見出し画像

「らしさ」とスラムダンク

画像5


Dear hoi姉

こんにちは!

びっくりするほど暑い日が続いているこのごろ
暑さに弱いhoi姉はいかがお過ごしでしょうか。

やっと梅雨が明けたと思ったときに、
テレビで「残暑」と言っているのを聞いて、
夏短くない?!と思っています。

もう8月も下旬ですね。

今年も夏が好き、夏子です。


・・・・・・・・・・


価値観について、

Atelier momoについて、

考えてくださって
ありがとうございます。

実は、わたしがmomoの世界に出会ったときと今では少しイメージが変わりました。
はじめは「お花とアクセサリー」と聞いて思い浮かべるような、“ガーリー”とか“女の子”な雰囲気を強く感じていて。イメージカラーも、淡いピンクやムラサキでした。
でもそれから何年か経って、momoちゃん自身のこともたくさん知って。
今は“女性らしい”とか“シャビーシック”というような言葉を連想します。
イメージカラーは、グレーとかゴールドです。
momoの世界が重なるにつれて、ふわっと見えていたものが、深みを増して洗練されていった、そんな感じがしています。
でもきっと、こういう言葉で簡単に定義されるものではないだろうから、さっと聞き流してくださいね。

とっても素敵に表現してくださって、
すごく嬉しく思いました。

わたしがhoi姉と出会った頃、
いちばんはじめにhoi姉がわたしをイメージして作ってくださったブローチのmomo色。

画像2

OTO OTO LOVE CREATOR企画で作ってくださったmomo色。

画像3

OTO OTO 3周年、神戸のカスタマイズイベントで作らせてもらったmomo色。

画像4

そして、去年の冬、神戸のカスタマイズイベントで作らせてもらったmomo色。

画像5

わたしの持っている歴代 OTO OTO アイテムだけを見ても、
けっこう印象が違っていて(カスタマイズはわたし作ですが)。

hoi姉のなかのmomoイメージが変化している感じも、とてもよくわかります。

きっとわたしの好みもときどきで変わっているんだけど、
今回考えてみて、気づいたことがあります。

「ほんとうはこういうのも大好きだけど、この感じはアトリエモモじゃないよな。」って思ってやらなかったことが、そういえば過去にありました。

五年前、好きなものをあつめて作ったアトリエモモというブランドに、
いつの間にか「こういう感じ」みたいなものができていて。

それがいわゆる「世界観」というものなのでしょうが、
それに一時期ちょっとしばられていたのかもしれません。

それを「momoさんらしい」って人に言われて、すこし違和感があったり。

でも、年々「こういうのもほんとは好き」っていう気持ちを、セーブするのをやめて、
「いいのだ! 可愛いものは可愛いのだ! ぜんぶやるのだ!」ってなってきていて、
アトリエモモがわたしの好きをぜんぶやれるブランドになってきている感じもします。

(ブランドっていうのかな? ブランド、、)

自分でも、momoらしいって何か、いまもわからないけど、
それは人が決めることで。

これはこうしかならない。これが求められているんじゃないか。って
自分のなかで限界を決めてしまっていた部分を、
すこしずつ解放していっているように思います。

そもそも正解というものがないお仕事だと思うので、
「好きなことぜんぶやる!」という気概で、なにより自分が楽しんで、
これからもっと柔軟にいろんなことに挑戦していけたらいいなって思っています。


ちなみに、聞いてみていいですか?
momoちゃんの感じるOTO OTOって、 どんなものなのかを。


わたしの感じるOTO OTOの世界観は。

キーワードとしては、

無垢
純粋

素朴
楽しい

そんな感じでしょうか。

hoi姉のおっしゃる通り、
作品から伝わるものだけでなくて、
OTO OTOのいろいろな企画、
SNSで発信されていること、

ふだんお話しになること
プライベートな部分
ホイノスキの部分

そういうものをぜんぶ含めた
印象が、そうです。

作品からも、hoi姉からも、
OTO OTOの活動からも感じるのは、

子どもみたいな可愛らしいところ。
遊び心。

そして、素直で、疑わない感じ
信じている感じ。

けっして、斜に構えていない笑

まっすぐな感じ。

素朴な、純粋な、信念をもった、遊び心?

イメージカラーは、
赤、白、ベージュ

あと、紺色のイメージもあります。

オシャレですっきりしていて
あわせやすいけど、
実はしっかり色がある。

それは、hoi姉の性格や志にも通じるなって思っていて、
ふんわり柔らかい印象だけど、強い信念がありますよね。

それが、ほいカラーなのかな、って思います。

世界観を言葉にするって、やっぱり難しいですね。
初めて伝えますが、こんなふうに感じています。

わたしの勝手な見解ですので、
異論を唱えていただいても大丈夫です◎笑

OTO OTOファンのかたがたが、
「OTO OTOは優しい感じがする」っておっしゃるのは、
きっとhoi姉の、すごくOTO OTOをたいせつに思っている気持ちや、
純粋な信じる心。
そういうものが伝わっているんじゃないかな、と思います。


・・・・・・・・・・


momoのOTO OTOコーデ
たくさんご紹介いただいてありがとうございます◎

hoi姉にお会いするときはよくOTO OTOアイテムを身につけて行くのですが、
いつも別れ際になって、「アッ! 写真撮らせてください!」って言われて、
「アッ! そうですね! ここでいいかな?! どうぞ!」とか言って、
ばたばたばたーっと撮った写真ばかりで、見返してみてもバタバタ感が伝わって、笑っちゃいました。

こんなふうに紹介されることになるなら、もっと整えて撮ってもらえばよかったな、、と思いましたが、
そんなバタバタ感も懐かしかったりして。

最近はなかなかお会いできませんが、
またゆっくりお会いできる日がきますように。


・・・・・・・・・・


hoi姉はスラムダンクを読んだことがない、とのこと。

もちろん「そこで終わったら試合終了だ!」という名言だけは聞いたことがあります。(合ってる?)

