moka

最近、書き始めました。読んで貰えると嬉しいです。よろしく。

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マガジン

  • キリの異世界探検

    キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)  冒険者(黒魔導士)に助けられ、共に異世界で生きていくことになった。  前世での知識・経験を活かし、快適な異世界冒険をする。  コンピュータネットワークと同等のシステムを魔力(マナ)を基盤として構築していく。また、コンピュータを利用したロボット兵士(ゴーレム)も作り上げる。

  • 共通テスト 情報Ⅰ 受験対策

    2025年に共通テストとして情報の科目が新設されます。情報は、情報Ⅰから出題されます。初めての科目ですが、色々な情報をまとめて、十分な対策を取れるようにするつもりです。

  • Excel VBA用で作るゲーム 作り方を徹底解説!

    Excel VBA用でこれまで作ったゲームをまとめたものです。 プログラムは初めての人でも、内容が理解できるように解説を付けています。 すべて、コード(ソースコード)を付けています。

  • 錬金術師の召喚魔法  第Ⅳ部 サルビア編

    偽勇者と国王に裏切られた賢者が、死者の魂を召喚し、果たせなかった夢を託す。 召喚されゴーレム擬きとなって、新たな賢者の道を歩み始める。 勇者なみの魔力と全属性魔法により、ワーキャットの従魔を従えて、闇魔法を駆使して、地下帝国を築いていく。  魔法学院でのガールズラブから、大人との恋愛まで、女の子としての第2の人生をエンジョイする。  また、テラ・ワールド商店の全世界への進出により、経済面からも、世界征服を目指す。

  • 記憶を探す闇の魔法使い

    記憶を探す闇の魔法使い(The Dark Wizard in Search of Memory) 闇の魔法使いの自分探しの冒険 強力な魔法の力を持つ闇の魔法使いがいました。しかし、彼は自分の過去の記憶を失っていました。 でも、ある少女の助けで、光の魔法使いとして、再び世界に平和をもたらしたのです。

記事一覧

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 9.孤児院のスタート

 ローザが、孤児院で働く人を連れてやって来た。ローザを先頭に、少し年輩の女の人と2人の若い女の子が後をついて来ている。  「キリ、こちらが、孤児院に住み込みで働…

moka
1日前

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 8.キリの孤児院

 私は、ミユとのんびりした生活を楽しんでいた。ミユは、白魔導士として出来る事を行っており、充実しているようだ。私は、ミユの喜ぶ顔を見ていいるだけで、嬉しかった。…

moka
3日前
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キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 7.ミユの治療院

 塩の配布で、ミユは、感謝されたが、実際には、キリの作った工場で、自動的に塩は作られている。ミユ自身は、何もしていないと思い始めた。  「塩を配るだけなら、私で…

moka
5日前
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キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 6.領主として

 無事に社交界デビューは、終わった。思った以上に評判が良く、ミユへのアプローチも非常に多かった。  領主としては、これからだけど、幸先はいいみたい。  無事に宴…

moka
10日前

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 5.社交界デビュー

 いよいよ、今日が、私とミユの社交界デビューの日だ。なんだか、緊張する。といっても、私は、陰に隠れて、ミユに前面に出て貰うつもり。  私は、人前に出るのが、恥ず…

moka
12日前

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 4.マナテリーの販売

 魔道具は、魔石を利用して動かしている。魔石に溜められたマナを利用している。それは、基本的にマナテリーと同じ働きだ。マナテリーは、闇魔法のバリアで創った物で、マ…

moka
13日前

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 3.キリ、城主になる

 ウディーア王国の北西の森の近くの領土を持っているデブトヘル伯爵の養子になった。このデブトヘル伯爵には、子供がいないので、都合が良かった。子供がいない貴族は、そ…

moka
2週間前
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キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 2.キリ、貴族になる

