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北部イギリスの旅(17)〜リブルヘッド高架橋トレイル

(このイギリス・アイルランド旅行記は以下に全部リンクがあります。よかったら。)

8日目午後、ホウズHawesという可愛らしい町を出て一路リブルヘッド高架橋(Viaduct)へ。

ホウズから一本道を約30分、遠くに橋が見えてきました。(なにせ基本がムーア(荒野)であとは牧草地、視界を遮るものがないのです・・・笑)

路肩に車が停まっているのをみて気付きました。「着いた!」って。(当たり前ですが結構middle of nowhereです・・・)
トレイルヘッドらしきところは車数台分の駐車スペースがないので周りにある停められそうなところに停車して歩き始めます。私達はこの橋の周りをぐるりと回る3マイル弱のトレイルを歩くことにしました。
トレイルはマップがあった方が安心ではあります。今回もAll Trail有料版にお世話になりました。
大きい!リブルヘッド高架橋の中心部分です。上部に(見えないかなぁ・・・)1875と、完成年が書かれています。
橋をくぐって進みます。後方に「そっちにいけるのかしら。。。。」って感じで私達のあとをくるご夫婦がいたんですが、ゲート(パブリックフットパスのところなんかによくあるやつ)を超えていくのをみておやめになってました。歩く気はもともとなかったのかな。
あ!電車〜!(ディーゼルかな?夏時期なら蒸気機関車も走っています)
思わず手を振ってしまいそうになる 笑
電車もみたので(満足 笑)進みましょう。ゲート手前に羊さんが。。。
きみたちどこいくの?って聞かれてる気がする・・・・
Bridlewayってイギリスでは「一般人が徒歩または馬に乗り、あるいは馬を引いて通行する権利を持つ、法律で定められた道路」なんだそうです。へぇー。
3匹なかよくゆったりと、私達の前を通り過ぎていきました・・・(多少なりとも見たことない人間を敬遠するくらいしてもいいんじゃないの、とは思う・・・)
どこに行っても絶対何頭かはこっちをチェックしてる。
え!?向こうの黄色いのは、毛を刈ったばかりってこと????
のんびり、とか のどかー とか、そんな言葉はこの風景のためにあるんじゃないかと
(再)どこいくの?何しに来たの?って思われてる、絶対に・・・・
石灰岩質の岩がごろごろと。
こっちでいいのかなぁって不安になるころコレが出てくる。
昔は人がすんでたんだろうか。結構大きいです。
水も近くて牧草地が見渡せて、そこに住みたくなる気持ちわかるなぁ。
なんだか暖かそうにみえる苔の帽子。
小さな沢がとなりを走ります。
ぐるっとまわって、また高架橋が見えてきた。
・・・・か、カッコいい・・・

5kmほどのトレイルを歩いて車に戻りました。そろそろトイレ使いたいなぁ・・・でも場所的にそういうものがない。
ということで、近くにあった「パブ+宿」に立ち寄って、お茶を飲むことに。

ハイキングブーツの植木鉢。この無造作な感じが可愛い。
パブのティーラウンジのほうで。他にもお茶やランチをするひとで賑わっていました。
イギリスの田舎では紅茶のほうが安定して美味しいと思う・・・クッキーなんかは必ずついてきます。

暖かい店内で熱い紅茶をいただいたら、結構身体が冷えていたことに気付いてびっくり。汗かいてたのにな。(汗かいたから、か・・・)

近くにリブルヘッド駅もあったので、見に行きました。
駅舎から高架橋を望む。
結構ゆっくりした?のでとりあえず今日の宿に急ぎます(なにかオーナーさんのご予定があるようで、6時までにチェックインしてほしいと連絡があったので)。
一時 小雨になっていましたが、そのうち雨は止みました。きっと「いい天気」の部類なんだろうなあ、今日の天気は。
レイクディストリクトのこちらにお世話になります、Cedar Manor.
三尺バーベナ、ほんとにイギリスのお庭ではよく見ますね。
寛げそうなソファやチェアが沢山。
小さな素敵なバーもあります。うわぁ、ここで飲みたいねぇ、といいながら結局できなかった(外で食べた夕食でお腹いっぱいすぎて)のだけれど。

到着が3時過ぎだったので、部屋に荷物をおいてハイキングに行くことにしました。だって!歩くのが醍醐味の湖水地方ですからね!


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