この「名言」も、間違っています。笑

hoi姉は、「みんなが読んでいるスラムダンク」を読まず、
ハチクロを読んでいた、とのことなのですが、
わたしはちょうど反対で、「みんなが読んでいるハチクロ」を読まず、
スラムダンクを読んでいました。

選んでいるものは真逆だけど、
これまた状況は似ているのかな、って思って、
面白かったです。
(前にお手紙で出た、邦画と洋画のお話にも似ていますね。)

まず念のため訂正させていただこうと思いますが、
わたしはみんなが読んでいるからスラムダンクを読んだわけではないです。笑

中学生のころ、漫画や小説をすごく読んでいた時期があって
よく古本屋さん巡りをしていました。

そこで、いつも見かける、茶色い背表紙。

(31巻まであるから、古本屋さんの本棚でも、かなり存在感があるんです)

ずっと気になっていて、中3のある日、ついに手を出してしまったんですけど、
多感な少女だったわたしは、31巻まで、もう夢中で、号泣しながら読み切りました。

読み終わったあとは、放心状態。

こんな面白い漫画を読み終わってしまった、という喪失感もすごかったです。

もし良かったら、スラムダンクの魅力を教えてください。どんな漫画で、どんなところが好きなのか、ぜひ聞いてみたいです。

ということなので、僭越ながらご紹介してみますね。

どんな漫画か?

簡単に言うと、不良の高校一年生、桜木花道が、下心で始めたバスケットボールに、どんどん夢中になっていくお話です。

わたしはスポーツにまったく興味がないのですが(そういえば中学一年生の一瞬だけバスケ部でしたが)、
そんなど素人が読んでも、ちゃんとわかるように丁寧に書かれていて、
バスケットの専門的な単語もまったく難しくなく、ストーリーを通してすんなり入ってきます。

主人公の桜木花道がど素人なので、
ルールや技の名前なんかも自然と一緒におぼえていくような感じです。

どんなところが好きなのか?

なんと言っても、キャラクターひとりひとりの魅力がすごいです。

素敵なバスケットマンがたくさん出てくるので、
ミーハー女子目線で読むと、誰かひとりお気に入り、推しメンを見つけたくなるのですが、
誰かひとりを選ぶのが難しいくらい、
みんながみんな魅力的に描かれています。

言ってしまえば「脇役」みたいな登場人物にも、
それぞれに背景があって、思いがあって。
青春をかけて、バスケットに打ち込む姿に、胸を打たれます。

井上雄彦先生(作者)は、1031、そう、天才です。

余計な先入観なく読んでみて欲しいので、
詳しいエピソードは書きませんが、
ぜひ、うっかり一巻を読んでみてほしいです。
そしたら続きが読みたくなるから。

いつか読み終えられた暁には、
感想を聴かせていただけると嬉しいです。


・・・・・・・・・・


hoi姉のお気に入り漫画、ハチクロと幽遊白書についても、
どんな漫画でどんなところが好きなのか、教えて欲しいです。

幽遊白書は途中まで読んだのですが、
蔵馬がかっこいいこと、
桑原が泣かせるということ、
あと、前髪をおろした幽助が可愛いということ、
くらいしか覚えていなくて。

ぜひ魅力を聴かせてください◎

蔵馬がかっこいいと思うのは、
たぶんアニメの緒方恵美さん(声優さん)のイメージが強いから。

緒方恵美さんの声が大好きです。


ハチクロは、hoi姉が「はぐちゃんに似てる」と言われたのがきっかけで読み始めた、とラジオでおっしゃっていましたよね。

読んだことはないけど、
ふわふわしている妖精みたいな女の子が出てるのは知っています。

台湾版実写ドラマ? で元AAAの伊藤千晃ちゃんがはぐちゃん役をやっていたような。

その映像をチラッと見て、すごく可愛かったので、髪の毛を伸ばそうかしらと思った記憶があります。(そういった影響を受けたいタイプ)


以上、

漫画のお話でした。


・・・・・・・・・・


最後にわたしの近況を。

昨日、カフェでお仕事の打ち合わせをしていたのですが、
日中めちゃくちゃ晴れていたのに、途中でものすごい豪雨が降ってきて。

窓ガラス越しに、これでもかというくらい雷が落ちまくっていて、
なんだか夏を感じました。

朝から洗濯機を3回まわして、
お気に入りのワンピースのシワを丁寧に伸ばしてベランダに干してきたのに。
(もちろんボトボトに濡れていました)

もうすぐ東京出店なので、近頃はずっとアトリエにこもって、制作、撮影、値付け、梱包、に勤んでいます。

カフェでの打ち合わせも久々でとても嬉しかったのですが、このご時世にこうして毎日お仕事をさせていただけるのもほんとうにありがたくて。

ありがたい、ありがたいと思いながら過ごす日々です。

まだまだ暑い日が続きそうですが、涼しいお部屋でビエネッタを食べて、ご自愛くださいませ。


momo


過去のhoi姉からのお手紙はこちら

過去のmomoのお手紙はこちら


ありがとうございます♡ いただいたサポートは、今後の活動に大切に使わせていただきます。