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探究型のマイクロスクールに自分の息子が通うまでのあれこれ その① 「インターナショナルスクールにいれたいけど編」

初投稿。

このnoteでは、自分のビジネスのこととかは一切なしで、教育関係のことだけをつらつらと書いていこうと思います。

特に、「今の公立小学校にそのまま入れるのはどうなのかなあ」って、思っている親さんだったりとか、「日本の教育そのもののアップデート」に興味がある方なんかに向けて書いて行きたいなあと思っています。

今回はまず初めに、自分の息子が、いわゆる「探究型の全日制マイクロスクール」に通い始めるようになるまでの経緯をつらつらとお話したいと思います。

1. わりに早く来る小学校選びの時期

自分は、2014年に第一子が生まれて、2016年に第二子が生まれました。二人とも男の子で、子育てに仕事に追われている間に、気づけばあっという間に長男の小学校選びの季節がやってきていました。

今から2年くらい前のこと。長男はまだ4歳。早生まれってこともあり、5歳になる前には小学校の進路については大体決めないといけない時期がやってきました。

「いやー、まだ保育園年中だよ?」って感じですが、保育園の周りの家族も、私立受けるの?とか、国立受けるの?とか、そういう話題がでてきました。

自分は長男が生まれた頃から、なんとなく「インターナショナルスクール入れたいなー」みたいな気持ちを持っていたのだけれど、結構調べ方よくわからない。ネットでググっても、小学校の情報って本当に少ない。不思議なくらい少ない。

なので、書籍をとりあえず何冊か買ってみました。例えば、、

でも、正直このNEWS PICKSマガジンは、あまり役に立たなくって(笑)

いろんな学校があるのはわかるんだけど、実際に通わせている親のリアルや、子どものリアルは全然わからない。それに結局学校が網羅されているわけでも、地域別なわけでもないから、自分にあった学校を探そう!的に使うのも難しい。「こんな私立小学校があるんだなー」みたいな感じ。

そこで参考になったのが、下の「子どもをインターナショナルスクールに入れたと思ったときに読む本」です。これは、マジに親のリアルが満載です。これは、インターナショナルスクール検討している人は、まず読んだ方がいいです(笑)


2. インターナショナルスクールについてざっくり知るべきこと

詳しい話は、本書に譲るとしまして、ざっくりインターナショナルスクールについて知っておくといいこと

① インターナショナルスクールはただ英語ができるようになる学校ではなく、多文化とのお付き合いであるということ(予想もしないところで苦労しちゃうぞ!)

②倍率めっちゃ高いから、小さな頃から併設のプリスクールに入れないとなかなか入れないよ!

③費用感は大体、200万/年。月にならしたら16万強。一般的な私立大学の倍くらいの費用がかかる。しかも6年。(プリスクールも入れたらもっと...)

④インターは、義務教育にならないので、いわゆる日本では「積極的不登校」のような感じになる。(公立小学校に籍は置くことになるので、場合によっては地区の公立小学校と話し合いが必要になったりする。)

⑤もちろん自分で考える力とか、IT教育とかは日本の公立小学校よりは進んでいるし、英語もできるようになるよ!(逆に日本語伸ばさなきゃとか、文化的に日本人の所作が身につかないとかはあるけど)

みたいな感じでしょうか。詳しくは、とってもいい本なので、下記をお読みいただけるといいのではないでしょうか。


3. インターナショナルスクールはハードルが高い?

さて、この内容を知ってみた時に、「インターナショナルスクールは結構ハードル高いなあ」と思わされたわけです。

特に、もう息子は年中だったので、「年長からプリスクールに入れるの?」というのは微妙だなと。とってもいい地域の認可保育園に通っていた長男。親同士も協力しあって、先生もいい人ばかり。この環境で最後まで卒園して欲しいという気持ちも強かったし、

「そもそも、年長からじゃ遅かったりする」という問題も。最近は、競争率が激しいから、年長から入れようというのでは遅くて、もう年中とか年少の頃からしっかりプリスクールに入れておかないと、そもそもプリスクールに受からないらしい...。

そんなこんなで、インターナショナルスクールという選択は、徐々にフェードアウトしていくのでした。

よく考えると、英語は中学とか高校になってから留学しても十分間に合う(自分は大学から留学したけどまあ大丈夫だった)し、そもそも月16万円もの教育費があれば、英語教育も潤沢にできる??みたいな気持ちもありました。

費用面でも、抵抗はありました。長男だけなら年間200万だけれども、次男も入れたら、年間400万。って、めっちゃいい家住めるやーん!みたいな気持ちになりました。月32万円でしょ!そしたら、その費用でもっと広い家でじっくり子育てしたらええんちゃうの?みたいな。

それに、日本の公立小学校にもいいところはたくさんあるわけですよ(色々と言いたいこともあるとはいえ)。それに比べて、そこまでの学費を払うだけのメリットあるの?みたいなのがむくむくでてきて、結局インターナショナルスクールという選択肢は消えたのでした。

(...でも知人で、インターナショナルスクールに通わせている人に色々と聞くと、それはそれでインターナショナルスクールも面白そうだと思っています。結局公立小学校にいっても、高学年くらいから中学受験のための塾に大きなお金を払ったりするので、インターナショナルスクールは塾がない分差っ引いて学費は考えればいいのよなど、興味深い情報ももらいました。検討されている方は、是非に色々調べてみてくださいー!)

(続きは以下の記事へ)

後日談:なぜか次男はインターナショナルスクールへ

長男は、探求型のマイクロスクールに入ったのですが、色々あり次男はインターナショナルスクールへ。ここで紹介しているような学費の高いインターもあるけど、もう少しお手頃なインターナショナルスクールもあったりと、色々時が経つと知識が増えますね(笑)

詳しくは、下記の記事を参照


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