なんでもない週末に高知へ行く予定が川村文乃さんの卒業発表でめちゃくちゃメモリアルな旅行に変わったし高知が好きになって帰ってきた
「明日から、人生初の四国行くぞー!」ってワクワクしてた7/4(木)の夜、ものすごいニュースが来ました。ハロヲタになって約2年、モーニング娘。中心にライブへ参戦するものの、いくつかアンジュルムのライブも見てきて毎週ラジオも聞いてるし最近は川村文乃さんのSNSで高知予習をしてたものだから些末なハロヲタにでも結構な衝撃を与えるにはタイミングが完璧すぎました。
高知へ行く前日なのよ、前日にな、その……
えっと………明日、、こ、高知、、、そつぎょ?は?
川村さ、、、、、川村さああァァァン?!?!?!
アンジュルムファンの皆さんの気持ちが推し量れず申し訳無いですが、些末なハロヲタですらもはや言語化できないような胸がザワつく謎の気持ちになりまして、さっさとフテ寝したためほぼノープランで朝に。
高知のこと、少し予習したのに全部吹っ飛ぶ衝撃。
心の中のマイキーが叫びます。
川村さんの卒業発表の翌日、ライブやイベントもないのに関東から彼女の故郷聖地「高知」へ行くハロヲタいる?
いねぇよなぁぁ!!?
(もし他にもいたらすいません調子こいた)
リアルに川村さんファンはそんなメンタリティじゃないでしょう?こんなにも謎のタイミングがいいハロヲタ、私しかいないじゃん!
だったらもう、川村さんを勝手に感じながら全力でお金落として楽しむしかないじゃないか!!!という高知2泊3日の旅の記録です。
1日目:飲み比べて鰹食べて高知城行って暑さでヘバるものの夜には回復してはりまや橋まで散歩する
若干出発が遅れたものの、10時台の飛行機で羽田を出発。有給余りまくってるから使いました。
雪がある山=富士山と認識していたため、この山を見ても最初は富士山だと思いませんでした。温暖化きてる。
天気良すぎて飛行機からの眺めが良好です。現地のルート決めまでガッツリ計画しないけど、できる限り飛行ルートと見える景色を調べて左右どちらかの窓際を予約する輩、それがわたくし。子供みたくずっと窓見てる。機内誌に載っている地図と窓の外に見える海岸線が一緒でマジ日本じゃんって思える。
高知へ着く前にめちゃくちゃビックリしたのが、海の色です。近づくにつれて見えてくる陸と海。明らか出発時に見た羽田付近の海と色が違う。
海が青く見えるのは光の反射だから太陽の角度とか、海の深さの影響だけど、なんだこれ?!
キレイ!!!
高知、海、キレイ!
高知龍馬空港に着きました。
あ、この像見たことある。
置いてある場所は違うけど坂本龍馬さんいました。
バスで高知駅へ向かいます。
事前情報通り現金のみ。気持ち多めに現金持ってきてよかった。川村さんが事前に高知は公共交通にSuica使えないって情報発信していたからです。
それだけは予習で覚えてて感謝。
12時前に高知駅につくと、気づきがありました。
セミ 鳴いてる
シャンシャン言うてます。高知は夏が早いようだ。
日差しも強くて昼前ですでに暑さがヤバい、危険。
ホテルへ行って事前荷物預かりしていただき、身軽になったところでさっそく飲みに行こう日本酒を。水分補給とアルコール消毒が必要です。ただ、急なアルコールはよろしくないのでファミチキを胃に入れて先に消化させときます。これでアルコールの消化がゆっくりになるんですよ。油ファースト法。
記憶をなくしてから飲み方に気をつけています。
行き先はこちら、美丈夫をつくる濱川商店さんがやっている、お酒やグッズの販売も行っているアンテナショップ兼スタンディングバーです。
2階はバーみたいですが今回立ち寄りませんでした。
さっそく飲み比べセットを頼みました。夏酒。
美丈夫をちゃんと認識して飲んだのは初めてです。それぞれほどよく旨味があり、穏やかに後味キレめで癖のない食中酒って感じ。