 魔法学院を卒業して、早いもので、もう、1ケ月が経った。  キリのパーティーとしてマジック・スクールは、まだ、登録しているが、卒業以来、全員が集まることはなかっ…

moka
2週間前

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 1.卒業

 いよいよ、卒業式だ。3年間だったが、あっという間に過ぎたようだ。最初の目的は、余り達成できていないが、良き仲間ができたので、楽しい学院生活だった。  卒業後の…

moka
3週間前

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)0.プロローグ

 私が異世界から転生してから、早10年が経った。新しい世界では、元の世界での記憶や知識を持ったまま生活できた。ただ、この新しい世界での生活で戸惑ったのは、男性と…

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3週間前
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錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2907.魔王の反撃

 残った魔王の核は、2つになった。5つの内の2つなので、完全体からは、程遠い身体になっているはずだ。  私は、闇魔法を使って、2種類のバリアで、魔王を覆った。1…

moka
1か月前

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2906.新たな戦い

 私達は、魔王の一部を転移魔法で逃がしてしまった。ほんの少しだが、気が緩んでいたのだろう。魔王軍の四天王や魔王軍の右腕などをうまくあしらうことが出来て、驕りの様…

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1か月前

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2905.魔王完全復活

 遂に、魔王軍の右腕アスタロトは、観念したようだ。聖剣により殺されたものは、完全復活した魔王にも、蘇らせることは出来ないようだ。  アスタロトは、私の交渉に同意…

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1か月前
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錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2904.魔王軍の右腕の逃走

 私は、転移魔法で移動した魔王軍の右腕を追いかけるために、転移魔法が使われた場所を調べた。そこには、魔法の痕跡があった。  「これなら、追いかけることができそう…

moka
1か月前

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2903.最後の四天王

 魔王の左腕の魔人ガーブから、有益な情報だった。魔人のことも、魔王のことも、そして、魔火山の事も。  そして、何より、聖剣擬きが効果を発揮することがわかった。こ…

moka
2か月前

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2902.イミテーションの効果

 これまでの戦いから、魔王軍も学習し、分断されないように戦っていた。特に、一番弱い第4の四天王を他の魔人が援護しながら戦っているようだ。  私は、テラjrの戦いを…

moka
2か月前
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キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 9.孤児院のスタート

 ローザが、孤児院で働く人を連れてやって来た。ローザを先頭に、少し年輩の女の人と2人の若い女の子が後をついて来ている。  「キリ、こちらが、孤児院に住み込みで働いてくれる人達です」  ローザが、少し年輩の女性を紹介してくれた。  「初めまして、シュリと言います。食事を担当します」  落ち着いた話し方で、ふくよかな女性だ。美味しいものを沢山知っているような感じだ。  「よろしくね。私は、キリといいます。孤児院は、初めてなので、何か、気になることがあれば、遠慮なく言って

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 8.キリの孤児院

 私は、ミユとのんびりした生活を楽しんでいた。ミユは、白魔導士として出来る事を行っており、充実しているようだ。私は、ミユの喜ぶ顔を見ていいるだけで、嬉しかった。  でも、私も、何か、世の中に役立つことをしてみたくなった。そして、昔の事を思い出していた。そう、私がこの異世界に遣って来た時のことだ。  勇者として、召喚されたのに、それを闇に葬られた。暴漢者たちに襲われた少女の身体を借りて、今の私がいる。確かに、神殿での神官たちの仕打ちには、腹立たしいが、その復習をしても何も得

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 7.ミユの治療院

 塩の配布で、ミユは、感謝されたが、実際には、キリの作った工場で、自動的に塩は作られている。ミユ自身は、何もしていないと思い始めた。  「塩を配るだけなら、私でなくても出来るわ。私にしか出来ない事を何かしたい」  「ミユ、それなら、治療院を作ってみたらどうかしら?」  「怪我人や病人を治療するってこと?」  「そうだよ。ミユは、白魔導士だろ。治癒は得意じゃないか」  「そうだわ。キリの言う通りね。治療院は、私にピッタリよ」  私は、ミユの為に、治療院の建物を土魔法

