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砂の都(著:町田洋)【まあいいか。また後でマンガ紹介すればいいし(それっきり語る機会はなかった)】

疲れたときにのんびり読んで、
精神を回復させるほんわか系マンガ。
一巻完結。
余白がとてもいいです。

砂漠の真ん中を移動する都市は、ある種の生き物みたいな存在で、
そこに移住した人の記憶から建物を作ります。
基本はそこにのんびりと住んでいる人たちの物語。
そんな中でじれったい関係もありつつ、
なんとなく大切なものを噛みしめていき、
味がなくなっていく余韻を楽しむ。

ただ永遠には続きません。
何事も必ず終わりがあり、それで・・・

というお話なんですが、
一巻できれいに物語が終わっています。
途中、ヒロインのおねーさんの話が出てきたりするので、
すこし複雑な部分もありますが、
なんせ余白が多いので、
想像の余地が多いと感じました。

主人公はのんびり屋なんで、あくせくせず、
話が進みません。
ヒロインも夢を追いかけるタイプですが、
憧れのおねーさんが挫折してしまったので、
ヒロインも大きな曲がり角に来てしまっています。

まあ、いいさ。
時間がやがて、解決するさ。

そして・・・・

*******
投げっぱなしではなく、いちおうオチをつけます。

アート系マンガとしては、
わかりやすく落ち着く絵と話なので、
アリなんじゃないかと思います。
短編集と違って、ある程度の長い話の中で回しているので。

この先生は引退したと聞かされていましたが、
また描いていらっしゃるようです。
以前には惑星9の休日を紹介させていただきました。

きょうは、だらんこ過ごします。
休日は、また終わるさ。そして・・・・


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