お酒は嗜好品で好き嫌いがあるから簡単に勧めらんないけど、私は旨味が感じられる味わいが好きなので、この飲み比べセット良かったです。
その後、蔵ハイという甘くないゆずチューハイも飲みます。甘いサワー好きじゃないので、こういうすっきりしてていいるのが好き。いい。
昼過ぎの店内は誰もいなくて涼しい。店長さんと店内のお酒や、美丈夫のことや高知観光について結構たっぷりお話しまして、ひろめ市場は市場じゃないことを知りました。市場って言うから豊洲とか、築地みたいな市場だと思ってたんですよ。違うのか。
こちらのお店、日曜市はお店の前の通りで行われるから店長さんが早起きして7:30からお店を開けるそう。じゃあ、私も早起きして日曜の朝また来ます!と言ってお店を出ました。
よし、日曜はなんか買って帰ろう。
日本酒に興味持たなかったら、いつかハロプロのライブ遠征で四国行きたいなで留まっていたし、東京にある高知のアンテナショップに何度も足を運ばなかったし、一人で日本酒を飲みに行くこともなかったから、半年で随分レベルアップしたものです。
しかも高知。
なかなかモーニングのツアーで行かなさそう。
アーケードを歩いてひろめ市場に。
さっきまで本当に水揚げされた鮮魚が並ぶ市場だと思っていたけど、実際には居酒屋フードコート。
しかも朝からやっている酒飲み夢の国。席はまだ全然空いています。
大体みんなお酒片手にやってていいね。
「鰹の藁焼きは、明神丸が派手で大きくて観光客に人気だけど、地元の人が行くのはやいろ亭」
と教えていただいたので、やいろ亭で塩たたきを頼みます。
日本酒いくつかあったけど「桂月」が好きなので、桂月 純米大吟醸 吟の夢で!藁焼きに合うかどうかは知らない。桂月シリーズが好きなだけ。
塩たたきの塩加減がよいです。うんまい。
分厚く切ってあるので、口の中が美味しいで満たされる!すごい嬉しい!
桂月も華やかな香りで程よい甘旨酸みのバランスよく、上品な辛口めで鰹の強い味わいに負けない。ちなみに吟の夢は高知の酒米です。先ほど吟の夢を使った美丈夫の純米大吟醸を飲みましたが、それよりも味わいがしっかりしているし甘みを感じます。
同じ酒米を使っても違う。こういうところが日本酒オモシロってなる。
桂月うまー。もっとすっきりめの味わいが塩たたきに合うんだろうけど、一人で300mlはここで飲めなさそう。余ってもチビチビいける好きな銘柄にしてよかった。これで桂月はまるごと高知で買ったのも合わせて、300ml瓶シリーズはフルコンプしたと思います。
ハランボ、そなたは美味しい!
まるごと高知のレストランでこんな旨いのかよ!と発見したハランボさん。鰹の腹身部分です。
あったか野菜と焼けたハランボをポン酢でさっぱり。うわーハランボの旨味すんごいな。美味しい。問答無用で美味しい。間違いない。
ハランボ今までどこに隠れていたのよ?
鰹の刺身とかはわかるから、ハランボだけでスーパーで売ってほしい。流通量や鮮度とかの問題なのかな、じゃないとまるごと高知で買う食品が増える一方です。ゆのす、黒しょうが、司牡丹の食べる酒粕、日本酒…今年に入って、まるごと高知への課金が止まりません。
※まるごと高知…東京にある高知のアンテナショップ
まるごと高知の地下お酒売り場で、やたらに300ml瓶の品揃えが充実している意味がわかりました。
ひろめ市場の居酒屋で日本酒の300mlがそこかしこで売っていて飲めるんですよ。だから、他の県より300ml瓶をたくさん作ってるんでしょう。300mlなら、飲めるならお一人でもいけるし分けることもできる。そういうことだな高知よ、素晴らしいな。
やはり300mlを飲みきれなかったので持って帰りますが、まだ14:30過ぎたところです。ホテルのチェックイン前で時間あるし、教えてもらった高知城へ行ってみます。ひろめ市場から近いけど少し歩くようです。
-4℃のひんやりシートを首に巻いて、日傘をさして歩きます。
……
…………
うわぁぁあクッッッソあっっっっっっっい!!!