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 6.領主として

 無事に社交界デビューは、終わった。思った以上に評判が良く、ミユへのアプローチも非常に多かった。  領主としては、これからだけど、幸先はいいみたい。  無事に宴会が終了してから、私は、ミユの部屋に行き、ゆっくりとお茶を楽しんだ。  「ミユ、綺麗だったわ」  「キリも、綺麗よ」  「ありがとう」  「何を言っているの?」  「ミユが居たから、社交界デビューが成功したのよ。だから、感謝しているの」  「でも、準備をしたのは、すべて、キリの指示でしょ。だったら、キリ

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 5.社交界デビュー

 いよいよ、今日が、私とミユの社交界デビューの日だ。なんだか、緊張する。といっても、私は、陰に隠れて、ミユに前面に出て貰うつもり。  私は、人前に出るのが、恥ずかしいから、可愛いミユに頑張って貰うことにした。今日の舞踏会も、ミユの為のものよ。本当に苦労したんだから。  借金で、没落した貴族の養子の社交界デビューなんて、誰も、見向きもしなかったんだから。それを、これだけ、盛大に行えるように、私が、走り回ったの。  多分、普通に案内状を出しただけなら、これだけの人がやってく

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 4.マナテリーの販売

 魔道具は、魔石を利用して動かしている。魔石に溜められたマナを利用している。それは、基本的にマナテリーと同じ働きだ。マナテリーは、闇魔法のバリアで創った物で、マナを吸収し、保存できる。  魔石は、魔物を倒したり、ダンジョンで、探さないと手に入らない。つまり、貴重な物になっている。そこで、マナテリーを魔石の代わりに利用できるようにして、販売することを考えた。マナテリーなら、大量生産することができる。少し、工夫して、魔石の様に扱えるようにした。そして、本店で、見本を提供していっ

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 3.キリ、城主になる

 ウディーア王国の北西の森の近くの領土を持っているデブトヘル伯爵の養子になった。このデブトヘル伯爵には、子供がいないので、都合が良かった。子供がいない貴族は、そのままでは、領土が没収されてしまうから、いずれ、養子をとる必要があった。  私達は、領土の周りに塀をつくり、新しい城を作った。そして、執事や侍女を雇い、やっと貴族らしい城になった。内装は、ミユが担当して、可愛らしい内装となっている。  「キリ、商店での収入でもいいのだけど、やはり、貴族としては、領土からの納税で、や

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 2.キリ、貴族になる

 魔法学院を卒業して、早いもので、もう、1ケ月が経った。  キリのパーティーとしてマジック・スクールは、まだ、登録しているが、卒業以来、全員が集まることはなかった。エルミアは、魔法学院の教師になるために、魔法学院に残ることにした。そして、私とミユは、今までのサンライズ商店とは別にキリ商店を経営することにした。  私は、ミユに好かれてしまって、別々の進路など、考えられなくなっていた。  私は、ミユには、在庫管理を任せることにした。私は、管理が苦手なので、それが得意なミユに

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)第1章 貴族編 1.卒業

 いよいよ、卒業式だ。3年間だったが、あっという間に過ぎたようだ。最初の目的は、余り達成できていないが、良き仲間ができたので、楽しい学院生活だった。  卒業後の進路は、それぞれ異なってしまったが、まだ、パーティーとしては、名前を残している。いつか、また、集まって、冒険に出かけることができるようにって、思っている。  魔法学院の他の生徒は、兵士に成る者や官吏に成る者や色々だ。でも、貴族は、そのまま、家に戻るだけのようだ。もともと、家業があり、それを継ぐのが普通の様だ。一部だ

キリの異世界探検( Kiri's Otherworldly Exploration)0.プロローグ

 私が異世界から転生してから、早10年が経った。新しい世界では、元の世界での記憶や知識を持ったまま生活できた。ただ、この新しい世界での生活で戸惑ったのは、男性として働いていた私が女性として転生したことだ。  そして、私は未だ神と出会っていない。元々、神を信じていないので、それは、気にもしていない。この世界のある国の神官達に転生させられた。  私が、この世界に転生したときは、僅か8歳の少女だったが、黒魔導士の女性に助けられた。今では、その黒魔導士を姉の様に慕っている。姉と一

