moka

最近、書き始めました。読んで貰えると嬉しいです。よろしく。

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マガジン

  • 錬金術師の召喚魔法  第Ⅳ部 サルビア編

    偽勇者と国王に裏切られた賢者が、死者の魂を召喚し、果たせなかった夢を託す。 召喚されゴーレム擬きとなって、新たな賢者の道を歩み始める。 勇者なみの魔力と全属性魔法により、ワーキャットの従魔を従えて、闇魔法を駆使して、地下帝国を築いていく。  魔法学院でのガールズラブから、大人との恋愛まで、女の子としての第2の人生をエンジョイする。  また、テラ・ワールド商店の全世界への進出により、経済面からも、世界征服を目指す。

  • Excel VBA用で作るゲーム 作り方を徹底解説!

    Excel VBA用でこれまで作ったゲームをまとめたものです。 プログラムは初めての人でも、内容が理解できるように解説を付けています。 すべて、コード(ソースコード)を付けています。

  • 共通テスト 情報Ⅰ 受験対策

    2025年に共通テストとして情報の科目が新設されます。情報は、情報Ⅰから出題されます。初めての科目ですが、色々な情報をまとめて、十分な対策を取れるようにするつもりです。

  • 中学生 英語

    中学生対象の英語学習の記事をまとめています。

  • P検 準2級 アプリ対策-合格への近道

    合格への近道(学習方法・学習内容の解説) P検は、正式には、「ICTプロフィシエンシー検定試験」と言われている試験のことです。 目標の準2級合格には、アプリで、100点満点を取ることが、大切です。 この講座で、WordとExcelの両方で、それぞれ100点を取れる実力をつけて下さい。

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錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2715.黒死病との戦い

 私は、急いで、ミヤーコ王国の都市シジンに転移魔法で移動した。そして、神殿長に面会を申し出た。  「私は、ムーンと言います。ヘノイ王国のガーベラから依頼を受けて黒死病の治療にやってきました。神殿長は、居られますか?」  「はい、暫くお待ちください」  神殿の入り口で、神官に声を掛けたが、街の中の様子とは異なり、余りにも、平然としすぎている。まるで、何も起こっていないかのような態度に、私は、驚いてしまった。  暫く、待って居ると、先ほどの神官が戻って来た。  「神殿長

    • 錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2714.新たな伝染病

       ガーベラに他国からの相談が入った。それは、ミヤーコ王国で、フラン連合国の中の北端の国で、広大な土地を持つ。その国の最大の都市シジンで、黒死病が発生した。病気は、瞬く間に、都市シジンを暗黒に陥れた。  ミヤーコ王国では、まだ、下水道工事を行っていなかった。そのため、都市の衛生状態は最悪な物になっていた。多くの民が、リンパが腫れあがり、激しい痛みを訴えたり、突然に高熱になったり、頭痛や悪寒などを訴えている。  そして、すでに、多くの者が死んでいた。ガーベラは、すぐに、ムーン

      • 錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2713.竜人族との取引

         マリーから、思念伝達で、連絡が入った。    「ムーン様、マリーです。今、いいですか?」  「構わない」  「赤の竜人から、商品の納入依頼が入りました」  「何を所望しているのだ」  「実は、武器を大量に購入したいそうです。そして、通常の武器だけでなく、特殊な物も、用意するように言われました」  「特殊な物とは、なんだ!」  「空から、地上を攻撃できるようなものが大量に欲しいと言われました」  「空からの攻撃だと!」  「はい。用意できますでしょうか?」

        • 錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2712.竜人族の望み

           私、ムーンは、赤の竜人との取引を果たすために、リンダにソーロン帝国の人里離れた森林を購入させた。  そして、そこに竜人族の住む屋敷を土魔法で、創った。普段は、人間の姿をしている竜神だが、休む時には、元の姿に戻る必要があるらしい。そのため、翼を広げることができる広大な土地が必要であった。  赤の竜人への引き渡しの準備が整ったときに、私は、もう一度、マリー達を連れて、遺跡から赤の竜人に会いに転移魔法用の魔法陣を起動した。  「赤の竜人、待たせたね」  「いや、時間は、気にな

        錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2715.黒死病との戦い

        • 錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2714.新たな伝染病

        • 錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2713.竜人族との取引

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        • 錬金術師の召喚魔法  第Ⅳ部 サルビア編
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        • P検 合格への近道 3級編 【P検準3級アプリ対策講座】
          9本

        記事

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2711.竜人ルーブロマ・ドラコ

           竜人族が魔人族とのみ交易をしていることには、大きな理由があった。それは、魔人族の領土の中にある遺跡に関係している。竜人族の世界とこの世界とを繋いでいるのは、魔人族の領土内にある遺跡だけだからだ。また、ソーロン帝国が魔人族の領土を封鎖していたため、魔人族も、竜人族以外との交易をすることが出来なかった。  竜人族は、自身の姿を自由に変えることができる。そのため、初めは、竜人族が魔人族に化けて接触を図ったようだ。そして、遺跡の転移魔法陣は、魔人族は操作することが出来ずに、必ず、

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2711.竜人ルーブロマ・ドラコ

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2710.魔人族の商人

           マリーから、思念伝達で、連絡が入った。それによると、魔人族の区別が出来るのは、魔人族の者であれば、誰でもできるということだ。しかし、今回は、魔人族を見張るための物だから、当然、魔人族を雇う訳にはいかない。  仕方がないので、他の方法を考えることにした。魔人族は、見た目に違いはないが、唯一、異なることがある。それは、使える魔法の種類だ。  魔人族は、その種族によって、扱える魔法が異なる。そこで、どのような魔法が扱えるかを知ることで、どの部族の魔人族かを知ることが出来る。お

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2710.魔人族の商人

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2709.赤の竜人と遺跡

           マリーに調査依頼をしていたが、直ぐに、マリーから、魔法陣の映像が送られてきた。それを見ると、転移魔法用の魔法陣であることは分かった。ただ、通常の物とは違い、大量の物や人を転送することが出来る大掛かりな物だった。おそらく、50人程度であれば、一度に転送することが出来そうだ。  私は、直ぐに、マリーと合流して、赤の竜人のいるダンジョンに向かった。マリーの部下のカモミールとダリアも同行させた。  私達は、隠密魔法で、姿を消して、ダンジョンの中に入って行った。マリーの先導で、遺

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2709.赤の竜人と遺跡

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2708.光魔法治療学院(4)

           ホータルから、思念伝達で、連絡が入った。私は、直ぐに、イーデン王国の都市ロンデンにあるテラ・ワールドの支店に移動した。そして、支店の中に入って、受付に声を掛けた。  「ムーンだけど、ホータルは、いるかな?」  「はい、私です。お待ちしておりました」  「それで、何処の土地かな?」  「まず、治療院の方から、説明します」  「お願いする」  ホータルは、ロンデンの地図を広げて、場所を示してくれた。  「分かった。直ぐに、治療院を建てたいが、いいかな?」  「は

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2708.光魔法治療学院(4)

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2707.光魔法治療学院(3)

           魔法学院の8人の生徒が、働き始めて、もう、1月が経った。サルビアには、まだ、光魔法治療学院の学長として、働いて貰っている。なかなか、後継者を決めることができない。  サーキには、週末は、泊まり込みで、働いて貰っている。そして、魔力総量を増やすための指導を行うために、私も、週末も光魔法治療学院に来ている。そのおかげで、ここで働き始めたころの8倍もの魔力総量を得ることが出来ている。これで、もう十分な魔力総量になっているのだけど、サーキは、まだ、満足していないようだ。お陰で、今

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2707.光魔法治療学院(3)

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2706.光魔法治療学院(2)

           リンダから、思念伝達で、連絡が入った。学校を建てるのに、適した土地が見つかったようだ。貴族エリアを含む土地を確保して貰えたようだ。これで、貴族エリアと平民エリアの両方に宿泊施設を作ることができる。そして、治療する場所も両方に作ることができる。  本当は、貴族とか、平民とか、関係なく対応できることが大切なのだが、それには、国民に意識を変える必要がある。それまでは、我慢しないと仕方がない。長い時間が掛かる。そして、大きな忍耐が必要になるだろう。  私は、リンダに教えた貰った

