艦の損傷は、火災の結果として発生した弾薬の爆発によるものと説明した。乗組員は全員避難したとしており、火災の原因は「究明中」という。
https://news.yahoo.co.jp/articles/346feec8cd93f2c759ea99e9dd09e6959a05a04e



そもそも、何もない巡洋艦で突然火災が発生して弾薬に引火する、などといいう事態が本当に戦場で起きていれば、それはロシア軍の兵器管理がずさんだったことを自ら認めたことになり、間抜け以外の何物でもない。
MASA🤍氏のツィートになる。


MASA🤍
@masa_0083

スラヴァ級ミサイル巡洋艦「モスクワ」が「我、沈没しつつあり」のモールス信号を発信しているとの事。
スラヴァ級はロシア海軍に3隻しかない貴重な巡洋艦。
「モスクワ」は黒海艦隊旗艦であり、「ロシア軍艦め、くたばれ!」とウクライナ軍の離島守備隊に言われた艦。
https://twitter.com/masa_0083/status/1514391058515255296?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1514391058515255296%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220414-00203841436-ukraine



このモスクワは黒海艦隊の旗艦ということだが、その存在を旧本軍艦で言えば武蔵レベルではないかと思われる。つまり、ロシア軍にとっては相当大きな損失で、黒海の制海権も維持できなくなったと見られている。
実は、この沈没劇の前日に、ゼレンスキーがインスタでウクライナのスネーク島守備隊記念切手(くたばれロシア戦艦)を持ち出して「撃沈予告」をしていたのではないか?ともいわれている。これも含め、沈んだモスクワを見て更にウクライナ軍の士気も高まったことだろう。

それにしてもゼレンスキー、カッコよ過ぎじゃないか?マジでアヴェンジャーズだぜw

●時間と共に明らかになるモスクワ撃沈フロー、地対艦ミサイルでは史上最大の撃沈劇だった模様●
軍事には疎いので、ウクライナ軍の戦果がどれほどのものなのかが今一つピンとこないのだが、ネットではウクライナ軍の緻密な戦略に称賛の声が集まっている。
通常であれば巡洋艦には防空システムが装備されており、ミサイルが命中するはずがない。しかし、その網をかいくぐってミサイルを当てた裏には、まず防空システムを混乱させる為に他の攻撃を仕掛け、その末に対艦ミサイルをぶち込んで攻撃し沈めたということらしい。
まずアルキメデス(イラストも製作中)氏のツィートから。


アルキメデス(イラストも製作中)
@n26edd3Pt24U3Hk
黒海艦隊に所属するモスクワ級巡洋艦モスクワが弾庫誘爆で沈没(撃沈)の可能性ありとの情報が出てきたぞ…
信じられん情報が入ってきて驚いてる
https://twitter.com/n26edd3Pt24U3Hk/status/1514387554531164160?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1514387554531164160%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220414-00231341439-ukraine


もう一つアルキメデス(イラストも製作中)氏のツィートになる。


アルキメデス(イラストも製作中)
@n26edd3Pt24U3Hk

正直なところスラヴァ級ミサイル巡洋艦って対空目標14機ぐらい同時に出来たと思うのだけど
UAVたくさん飛ばした中で攻撃したのか?って思うけど
IRで見た画像見る限り左に大きな貨物船ある中でやってるからなんかな…ってのも感じてるのよ
そこら辺は詳しくないから専門家の解説待つけど
https://twitter.com/n26edd3Pt24U3Hk/status/1514454256119873541?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1514454256119873541%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220414-00231341439-ukraine


いやぁ、詳細に追ってみると、今回のウクライナ軍の作戦が秀逸で驚かされる。まず、ウクライナ軍はバイラクタルTB2で、モスクワのレーダーに損傷を与え(使用不能にした、が妥当か?)、防空システムが働かない状態になったところでネプチューン対艦ミサイルをぶっ放したということらしい。
この沈没でモスクワの500人の船員のうち、50人が沈没した後にトルコ海軍によって救助されとしている。残り450人が海の藻屑になったということか。

また未確認情報だが、ミサイルで炎上、沈没した理由は爆発力が強烈だったからではなく、弾庫誘爆(備蓄している弾薬に火がついて大きな爆発を起こす)を狙い、モスクワの「急所」を狙い撃ちした説や、信じられないが整備か攻撃準備の為に甲板に並べていた弾薬にミサイルを見舞われた?という情けない説まで噂されている。つまり、地対艦ミサイルでは本来モスクワのような大きな船(排水量が9000tもあるレベルだそうだ)が沈むことはないと言われているのに、実際に沈んでいった現実は、それほど軍事上も事件だったというわけだ。

今回、化学兵器の使用対巡洋艦沈没という図式になったが、黒海でのウクライナ軍の動きを抑え込めなくなった点で、ロシアが失ったものは大きい。しかも、不信を買うプーチンに対し、くたばれロシア艦隊のインスタ発信でモスクワを沈めたゼレンスキーのヒーローぶりは対照的過ぎる。もしウクライナ侵攻がロシア敗北で終わるなら、そのきっかけはこの時の対決だったと言われることになるだろう。それほどウクライナにとって大きい戦果がモスクワ撃沈だったと言えるのだ。

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