日光が、気温が、攻撃してくる。
携帯扇風機を置いてきて後悔しました。
門を抜けてこれから階段を上がるのかーと見ていたら、無料のボランティアガイドの看板が!
時間は15時までと。え、あと少しじゃん。
城に対してあまり知識がないので、せっかくだしご教示願いたい。おそるおそる小屋に近づき「ガイドしてほしいです」と申し出ました。
中からお姉さんが出てきて、どこから来たのかとか聞かれた後「長曾我部元親って知ってる?」「なんかかっこいいゲームとかのキャラで」「そうおっしゃる方多いんですが、本当に長身で整ったお顔立ちの人だったようです」「そうなんですか〜!」などと話ながら日傘を差して歩き、門の手前からガイドが始まりました。
観光ガイドの小屋、ここ!追手門から入ってすぐ左手です。無料のロッカーもあるし、じゃんじゃん利用して楽しくガイドされてください。高知城へ行くなら活用したほうがいいです。
高知城の歴史や関わった人、エピソードとか工夫、城の造りとか、歴史的になんでこうなったのかとか、銅像の裏話など真面目に情報量が多い&ガイドさんのトークが軽快で、めっちゃ面白かったし楽しくて、命の危険を感じる暑さの中いろいろ解説をしていただきました。ガイドされなかったら気づかなかったところがたくさんあって、得した気分です。
ほんと知識皆無なのでありがたい存在でした。
ひろめ市場行ってきましたと言ったら、「あそこで高知の人は朝からお酒飲んでる。高知の人は狂っとる。」って言っててウケました。
よき県民性だし朝からやってんのか、いいな。
お姉さんのおすすめするフォトスポットから撮ってみました。実際には大して広いお城ではないんだけど、下から見上げるとかっこいい。
楽しいお姉さんのガイドは城の前まで。
お別れした後、周囲に誰もいないことを確認して西川貴教で記念写真。
申し遅れましたが、わたくし近年稀に見る西川貴教フィギュアとお出かけするタイプのハロヲタです。今日は面白いくらいの青空。前週の週末まで天気が悪かったそうなので、来たタイミングは良かったと言えます。
城の中ってほの暗いし全然風が通っていなくて扇風機があるところ以外は空気が止まっている感じでした。上に行くと風が吹いていてとても気持ちよかったです。文化財には冷房つけらんないですよね。
ヘロヘロになってきたので少しだけ城で休み、ひろめ市場でなんか夜ご飯買って帰ることにします。
そういえば、ひろめ市場近くに「川村さんが文乃と名付けられた神社がある」とインスタで見たので行ってみました。
こじんまりとしているけど、鶏が放し飼いで飼育されていてのどかです。少しだけ日陰で涼ませてお参りさせていただきました。いー感じの神社。
完全に川村さんの聖地巡礼してるな。
ひろめ市場に行くと、さっきよりも全然人が多い。仕事帰りの方もチラホラ。賑わいがあって席が埋まっています。
ひろめ市場の中も商店街のアーケードでもデカレンシャーをいっぱい見ました。ジャックしてます。
17:30ごろ、ホテルに到着。
買ってきたものを食べていたら、テレビで川村さんの卒業ニュースが流れてきました。はは、高知で見るとはね、ほんと何なのこのタイミング。
おつまみを美味しくいただき、幸せに寝落ち。
気づくと21時前で元気になってきたので、夜散歩へ出かけました。
夜で閉まってたし写真撮ってないけどキティちゃんもいました。
乗っていらっしゃる。
今回の旅では路面電車に乗らなかったから、次来たら乗りたい。路面電車は実は大学のときに研究した分野で好きなんです。
2日目:室戸岬までいかないけど海を見て飲んで鯨食べてゴジラ見て戻って飲んで鰹を食べる
昨日の夜、散歩しながら何するか決めたんですが、飛行機から見えたきれいな海を見に行くことにしました。海岸線の形状から室戸岬の方っぽいので、JRとごめん・なはり線1日フリーきっぷを使います。
フリーきっぷ区間が途中からなので、途中の駅まで紙の切符。生粋のペーパードライバーかつ青春18きっぷで片道3時間、4時間かかって遠出するのが苦じゃないので、電車とバスで向かいます。
高知駅から奈半利駅に着いて、奈半利駅からバスで岬の方へ。ごめん・なはり線各駅のキャラは、高知県出身の漫画家やなせたかし先生がデザインしたようです。公式によると着ぐるみもあるらしい。
立体!
