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保育園栄養士という仕事

おはようございますmomです。

今日は保育園栄養士の内部事情を書きたいと思う。

昨日オンライン飲み会で栄養士の仲間と話をしていた。
その中で私も含め栄養士は3人。そのうち2人私以外の栄養士もまた保育園栄養士経験者。その2人が口を揃えて「保育園での栄養士はもういいかな」って言っていた。その理由が仕事量と給料が見合ってないがダントツだと思う。実際栄養士は離職率が高い職業だと思う。

ネットでも”栄養士”と検索するとそのあとに続くのは”辞めたい”
恐らくだけどこの理由は低賃金・人間関係の難航・キャパオーバーだと思う。人間関係の補足をするとなぜか給食業界のお姉様方が癖のある人が多い気がする。若いとそれの相手をしないといけないという辛さ。

私は保育園の栄養士にやりがいを感じている身なので私の1日の流れや、やりがい、辛いこと、また向き・不向きを偉そうだがをまとめたいと思う。

【1日の流れ】
8時  出勤、野菜の下処理
9時  調理(栄養士は離乳食担当)
(食材の状況により9時半食育)
10時  盛りつけ
11時半 提供、おやつ準備、保護者用給食のサンプル三色群の掲示 
12時  喫食状況の確認、食育指導
13時  休憩
13時半 片付け
14時半 休憩、献立作成、発注、伝票管理、食育準備等々の事務作業
(16時人員の状況により片付け)
16時半 翌日の打ち合わせ
17時  退勤

主調理は調理師に任せている。自分はこういう形に調理して欲しい指示を出すのみ。
また、提供時にはアレルギーチェックなどに目を光らせている。
そして日によって給食会議や離乳食会議等々の会議があるので給食室から抜けて参加する。

・・・こう見ると確かにやることは多いが1日があっという間なので毎月の給料日が早く感じる。

【やりがい】
子どもを食の力で成長させるきっかけとなれる。
食育を仕掛けていくことによって子どもが食に興味を持っていくれたり、好き嫌いが治る過程を見れる。
心身の成長が目に見えてわかる(離乳食の時期では月齢ごとに違うので特に)
保育士と協力して保護者の悩み(食に関して)を解決させてあげることによって育児に自信を持ってもらえる。
【辛いこと】
給食室は大人だけの世界なので拗れると厄介


ちなみに私は仕掛ける作業(食育を考える・行う作業)が一番好き。
どうやったら子どもたちに響くかを常に考えて実行して、よかったことはもう一回実行して、ダメだった事もブラッシュアップしてもう一回して、食育というものを研究している事が好きで楽しくて仕方ない。

【向いている】
子どもが好き
子どもの成長過程を楽しめる
子どもの気持ちになって考えられる
探求心旺盛
相談に乗るのが好き・聞き役になれる
人前で話すのが苦じゃない
【苦労する】
パソコン苦手(栄養士全般じゃないかな)
辛抱強く教える事が苦手
怒りっぽい
自主性がない
新しい事が苦手、学ぼうとしない

ざっとこんな感じ。
子どもには優しいのに大人には厳しい人がいるが、給食室の狭い空間の中でもはや害でしかない。ほんと害。
新しい事が苦手は特に上の世代に多い気がする。固定観念というか、自分もいつかそうならないように常に学ぶことを忘れないで気をつけていきたい。

いかがでしたか。
これから就職を考えている栄養士さんに少しでも響くものがあれば嬉しいです。

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