短歌6首、傘


パソコンの光に照らされ恋人が追いかけごっこをしようといった

駆け足で坂を登った身体ごと割けることだけ希望であった

あなたには不器用なままいてほしい優しさはすぐ執着となる

分厚めのオーバー羽織り口紅を塗っていちにちベットで寝よう

まだ傘は手持ちだからさ肩濡らし下駄箱横で君を待ってる


雨を描くときだけ君は呼ぶだろう3色ボールペンのあおいろ





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