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生きる

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様々な試練のある人生、それでも「幸せ」になりたいと願うあなたに言の葉が届いたらいいです。^_^
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2023年3月の記事一覧

人生はRPGゲームと似ている

人生はRPGゲームと似ている

人生について語ってみようⅡ

「人生は与えられた役割を
全うすることである」と
初めて感じたのは小学生の頃
学校で辛い出来事があった時
夜、眠る前に浮かんできた

「本当の自分はどこか他の場所にいて
今、ここに居る自分が役割を得て
この辛さに向き合っている」
だから、例え辛くてもそれで良いし
どこかにいる本当の自分は
「辛くなんてないのだろう」

そして、人生の途中で気付いてしまった
もう一つのこ

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樺色の月

樺色の月

樺色の月を見ると
昔の人は 
何か不吉なことが起こると
思っていた

光の屈折により見える
干渉色というらしいけど

怪しく妖艶に見える

今日の月は
何故だかひときわ惹きつけられる

それは人の心が
強さにも 弱さにも
惹かれてしまうように
できているからかな

こんな夜には
正しさだけでは説明できない
闇に吸い込まれそうになるのは
ありか、なしか

樺色の月に聞いてみる

真昼の月

真昼の月

真昼に月がくっきり見えるのは
空が真っ青なとき

早めに職場を後にしたら
日の長くなった空に
真昼の顔をした月が
微笑んでいた

月は見る時々の自分の気持ちを
鏡のように映しているようでもあり
余分な心持ちを吸収してくれるようでもあり

深呼吸してみたくなる

「真昼の月はやさしいな」
ひとり、つぶやいた

太陽のような情熱や眩しい光はなくても
与えられた光を返すことで光る月

そんなふうにそっと

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父の死に寄せて

父の死に寄せて

光と闇と…

一番幼い頃の記憶は
父が親族に囲まれて涙を流している場面
「どうしたの?」と聞くと
「目の手術をしたから」と答えた父
後に聞いた情報とつなぎ合わせて考えると
私が2歳だった頃、家を出て行った父が
ほどなくして戻って来た場面
だったのだろう

次の記憶は
泣いている母が私と弟を連れて
誰かの家に寄せてもらった場面
その家で一晩過ごしたことと
その時、マーガリンが塗られたパンを
食べた記

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補聴器の限界はあるか?

補聴器の限界はあるか?

科学と医療の進化で補聴器の性能は
上がっているはずだけど
補聴器を付けて尚、なぜか聞こえない父

聴力自体が落ちてしまったら増幅することは
難しいのだろうか?

と心配をしながら筆談をしたり
ジェスチャーで伝えたり
補聴器のメリットを少し疑った

そのうちに耳型採取をしてシリコンを使い
耳穴ぴったりの補聴器を作成したところ
不思議なことに聞こえるようになった(みたい)
ハウリングを起こしているピー

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