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24/4/5(金) ペットに服を着せてしまう人の心理

水木は結構忙しかったので、今日はテレワークにした。
猫ちゃんののんびり寝ている姿を時折眺めながら
仕事をしている時、とても幸せを感じる。
うちのコは、とにかく僕の視界に入るポジションにいないと
嫌がるのだが、仕事ばかり集中しすぎると
怒っていたずらをしてくる。
さっきまで寝てたくせにと思いながら、
猫なで声でなでしまう。

子ども頃テレビなどで、
芸能人のペットが取り上げられているのを見ていて、
服を着させられている犬や猫を見ると、
ちゃんと人間とペットの区別はつけるべきでは、
と思っていた。
実家でも犬を飼っていたが、
外に鎖でつないでいた。
家の中に上げることもなかった。
今はもっと優しくしてあげていればと後悔している。
これを書きながらも、
あんなに健気に僕ら家族を好きでいてくれていたのに、
なんであんなひどい扱いをしていたのかと、
涙が出てくる。
もう他界してしまったが、悔やんでも悔やみきれない。

今は猫と暮らしているが、
毎月のようにおもちゃを買い、
おやつも飽きないように、
いろんなものを準備している。
健康に良いものだけを選んであげるようにしている。
求められば仕事中でも相手をする。
本当に家族のような子どものような存在だ。

うちは完全に室内だけで飼っている。
(「飼っている」とも言いたくないが。。。)
なので首輪もしていない。
マンションの構造上、外に逃げ出す心配もないし、
拘束しているイメージが嫌なのと、
何より子猫のときより首輪を嫌がったからだ。
もちろん病院など外出するときにはハーネスを付け
ケージに入れ、紐をケージに固定している。
ちょっとした音でもびっくりして逃げ出してしまうので、
かわいそうだが、厳重に固定している。

最近くつろいでいる猫ちゃんの姿を
見ていて思うことがある。
「この子、かわいそうに、裸だ。」

変なこと言っているのはわかっている。
でも思っちゃうんだから仕方ない。
部屋は常にエアコンをつけて温度調整している。
運動しやすいようカーペットも敷いているのだが、
キッチンや玄関の床は冷たい。
「裸足で大丈夫だろうか」
まあ大丈夫だから本人も好きで歩いてるんだろうが。

ただ、どうしても人間の価値観に
当てはめてしまう。
毎日裸で放って置かれて、
この子の尊厳は守られているのだろうか。
うちの子は女の子なのだが、
かわいい首輪とかでおしゃれしたいんじゃないだろうか。
家の中を元気に動き回っている姿を見て、
そんな事を最近思ってしまう。

本人からすれば大きなお世話だろうし、
絶対着せないけど、
何かしてあげたい気持ちになる。
せめて艷やかでベルベットのように
手触りの毛並みだけは維持してあげたいと、
ご飯もしっかりしたものを選んでいるし、
ブラッシングも換毛期以外は、
週に3~4回してあげている。

いつも癒やしをくれるうちの子に
感謝を込めてもっと色々してあげたいのだが、
嫌がることやストレスになることをするわけにはいかないし、
おやつを挙げすぎるわけにもいかないし、
なんとも悩ましい。
言葉がわかれば良いだけどなぁ

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