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2706.光魔法治療学院(2)

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2705.光魔法治療学院(1)

           私は、サルビアに新しい学院の学院長として、働いて貰おうと考えている。今の所、学院の名前は、「光魔法治療学院」としようと思っているが、サルビアに任せるつもりだ。なんなら、「サルビア学院」でも構わないと思っている。  私は、リンダの居るテラ・ワールドの本店に転移魔法で、移動した。  「リンダ、お早う」  「あら、久しぶり」  「今日は、リンダに頼みがあって来たんだ」  「何? ムーンの頼みなら、何でも聴くわよ」  「ありがとう。実は、新しい学校を創ろうと思っているん

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2705.光魔法治療学院(1)

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2704.魔人族の交流関係

           炎の魔人族、氷の魔人族、雷の魔人族は、それぞれ、魔法が使える。炎の魔人族は、火魔法に特化しており、氷の魔人族は、水魔法に特化している。そして、雷の魔人族は、水魔法と風魔法の両魔法に特化している。  だから、土の魔人族の冒険者モリーロが、魔法を使えないと言っていたことが、気になった。あれは、単に攻撃魔法が使えないと言う意味だったのか?  そして、土の魔人族だけが、田や畑を耕して生活している。その他の魔人族は、狩猟民族の様だ。魔物や動物を狩って、生活している。  ただ、不

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2704.魔人族の交流関係

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2703.魔人族の秘密

           ソーロン帝国には、魔王軍が侵攻してくる時に利用するゲートがあり、そしてヘノイ王国には、勇者を召喚できる賢者が代々生まれてくる。それでは、聖剣と聖盾と聖防具は、どこにあるのだろうか?  おそらく、それぞれが、各国に分散して保管されているのだろう。本気で、魔王を倒すのであれば、探して、集める必要がある。だが、今はそれらしい兆しがない。  カタリナが、王女になる時に前国王レーモンから聞いた話では、魔王が復活する兆しがあるとき、四天王から指示が出されるということだ。だが、100

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2703.魔人族の秘密

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2702.土の魔人族

           私は、魔人族の冒険者モリーロに思念伝達で、連絡を取った。  「モリーロ、始めまして、私は、テラの後継者のムーンと言います」  「テラの後継者? テラは、どうした?」  「無くなりました。それで、私が後を引き継いだのです」  「そうか、テラには、お世話になった。惜しい人を亡くしたな」  「はい。残念です」  「それで、私に何か、用か?」  「実は、テラから、ある程度の事情は聴いているのですが、少し、疑問な事が在りまして、それで、連絡をしたわけです」  「疑問な

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2702.土の魔人族

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2701.ソーロン帝国とヘノイ王国の関係

           カタリナを女王にするときに、第1皇子のルイに暗殺されそうになった。しかも、ルイが直接手を下すわけではなく、ソーロン帝国の王族からの攻撃を受けたのだ。それが、王族のゾーウだった。  私は、王族のゾーウの攻撃をかわし、逆に、ルイを追い詰めることに成功した。そして、ソーロン帝国の王族ゾーウを手下にした。それによって、ソーロン帝国とヘノイ王国の関係がはっきりしてきた。  ヘノイ王国は、昔から勇者を召喚する役割を果たしてきた。しかし、今から、約1000年前に賢者サビオを裏切り、そ

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第27章 ソーロン帝国の秘密編 2701.ソーロン帝国とヘノイ王国の関係

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第26章 ガーベラの夢編 2607.ガーベラの出産

           ガーベラは、すべて、ルナに任せることにした。今は、妊娠している身なので、無事に出産が終わるまでは、表舞台から、退いて貰うつもりだ。その為にも、早く、後継者を決めて欲しい。  私は、ルナの姿になって、ガーベラの部屋に転移魔法で、移動した。  「そろそろ、後継者を決めておいた方がいいよ」  「そうね。このお腹では、十分に働くことはできないわね」  「それより、身体に負担を掛けて欲しくないよ」  「ルナ、そんなに心配?」  「それは、当り前だろう。初めての僕の子供だか

          錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第26章 ガーベラの夢編 2607.ガーベラの出産