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【読書感想】「最軽量のマネジメント」山田理

最軽量のマネジメント(サイボウズ式ブックス)

「これからのマネジャーはどうすべきか」という重荷ではなく「どうすればマネジャーの仕事を減らせるのか」という軽やかさを示したい。本書は、寄せられた過度な期待と責任から、マネジャーを解放するための本です。
「BOOK」データベースより

この本の概要

ここ最近、読書熱が復活してるんです。
で、とりあえず、まずは入手しやすいものってことで、会社にある会社の人絡みの本を読んでおりました。

社員シリーズのトリを飾るのが副社長おさむさんの本、「最軽量のマネジメント」。

最近発売されたばっかりです。
読みやすくってサラッと読めるし、ところどころでおさむさんの関西弁と、笑いをとろうとする精神がみえて、ニヤッとなります。
タイトルどおり、マネジメントの本でして、これまでマネージャーが背負ってきた重荷を軽くしてくれる方法がたくさん!
マネージャーには嬉しい内容なのではないかしら?

ぶっちゃけ、言ってることの大半は、既出のサイボウズ関連本(青野さんの本とか藤村さんの本とか)と同じで、「公明正大」とか「説明責任・質問責任」などです。
なので、サイボウズ関連本をたくさん読んでる人にとっては、もしかしたら「またか…」というふうに思ってしまうかもしれません。

ただ、これはあくまで個人の感想ですが、私は、「書いてる人が違うと、見てる視点もこんなに違うんだな〜。おもしろいな〜」と思いました。
視点がちがうと同じ要素でも全然ちがう。
おもしろい。
100人100通りのストーリー。

あと、藤村さんの本を読んだときにも思ったけど、本を出してる社員が社内にたくさんいるって幸せなことだな〜とも思いました。
ひととなりも考えてることも、その人の思考が整理された状態でわかる。
おしゃべりだけではわからないその人を多面的に知る手段があるってのはとっても贅沢。

青野さんやおさむさんや藤村さん以外の社員も、本を出してる社員が実はたくさんいます。

ちなみにちょっと宣伝しちゃうと、私の前の部署のリーダーも本だしてまんねん。(←なぜ、突然関西弁…)

ヘルプサイトの作り方 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

よっ、マニアック!!
(マニアックな世界の話だけど、とっても読みやすいしマニュアル業界の人には超オススメ!!)

私の知人みんな、本を出してくんないかな。
私は買うよ。
読みたい、みんなのストーリーを。
(売れるかはわからんけど)

マネージャーって大変よね

藤村さんの本を読んだときにも思ったけど、リーダーやマネージャーって大変よね。
この本のようにやれば、たしかにタスクは多少最軽量になるかもしれません。
でも、タスクが減ってもやっぱ大変なんじゃないかな、と思います、うちの会社のマネージャーやリーダーを見てるとwww

説明責任ってほんとうに大変だと思うもの。

わかりやすい例えをあげると、忙しいときに、こどもの「なんで?なんで?」攻撃に全部真面目に答えるの、しんどいじゃないですか。
「いいから!」
とか
「あとで!」
って言うおかあさんやおとうさん、めっちゃたくさんいるじゃない。

「説明責任」て、それが使えないっていうことですもん。

ルール自体はシンプルで、人とちゃんと向き合うなら実は当たり前なことなんすよ。
青野さんやおさむさんが言ってることって、ホントシンプルで、小学校と同じなの、基本は。
「嘘つくな(公明正大)」
「わかんなかったら質問しましょう(質問責任)」
「聞かれたら答えましょう(説明責任)」
ですからね。

でもさ。
その当たり前が、こじらせてしまった大人たちには極めて難しいワケです。

で、小学校よりも厄介だなーと思うのは相手が大人なのでみんな弁がたつ。
(しかもうちの社員は賢い人が多く、口もキーボードもおしゃべり上手が多い…)

そんなところなので、マネージャーやってるひとたちは、ほんと「すごいな〜」と思います。
尊敬してます。

なので。
これ、タスクやメンバーの期待値を最軽量のマネジメントで取り除いたとして、だいぶ肩の荷は降りるんでしょうけど、それでも核となる「説明責任」と「決める覚悟」だけでもじゅうぶん重たいと思います。
(副社長の本のタイトルを真っ向から否定してしまう平社員…)

だからまぁ、マネージャー、頑張れ(^_-)ってことで。
私は世の中のマネージャーを応援する派です。基本的には。
でも、応援はするけど、質問もしたいときはします。

世の中をアップデートしたいよね

ティール組織が話題になって、自立型な組織がすこしずつすこしずつ台頭してきているものの、世間を見渡せばそんな組織はほんの一握り。
会社も学校もそれ以外も、相変わらず、デコボコの個性あふれる石を四角いかたちに統一しようとする昭和の価値観の人がたーくさん。
学習指導要領とか、会社とか世の中の仕組みとか、そもそもの部分で問題なところが多いので、マネージャーや先生が、現場でどんだけ頑張っても個人では限界があるんじゃないかな、と思う。

なんかこう、先進企業が頑張って布教活動したり、本を出したりするんじゃいくらやっても足らんよな。
どかんと世の中全部をひっくり返すようなインパクトある知識のアップデートってのはできないもんなのかね。

「FACTFULLNESS」とか「LIFE SHIFT」とか、めっちゃいいこと書いてる本がでてるわけじゃん。
そういうの、一部の意識高い人だけが読んでるだけじゃダメだと思うのよ。
会社や学校でどんどん教えてよって思うし、テレビやメディアでも毎日やってよねって思う。
特にメディアよ。
メディア、頑張りなさいよ。

ほんでさ、我々平民たちも、偉い人が動くのをまっていてはたぶんダメなのよ。
会社や小さな村社会の圧におびえずに、質問責任や公明正大と勇気をもって、もうちょっとマシな世界になるようにがんばらないとね。

ってことで、最軽量かはおいといて、とりあえず、おさむさんの本のなかで伝えたい要素でまとめられたから、自分的にはもう良しとする!
きれいにまとまった!!


さて。
十二国記シリーズ、読むぞ〜〜〜!!

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サイボウズチームワーク総研アドバイザー | Gallupストレングスコーチ | 元Linux・ネットワーク系講師 | 三兄弟の母 | 趣味はBリーグ観戦(ジェッツ推し)・読書・パン作り | https://twitter.com/motokoo68?s=09

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