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classic:仁風閣

重要文化財の仁風閣は、明治40年に建てられた白亜の木造建築。今年の12月から修復工事でしばらく入れなくなると聞いたので、その前に行ってみた。

鳥取城跡のお濠と山に囲まれた場所で、周りを散歩するのも気持ちよかった。

緑に囲まれて、静かに風景に溶け込んでいるカンジがいい
街灯は鳥取藩城主だった池田家の家紋のアゲハ蝶になっている。オシャレである

和風の庭園や植物の中にこの建物だけフレンチなんだけど、木造だからか、ぜんぜん違和感がない。

前庭の松との組み合わせもかっこいい

どの部屋も豪華な装飾がされているが、華奢で細っそりした少女が好む雰囲気があり、キュンキュンするタイプの建築だった。

素敵な居間。濃い色の家具も重厚感があっていい
美しい螺旋階段。木造でこのカーブが出せるのは不思議
このランプのかわいさは異常!!

ゆっくり歩いている間、ずっと曇空だった。この辺り一帯だけ、しっとりした空気の中に、江戸と明治の時間が閉じ込められたみたいだった。

夜は兵庫方面に車で50分ほどの温泉に泊まる。懐かしい気持ちになる温泉街

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