ほんとに先の室戸岬まで行くとバス代が高かったので途中下車。道の駅までにしときます。
朝のニュースで熱中症注意が呼びかけられていて、昨日は熱中症で死者が出ている高知。
「不要不急の外出は控えるように」とアナウンサーが言っていたのに、朝から全く何にも太陽を遮るものがない快晴の中、ただただ太平洋を見に来ただけのイカレた輩こと些末なハロヲタ。
親にこんなとこまで来るって言ってないし高知のニュースに取り上げられるような粗相をしてはならないし、今日、ここで熱中症になるなど体調不良をかましてはならぬ。
絶対に死ねない、絶対にだ!
片手に日傘を持ち、首にかけられるタイプの扇風機を装着、ひんやりシートでこまめに拭きつつ、更にひんやりスプレーを自分へシュッシュします。
できる限りの暑さ対策をして海へ近づくと空も海も怖いくらいにすっっごい青い。今、マジで何かあったら発見されるまで時間がかかるんだろうな、やだな。汗ブワって吹き出す前に避難しよう。
近づいてみると、地層みたいなのが隆起してる?
なにこれすっげえ!どうなってんの!?と興奮しながらもっと近づいていきます。
ウワー見たことない、何これー!!!!
語彙力がなくなり、目の前の地層や海がただすごくてずっと見ていました。地層みたいのは触ると薄っぺらい層ならパキって割れる。
待ってこれ地球の一部でしょ、私、割ったんじゃね?地球割ったわ。すごくね?ウェーイ!
たぶんIQが3まで低下している。
はしゃいでいますが日傘がなかったら死んでました。一切の日陰なく風もそんなに吹いてないため扇風機最大風力で己を援護します。
とびきり空が青くて雲もなくて、海が青くて誰もいない。暑いけどこの瞬間が贅沢すぎる。ほんとに誰も全然来ない、いない、独り占め。
ずっと眺めていたいけど、そろそろ汗がじんわりしてきた。己を過信せず戦略的撤退の状況判断は何事においても早めにすべき。涼みがてら建物に入ってなにか食べてみます。
全ての定食メニューが単品(ご飯、味噌汁なし)で頼めるのは、酒飲みのための配慮だと察して単品にして飲み物は日本酒で。
どの店でも高知の日本酒をいただけるの最高すぎるな。単純接触回数をふやすというか、やっぱ少なくても絶対メニューに存在しているっていうのが、酒飲み界隈でもニッチで少数派であろう日本酒を嗜む人たちの裾野を広げるんじゃあないですかね。良い体験はもちろん大事だけど、体験するための挑戦しやすさ触れやすさがあると嬉しいです初心者は。
夏はビールやハイボール、サワーもいいけど日本酒も面白いんです。スパークリングとか瓶内二次発酵させてガス感強めなのとか酸味が強くて甘くなくてドライでスッキリするのもの、爽やかな味わいが多い夏酒とかね、今ちょうど出てきていますから。
実際、家だと日本酒ロックで飲むこと多いです。氷溶かしながら飲むとちょうど薄まって飲みやすくもなり、冷たくて気持ちいい。
ハロヲタの自分は別にぼっちでいいと思ってるけど、日本酒はちょっとお話できる友だちが欲しいんである。はい、余談。
日本酒は南 吟醸を選びました。
爽やかマスカット系の香りで、旨味と甘味が感じられてドライな後味で鯨料理をさっぱり美味しくいただける。うんまーい。
室戸は日本有数の鯨の生息地で、昔から食べられているそうなので、鯨づくしに挑戦。鯨ってほぼ食べたことがなかったのですが、鯨のさえずり(舌)の自家製酢味噌あえが美味しくてずっと噛んでいたかったです。むにゅんむにゅんして、旨味甘みがあってまろやか酢味噌で優しいお味。
ゆっくり食べて300ml飲んでお店をでても、まだバスの時間まで30分以上あります。
