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シャーロット(KEY制作:2015年)【このアニメ感想は、きっと僕が書いた文字だ(僕の文字(泣))】

泣きゲーの話が出てきたので、泣きゲーならKEYを外すわけにはいかん。
ということですが、
今回はアニメとして最初から作られた作品となります。
基本、全年齢版しかありません。(泣きゲーはもともとエロゲだったので)
期待していた皆さま、残念でした。

しかし感動ポルノということであれば、文句なしに感動させられることはお約束できる作品です。これが麻枝マジックだ!

では作品のあらすじを。過度なネタバレなしに。

能力者モノです。
主人公たちはそれぞれ、固有の超能力を持っています。

主人公は、短期間だけ、相手と精神を入れ替わる能力。
この能力に目覚めた主人公少年は、まず何をするかというと・・・
ゲスいチート学園ヒーローを目指します。
さすがエロゲ主人公!(じゃないけど)

しかし第1話にて早くも野望は瓦解するのです。
それが同じ能力者であるヒロインとその仲間たち。
彼女たちは、身近なところで能力を悪用する能力者を制裁する課外活動をやっていたのですね。
主人公、もろに標的。
ヒロインの軍門に下った主人公少年は、致し方なく、彼女の放課後活動にメンバーとして参加させられることになります。
そんで能力を悪用するどうしようもない輩を成敗していく。

というのが前半の展開。学園ものあるあるですねー。
(ちなみにDVD特典のおまけエピソードもこの時期の話なのは当然ですね)

ところで主人公少年は妹ちゃんと2人暮らしです。
なんかもうひとり兄弟がいたような気がするけど、きっと気のせいです。
妹ちゃんは「甘すぎるオムライス」が得意料理で、
どうも主人公はかつてこれを激賞したことがあったらしいのですが、
年頃になった彼にとっては甘すぎるマズ飯でしかありませんね。

さて伏線はこれくらいにして。

「まどマギ」では第3話からきた「たまねぎの皮むき」が、今作においては、第6話から始まります。
上記の登場人物、誰かがいきなり死にます。

そうです。「ひぐらしのなく頃に」じゃないですが、前半のパートでしっかりと幸福な時間を描写するのが今作です。
そのかわり、ラストが急ぎ足になってしまいますが、あえての選択は良い結果をもたらしたと私は思います。

皆さん、この作品に関しては、3話切りしてはいけませんよ。

前半の幸福な世界があるから、後半の主人公たちの選択に重みが加わります。
いなくなった兄弟がどれだけヒーローだったか。
「甘すぎるオムライス」がどれだけかけがえのないものだったか。
そしてチートじゃない、本物のヒーローになるために、主人公が何を犠牲にしなければならなかったか。なぜそれでも選択ができたのか。
そんな選択は大切なものがある人間じゃないとできませんし、説得力がないですよね?

なんでも物語が売れる要素として「主人公の成長」があるそうです。
人間は成長譚のある物語が好きなんですね。それは人間の本能です。
今作の主人公は、成長する主人公の典型です。

悪役からはじまり、
どん底に落とされて上がり、
超えられない壁を知り、
それでも大切なもののために全てを賭す選択をして、
○○に○○○○〇て、
○○○○に○○○を○○す。

けれども〇〇〇〇〇〇〇〇〇がいました。
それから先の話は、皆さんが想像してみてください。
これくらいなら、ネタバレ過度にならないかなあ。

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