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チャートで投資家心理を読み解く?

個別株投資には2つの分析手法がある

前回、ワタシがボヤいたこと。

「金融政策とか企業の財務状況とか、とかく勉強することが多い!」
ここでワタシが言及したのは、ファンダメンタル分析である。

ただし、株式投資における分析手法は、もう一つある。

「テクニカル分析」
ここでは詳しく述べないが、こういったグラフを見たことがないだろうか。

このクネクネしたグラフ(チャート)の動きをみて、この株価は今後上がっていくか下がっていくのかを予測し、売買に活かす手法である。

経済状況や企業の財務状況といったファンダメンタルを一切考慮せず、曲がりくねったチャートを読み込むことで利益を出す人もいる。

「うーん、これなら直感的にイケるかも!?」

乾いて固くなった脳みそに、経済指標や金利といったファンダメンタルがどうも入らないとき、このテクニカル分析が救世主のようにみえたのだが。

そうは問屋が下ろさない。
ただ、ぼんやりとチャートを見ても、変わった折れ線グラフにしかみえないくて、困っちゃう。

株式チャートの先端はローソク足というイカみたいなのが入っている。

イカの胴体に当たる部分が長い・短い、ヒゲが長い・短いによって、何やら意味合いが違うし。
それが、どういうシチュエーション(下降?上昇?レンジ圏?)によって出てくるかも重要だという!

チャートの動きやローソク足の形状には、色々とサインが隠れている。
テクニカル分析で重要とされていることをある程度は頭に叩き込んだ上で、サインを読み解く必要がある。

企業の業績や決算内容などをガン無視で、テクニカル分析だけで億り人になったトレーダーもいるという。畏敬の念を隠せない。

しかも! テクニカル分析に精通していくと。
変な折れ線グラフにしかみえないチャートの動きから、投資家の心理が浮かび上がってくるらしい!

テクニカル分析の書籍も数冊ほど読み進めていくと、のらりくらりにしか見えなかった株式チャートが、意味あるものとして見えるようにはなったのだが。
投資家心理を読み解くなんぞ、その域には到底達していない。

投資というもの、何とも奥が深い世界である。

※ テクニカル分析の最初の一歩として、下記書籍がおすすめ!


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