笑えるほど暑い…やっぱ今日は危険。
直売所みたいなところでジェラートが売っていたのでデザートに。
冷たくて美味しい。美味しい。すぐ溶ける。
結局バスが10分以上遅れてくるのでさらに待ったけど、日傘とか扇風機があってよかった、ほんと今日は日傘に命救われました。
買ってよかったものベスト10に入る。
奈半利駅まで戻り、ちょっと行けそうな気がするので後免町駅で途中下車します。目的地はここ。
川村さんも来たっぽい。
デカレンシャー20周年映画のロケ地にもなったそう。西川貴教フィギュアを持ち歩いている身としては行かねば。海洋堂さんといえば自分の中ではリボルテックシリーズで、よく秋葉原のショーケースで見ていました。
ほかにもこんな展示が。
1階だけざっと見てフィギュア作りの過程を見学。ここからJRの御免駅まで歩きます。暑いけど日傘と扇風機とクールシートでなんとか…なんとかと思ったけど、10〜15分歩くと汗がブワってきたんで駅前のコンビニでICEBOXを買い、食べながら電車を待って高知駅へ。
過去の野外フェス経験から、体を内側から冷やすのも効果的だと思います。やっぱ夏はアイス。
16時過ぎには高知駅に着きました。
またひろめ市場へ行くのもつまんないんで駅から少し歩いてこちらへ。
川村さんが紹介していたお店です。
60mlくらいずつ注がれてきました。
夏酒セットって感じ。
南 カラクチ THE BOON! 純米無濾過生原酒
安芸虎 夏純吟 土佐麗 純米吟醸生酒
久礼 特別純米 花河童
本日2種類目の南、うまいな。安芸虎の土佐うらら爽やかで、花河童ちょっとよくわかんなかった。
おしゃれ盛りすぎんか。私には若干しょっぱかったけど、分厚い鰹が口いっぱいになって美味しかったな。ちょいのみしてお店を出ます。
なんだろうここ?と思って写真撮って素通りしてしまったけど、川村さんが紹介していた餃子屋だとあとで気づきました。安兵衛。
それはさておき、東京で立ち飲みしていた時に教えていただいたお店へ行きます。
十刻(ととき)さんです。
CEL24酵母の日本酒飲み比べとウツボの唐揚げ、どろめ酢、お通し。
CEL24というのは高知で作られた酵母で、日本酒づくりに重要な存在なんです。漫画もやしもんとか読むとわかるかも。この酵母を使うとすごい華やかでフルーティーな味わいになると言われていて、桂月や司牡丹などでCEL24で醸したもの飲んだことがあるから偏見イメージですが、通常時バリバリのヤンキーだとしてもCEL24をつかうと急に華やかなカースト上位女子っぽくなります。
あくまでイメージですが、そんくらい酵母によって変わるし違います。比較的東京の酒屋さんでもよく見かけるは、亀泉のCEL24かと思います。
ここでは土佐鶴、四万十 薫、土佐しらぎくのセットです。土佐鶴は甘旨、四万十 薫は旨い水、土佐しらぎくは甘々酸みって感じでした。土佐しらぎくはまるごと高知で別のを3種類くらいためし酒したことあるんで、また新しく飲めて嬉しかった。高知のお酒、辛口めでもなんでもわりかし旨味あっていい。
おお!初めて食べたウツボの唐揚げが美味しい…今度来たらウツボのたたきも食べてみよう。
気になったので、炙りいりこ酒を頼んでみました。日本酒は土佐鶴パックの青で、燗でもスッキリした味わい。
いりこのだし、旨味が出てうんめえ。
チビチビいただきます。
いりこが数匹入って破壊力というかパンチあるけど、唐戸市場で飲んだふぐのひれ酒の破壊力はさらに強かったので、あの子旨み強すぎじゃないの?
