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永遠の子供たち【映画感想?誰だそれは?】(ギレルモ・デル・トロ監督:2008年)

まだギレルモ・デル・トロ監督が、
ギレルモ・デル・トロ・ダレ・ソレ?監督だったころ、
つまりまだ無名、とまで言わないまでも知られてなかった頃の作品です。
スペイン映画ですね。デルトロ監督はスペインの人だったのですね。

この当時はいわゆるメリーバッドエンドの作品が流行っていた時代でした。
今ではオープンエンドと言われ、
読者視聴者によって結末の感じ方が異なると言われるエンディングです。
趣深いということです。

要するにこの映画はそういう作品です。
私は、グッドエンドと受け取りましたけど。
人によっては、もやもやしてしまう人もいるかと思います。

さて。
今回はネタバレ抑制気味でやってみますか。
ネタバレしすぎて反省してます。

お母さんは施設出身です。
友達の中でお母さんだけがもらわれ、後は火事で死んでしまったそうです。
お母さんは成長して、その孤児院を引き取って再開しようとします。
お母さんとお父さんと息子。
息子は養子です。
そして息子は不治の病をもってます(当時は。今では治りますね)
息子はお化けの話をします。
最初は良くある空想の友達だと思ってたお母さん、
しかしだんだんと笑い話では済まなくなります。
ある時、息子が行方不明になります。
ちょっと絶望的な時間が経ちます。
お母さんはだんだんとおかしくなってきます。

しかし息子が言っていた話を真に受けて、その通りにしてみると、
ヒントが次から次へと出てきます。

お母さんはお父さんが止めるのも聞かず、
息子を探し求めて心霊がたゆたう世界に入っていきます。

そして、この作品はメリーバッドエンドです。
想像して見てください。
視聴してみてください。
損はさせませんぞ。

いや、全然怖くないぞこれ。ホラーじゃないぞ。

昔の作品です。
この後、デルトロ監督はハリウッドへスカウトされました。
そんで作ったのがこれ。

一方、日本で同じ時期に流行ったのが。

メリーバッド万歳!

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#ホラー
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#オープンエンド

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