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全日本プロレス記事まとめ

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全日本プロレス記事のまとめです #プロレス #全日本プロレス #ajpw
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#安齊勇馬

5.29全日本プロレス三冠戦安齊勇馬vs宮原健斗〜約束を守る者達〜

5.29全日本プロレス三冠戦安齊勇馬vs宮原健斗〜約束を守る者達〜

「勝ったけどこれで(宮原健斗を)超えられたとは思えない」。この日の三冠戦で初防衛を果たした王者安齊勇馬が最初にリング上で発した言葉。堂々とした試合で成長を見せつけた上での勝利であり、喜びを爆発させて。更には「俺がイチバンだ!」と言っても許される状況でした。しかし彼はそれをせず。ある意味で本心に近い言葉を発しました。尊大な態度は取らない。足りないことを認めた上で等身大の言葉を発する。そんな彼だからこ

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3.30全日本プロレス大田区大会の三冠戦〜掌返しはこれからだ!

3.30全日本プロレス大田区大会の三冠戦〜掌返しはこれからだ!

祝!安齊勇馬の三冠初戴冠!と書きたかったというのが、ぼくの率直な意見です。この試合自体がいわゆる「フラッグシップタイトルのかかった試合」「ビッグマッチのメインイベント」に見合ったものだったのか?そう問われたときのぼくの感想は「No」です。試合としては序盤を除くと王者中嶋勝彦に一方的にいたぶられる挑戦者安齊。もちろん両者のキャリアなり実力差を考えれば、こうした試合になることは予想の範囲内だったと言え

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決戦は大田区〜全日本プロレス3.30大田区大会展望〜

決戦は大田区〜全日本プロレス3.30大田区大会展望〜

全日本プロレス春のビッグマッチである3.30大田区総合体育館大会。全カードが発表された時点では「あれ?これカード弱いのでは???」と思ったぼくですが。前哨戦が全て終了した今になって、改めて一つ一つのカードを見てみると意外と「あれ?これ意外とテーマ性があるのでは!」と思うようになりました。

ただしそれを思うだけだと生産性もないので、思ったならば言葉にしよう。そんな気持ちから3.30大田区の展望を書

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9.8全日本プロレス代々木大会レビュー〜台風に勝利した若手の輝き~

9.8全日本プロレス代々木大会レビュー〜台風に勝利した若手の輝き~

さてさて行ってきました。全日本プロレス9.8代々木大会。珍しくプレビューも書いたので、生観戦したからこそレビューも書くことにしました。プレビューはこちらより。

全体的にとても面白い大会だったので語ることは多くなりそうですが、ここではプレビューで書いた3試合についてとりあげたいと思います。

1.第5試合 諏訪魔&佐藤光留&田村男児VS秋山準&高木三四郎&岡田佑介

いやーこれは素晴らしかった。ち

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9.8全日本プロレス代々木大会プレビュー~全日は強いんだ!台風なんかに負けないんだ!~

9.8全日本プロレス代々木大会プレビュー~全日は強いんだ!台風なんかに負けないんだ!~

9.3長岡大会での余韻まだ残る状況ですが、今週金曜日(9.8)には全日本プロレスの代々木第二体育館大会が開催されます。土日祝ではなく金曜日とはいえ平日開催。さらには全日本プロレスのタイトルを賭けた試合はゼロ(GLEATのタッグタイトルであるG-INFINITYの選手権試合は有)。現状の全日本プロレスにとって代々木第二体育館というの箱は大箱であり、ビッグマッチとして使う会場ではあります。そこで自団体

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6.17三冠戦〜暖かくて大切な場所で万人に未来を見せた安齊勇馬〜

6.17三冠戦〜暖かくて大切な場所で万人に未来を見せた安齊勇馬〜

さてさてさて。戴冠当初はコンディションに一抹の不安を抱えていた三冠王者永田裕志ですが、5.29後楽園ホール大会(前回の防衛戦)あたりからは明確にコンディションをあげてきました。特に「王者として堂々と相手の攻撃を受け切る」という部分。ある意味では最も全日ファンが望む部分。そこについて、ようやく永田がフィットしてきたという印象があります。

その永田に挑戦したのは安齊勇馬。彼はデビューからわずか9ヶ月

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