お燗で飲むのちょっと面白くなってきました。日本酒は温度変化で香りの膨らみ方も、味わいもものすごく変わるのが面白いんです。
ただ、あんまりお燗に向く日本酒は買わないし、やっても楽してレンジで軽く温燗にするくらいですけどね。お燗してくれるお店でこれからもうちょっと試してみたいな。
最後に炭水化物を取ろうとじゃがバター塩辛を投入。おかしいくらいじゃがいも甘ッ!塩辛がしょっぱすぎなくてこれは当たりのヤツ。美味しい。
甘さと塩辛と主張しすぎないバターの油分、塩味、旨味が相乗効果で攻めてきて美味しすぎる。
炙りいりこ酒もいい感じに冷めてきて美味しい。こんなカロリーの爆弾みたなやつ、関東戻ったらしばらく食べないと思うんで堪能します。
カウンター席が混んできたのでちょうどよく退店。おいしかった~全部おいしかった~教えていただいたこと全部当たりすぎて東京での立ち飲み偶然な出会いに感謝です。
19:30前にはホテルへ戻り、日にち変わる前に始まった川村さんのバースデーなインスタライブ見ました。すっごい楽しそうにしててファンの皆さんやハロメンからもお祝いのコメントがあって暖かい気持ちになれて、安心して寝られました。
このインスタライブ、リアタイで見れてよかった!この先も高知旅行を思い出すとき、川村さんの紹介したところや誕生日を迎える時を思い出すでしょう。ずっとずっと覚えてますから。
3日目:日曜市で食べて飲んで東京へ戻っても飲むしまるごと高知へ行って課金
最終日、飛行機は11時の便です。予約した当初は日曜市の存在知らなかったから午前の便でいいやと思ってました。少し早起きすれば全然行けるなってことでホテルで早めに朝食を取って、チェックアウトせずにお出かけ。
8時前でも日差しがバキバキに刺してくる中、ホテルから徒歩数分で日曜市の通りへ。ご覧の通り当初からノープランで全然考えて選んでないけどこのホテルでよかった。駅や日曜市、ひろめ市場、はりやま橋も徒歩数分〜10分以内くらいで朝食バイキングも美味しいし、ソフトクリーム巻けます。
ちょっと古めでお風呂狭いけど、朝食食べてほぼ寝るだけでいい人にはおすすめのビジホです。
ひろめ市場、高知城方面までずーっと続くので歩いてみます。8時前から人がそこそこいます。
高知の人はいも天を食べながら日曜市を歩くと教えていただいたので、いも天を探します。暑いけど。
割と歩き続けて、ひろめ市場手前くらいにちょっと列ところを発見。ここか!
並ぶとめっちゃ回転早くてすぐ順番が来ました。
いも天1袋を頼むと、アッツアツの袋が渡されました。これは今食べないとダメなヤツと察し、少し日陰へ避難してその場で食べてみます。
思ったより爪楊枝が刺さらない、固い!
想像の3倍ぐらいガリガリバリバリの衣?というか外側の硬さで、中のさつま芋はもちろんあまい!
あっつい!美味しい!