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2907.魔王の反撃

 残った魔王の核は、2つになった。5つの内の2つなので、完全体からは、程遠い身体になっているはずだ。  私は、闇魔法を使って、2種類のバリアで、魔王を覆った。1つは、転移魔法を防ぐためのもので、少し魔王から離れた所に展開した。そして、もう一つは、魔王の魔力を奪うための物だ。  転移魔法で、魔王の近くに移動して、直ぐに、私のバリアは張り巡らせることが出来た。それを確認して、テラjrが、魔王に攻撃を開始した。  勿論、私は、スキル鑑定で、魔王の核の位置をテラjrに思念伝達で

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2906.新たな戦い

 私達は、魔王の一部を転移魔法で逃がしてしまった。ほんの少しだが、気が緩んでいたのだろう。魔王軍の四天王や魔王軍の右腕などをうまくあしらうことが出来て、驕りの様なものが、生じていたのだろう。  だが、今更後悔しても、仕方がない。今できることを行うだけだ。  魔王の核は、一定の時間が経てば、復元されてしまう。その為、今、目の前の魔王の一部の持っている核を破壊しても、無駄だ。取り逃がした残りの魔王の核が分裂して、回復されてしまう。それは、目の前の魔王の残りの核を逃がすことに等

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2905.魔王完全復活

 遂に、魔王軍の右腕アスタロトは、観念したようだ。聖剣により殺されたものは、完全復活した魔王にも、蘇らせることは出来ないようだ。  アスタロトは、私の交渉に同意した。そこで、私は、アスタロトにこう切り出した。   「私が知りたいのは、魔王に関する情報のすべてだ」  アスタロトは、少し考えてから、私の問いに答え始めた。  「お前は、魔王の事について、どの程度の知識を持っているのだ?」  「それは、お前には、教えられない。秘密だ」  「まあ、良い。それでは、既に知って

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2904.魔王軍の右腕の逃走

 私は、転移魔法で移動した魔王軍の右腕を追いかけるために、転移魔法が使われた場所を調べた。そこには、魔法の痕跡があった。  「これなら、追いかけることができそうだ」  私は、ラーンスの背に乗り、ハプーンを伴って、追いかけることにした。追いかけながら、思念伝達でテラjrに連絡を取った。  「テラjr、これから、魔王軍の右腕を追いかけます」  「ムーン、行方が分かるのか?」  「はい、分ります」  「それでは、我々は、休息している魔王の場所に移動する」  「無理をし

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2903.最後の四天王

 魔王の左腕の魔人ガーブから、有益な情報だった。魔人のことも、魔王のことも、そして、魔火山の事も。  そして、何より、聖剣擬きが効果を発揮することがわかった。これは、思いがけない結果だった。  ダメもとで、作ったものだったが、それでも使える。いや、思っていた以上に役にたった。ルーン文字については、まだまだ未知な事が多いが、真似るだけでも、その効果がある。これは、今後も有効に使えそうだ。  今、テラjrが戦っているのは、魔王の最後の四天王ディアブス・セルぺスマリヌス、別名

錬金術師の召喚魔法 第Ⅳ部 サルビア編 第29章 魔王復活 2902.イミテーションの効果

 これまでの戦いから、魔王軍も学習し、分断されないように戦っていた。特に、一番弱い第4の四天王を他の魔人が援護しながら戦っているようだ。  私は、テラjrの戦いを見ながら、第4の四天王やその他の魔人の様子を窺った。  第4の四天王は、海蛇属で、巨大な海蛇の姿をした悪魔だった。その形状から水魔法に特化していることは容易に判断できた。  次に、四天王以外に2人の魔人についてだが、一人は、巨人族で大きな巨体で、怪力の持ち主のようだ。絶えず、近くにある岩を投げつけている。また、