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二人キリの異世界冒険 第Ⅱ部 勇者パーティ編

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天涯孤独な初老の高校教師(情報・男性)が、神官たちの度重なるミスで、異世界に召喚され、更に行き倒れの少女に転生される。  冒険者(黒魔導士)に助けられ、共に異世界で生きていくこと…
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記事一覧

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 8.卒業 

 いよいよ、卒業式だ。3年間だったが、あっという間に過ぎたようだ。最初の目的は、余り達成…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 7.イベントの終了

 準決勝に残ったのは、クルドのパーティー、兵士のパーティー、冒険者のパーティー、そして、…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 6.イベント開始

 いよいよ、次の試合が、私達の1回戦となった。私達は、闘技場に向かいながら、事前に話した…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 5.実践練習

 卒業前にイベントが行われることになった。そのため、午前の授業の拳闘の講座では、予行を兼…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 4.剣術のレベルアップ

 今日は、1時間目に拳闘の講座がある。アイリス先生は、ゆっくりと指導するみたいだ。前回は…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 3.特別な課題

 レッド・ドラゴンを倒した私達は、一つ上の階層に移動した。そこには、ワイバーンの群れがい…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 2.ダンジョンでの演習

 1時間目の拳闘の講座の後、暫く休憩となった。午後から、ダンジョン内での演習になっている。各グループごとにダンジョン内の指定された魔物を倒して、その証拠品を持って帰ることが課題になっている。  私達は、今回の課題であるゴブリンを10匹倒すことに集中することにした。第5階層に、ゴブリンの群れがいることは、直ぐに分かったので、そこまで、一気に潜ることにした。そして、簡単にゴブリンを10匹狩って、ダンジョンを出た。  ダンジョンの外には、担当の教師が待って居た。  「ミユ、証

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第14章 魔法学院卒業編 1.拳闘の講座

 魔法学院は、卒業までに3年掛かってしまう。しかし、早いもので、もう、最後の3年目に突入…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第13章 Sクラスパーティー編 6.Sクラスパーティー始動

 ついに、私達は、Sクラスに昇格した。これで、キリのパーティーも、Sクラスパーティーだ。 …

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第13章 Sクラスパーティー編 5.フヨウの頑張り

 私達は、魔法学院の食堂に急いで行った。すると、パーティーの皆は、揃って、お茶を飲んでい…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第13章 Sクラスパーティー編 4.新たなダンジョンの制圧

 私は、週末に終わらせるのには、更に、進んでおく必要があると考えた。そこで、パープルに尋…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第13章 Sクラスパーティー編 3.Sクラスパーティー誕生?

 私達は、週末には、ギルド長の依頼をこなすようになった。事前に、フヨウが、選んだ物を引き…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第13章 Sクラスパーティー編 2.ギルド長の依頼

 私は、ギルド長の依頼を引き受けて、盗賊に身代金を渡す役を引き受けた。指定された場所に行…

moka
6か月前

第Ⅱ部 勇者パーティ編 第13章 Sクラスパーティー編 1.魔法学院での新たな生活

 私は、魔法学院の生活に戻る事にした。魔大陸のマナ濃度はどんどん低下しており、魔物が溢れ出す危険は回避できたと思われるからだ。  それに、キリとしてパーティーをSランクにランクアップしたい。その為に、魔法学院での生活を中心にしていくことにした。  私とパープルは、食堂に向かった。いつものように、パーティーのメンバーと合流するためだ。食堂に入ると、いつも通り、フヨウとエルミアとミユが並んで、座っていた。私達は、その前に座ることにした。少し、お腹もすいていたので、トレーに料理