能力を開花させる方法。得意なことを使えなくすると別の才能が開花する
こんばんは、mokkoです。
この記事ではいつも僕が実践し、違うスキルを身につける時に意識していることを書いていきたいと思います。
たまたまやってみたらうまくいったこと
僕はかれこれ20年近く作曲をやっており、作詞も含めると2,000曲近くを生み出してきました。
丁度20年前に友人に誘われてプロの作曲家という大きな目標を立てて行動してきたのですが、
彼はプロを目指して大学も辞めて全てを捨てて東京に行きましたが、僕は目指してはいたものの、その当時の価値観が将来はサラリーマンになるものという常識に支配されていて、
彼からの3日間与えられた時間に答えを見つけられず、作曲家は諦めてサラリーマンをやりながら音楽をしていく道を選びました。
しかし、彼は残念ながらプロにはなれずにサラリーマンになっていました。
しかも彼は音楽さえ辞めてしまっていました。
正直残念ではあったのですが、プロで食べていくほど難しいものはなくて、与えられた相手の要求に150%答え続けなければならない世界で、しかも毎年プロになっても活躍できるのはほんの一握り。
だから、音楽を仕事にすると辛くなるとは分かっていたので、コツコツと毎日曲を作ってこれまで積み上げてきました。
そうして、僕は歌うのが苦手で人前に立つとすぐに上がってしまうので、
ギター弾き語りで曲をプレゼントすることを始めました。
それを克服する為にあえて作曲にギターを使わずにピアノで曲を作るようにしました。
なぜなら、つい好きな楽器、楽して曲を生み出せる楽器を無意識に手を伸ばしてしまうので、
一向に使わない方は下手になっていってしまうのです。
そうすると、いざ使おうと思っても使えないのと、ピアノの方が右手と左手が使えるので、この能力を開花させたらもっと作曲の幅が作れると想い、
あえてピアノのみで作曲をしていきました。
最初は曲が浮かんでも何か違うとだめだしする毎日でしたが、それから数年経ってみると、ピアノの方が曲をイメージしやすくて、
へたくそではありながらも、バンドやユニットの時にイメージを伝えやすい脳になっていました。
ついつい楽なことをしてしまうが、あえて苦手なことに挑戦するとできることの幅が広がる
僕はギターで曲を作るよりピアノで曲を作っていった所、徐々に脳でイメージした音をピアノで再現できるようになって、
やれることがどんどん拡がって、
先日は寝ていたら頭の中でメロディーがなっていて、その音をピアノで小さな音でも弾いてみたら、
これまで思いつきもしなかった楽曲が出来上がっていました。
もしギターだけをやろうとしていたら、こういう新たな能力が開花しないので、
あらゆる所で実践しているのが、できることは封印して、やりたいこと、苦手と思っていることをただひたすらやるようにしています。
すると、時間はかかりますしかなり効率が悪いので、はたからみていると鼻で笑われてしまったりするわけですが、
この挑戦にかけた時間は一時の”点”でしかないのですが、それがどんどん溜まってくると”線”で結ばれていくようになり、やがて多面体になっていき、
やれることの量が半端なく増えていくのです。
これからの時代、皆と同じことができても目立てないですが、人と違うことを少しずつでも挑戦していくと、
最終的に何もしていなくても相手があまりいない状態というのが作れて、
僕が今やっているBGM無料企画も毎日休まず曲を作れるので、最初はできると思いますが、
1年、3年、5年と続けていけば、続けるだけで喜んで頂きながらブランディングもできていくのです。
だから、得意なことをあえて使わず、今まで億劫になっていたことに集中してみると気がついたらそれがきっかけであなただけのブランディングができていきますので、
是非、苦手なことに挑戦するきっかけになってもらえたらと書いてみました。
まとめ
誰でも得意なことをまずは伸ばしていけばどんどん成長していけますよね。
でも続けていくと本当に成長しているのかを実感できなくなってくる時期があります。
その時にあえて苦手な分野やスキルにチャレンジしてみると今までと違った景色がみれるようになっていきますので、
是非挑戦してみてください!
無料オリジナルBGM企画(satsuki_designさん)
今回のBGMは、satsuki_designさんからの依頼で、
ドリカムのような楽しくて聴いているだけで前向きな気持ちになる曲を依頼されました。
僕の中でふと夢に出てきたメロディーをそのまま今回BGMにさせて頂きました。
もう少しピアノが上手く弾けたらと思いましたが、そこはくやしさをばねにこれから早くもっと正確に弾けるように練習しないといけないなぁと反省ではありますが、
satsuki_designさんの為に今できるスキルと詰め込んでみましたので、良かったらきいてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?