めちゃくちゃ大きいわけじゃないけど、かなりボリューミーに感じて2個で限界。バッグに入れて持ち帰ります。まだまだ全然熱い。
ちなみに、ひろめ市場の中にもいも天のお店あるので日曜市じゃなくても食べられます。
さて、油ものが胃に入ったから安心して金曜に伺った美丈夫の濱川商店さんへ再訪。
ちょっと汗ばんできたので水分補給です。
店長さんに、昨日室戸岬行きました!と言ったら、じゃあ次は足摺岬ですねとオススメされました。高知の西の方の岬らしい。海がもっと透明度が高いとか。まじか。
他にも店内のディスプレイで高知の名物まだまだあるぞと見せていただきました。ずるいな。
また、高知へ来る目標ができました。
お土産に、ゆずの蔵ハイ720mlを購入。また高知に来たら寄りますと言ってお店を出ました。
少し時間に余裕あるので、さっき店内で名物と紹介されていたアイスクリンを食べてシメます。
バナナっぼい風味とバニラではないけどなんか似たような味。アイスクリームとシャーベットの中間みたいな食感です。冷たくて甘いから今は何でも美味しい。アイスうまい。
名物も食べられたので、ホテルに戻ってチェックアウトし、高知駅からバスに乗ります。あーサヨナラ高知めっちゃ美味しかったな何でも。
高知龍馬空港に付く前に、搭乗便が遅れているというお知らせがアプリに入りました。昨日、夕方東京は雷雨でひどく夜の羽田→高地便欠航したらしいのでその影響でしょう。
急ぐわけでもないので時間を潰します。
ウッカリ桂月の柚子酒買ってしまった…まるごと高知で売ってたっけな、覚えてねえ!なら買うしか!という勢いです。背中に720ml、300mlの瓶を抱えて飛行機へ乗り込みます。
最後までなんたるホスピタリティか。
もう好きだけど完全に好きになっちゃうじゃん。
楽しかったなー!ライブ遠征でも日本酒飲み比べづくしでもない(結構飲んだけど)何でもない旅行は久しぶりでした。ノープラン旅だけど川村文乃さんの衝撃ありつつ観光案内と合わせて素敵に美味しくて楽しい旅でしたし、随所で勝手に思いを馳せました。絡んでくれた高知の人がみなお優しかった。
忘れたくなくて何度も何度も思い出す。
また行こう、高知。
羽田に着くと、そういえば日本酒1合缶の店が出来たって立ち飲みした時に聞いたんで行ってみます。
第三ターミナルだけど、どこにあるの??って少し迷って探して見つけました。京急線の近くにやたら洗練された雰囲気出してます。
以前、あべさんのスターシリーズが美味しかったからこちらを飲んでみたかった。低アルで、ほどよい旨甘酸で少し酸味強いけどまろやか。優しい味わいだなー。海外の方にめっちゃ人気らしいです。
ちなみに「洒落ついてる」っていうのは、つばきファクトリーのラジオで使われていたので真似してます。洒落つくってなんかいい語感だと思う。
早起きして疲れてる気がしたけど、今日まだ終わらないな、行けるなって気がしたので羽田から銀座のまるごと高知へ向かい、試し酒を2種類。
また課金してしまった。
飲んだことない高知のお酒が選べるの楽しい。いつも種類が違うんです。
まるごと高知、行ける限り今後も通いたい。
しかし、蔵ハイのゆずも桂月のゆず酒もどっちもここで売ってて買えんじゃん!と気づきました。
まあいいか、現地にお金落とせたから。
美丈夫はまるごと高知で買いました。
飲んでみたくて。ほんとお酒ばっかだな!
仕方ないです。
半年で600種類以上は飲み比べてほぼ全ての味をメモして日本酒検定2級まで取って、酒ディプロマの教科書読んで試験料高いから受けないけど勝手にいろいろ日本酒勉強中の些末なハロヲタですから。
全てにおいて興味が勝つ。飲まなきゃわかんない。
ところで今日が私の夏のハロプロツアー、つまりハロコン初日で立川夜公演へ参加してきました。ベガのチケット取れなかったからアルタイルにしか行かないんですけど、アンジュルムが出できて一曲目の川村さん見てて泣けてきました。右目はこらえたけど、左目からは涙がツーってきた。泣くような曲じゃないし泣いたのはこの曲中だけですけどね。
なんかしんないけど涙流しながらライトパープルのペンラ振ってて、視界がにじんできたんです。エスコンといい、最近よくライブで泣いてんな。
先週末の高知へ楽しさやら川村さんへの勝手な感謝とか卒業を発表した覚悟ある姿とか、いろいろ混じったのかな。なぜ泣けたのか上手く言語化できないけれど、些末なハロヲタは高知の思い出と共に夏ツアーが始まりました。
アンジュルムがステージに出てきたら卒業までライトパープル振らせていただきます。
アンジュルムや川村さんの熱心なファンでもなんでもない、ただの些末なハロヲタが高知をめちゃくちゃ好きになってきてライブも満喫できました。
あと2回は行くので、夏ツアーを楽しみ尽くしたい所存です!
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