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喫茶ひとりじかん

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喫茶ひとりじかんとは。一杯のコーヒーがつなぐ人と人とのゆるやかな関係、気配を読み、また小さな声に耳を傾けるカフェの接客を応用した「居場所づくり」のためのプロジェクトです。町のそこ… もっと読む
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#居場所づくり

カフェに身をやつす居場所づくり

カフェに身をやつす居場所づくり

サード・プレイスとは、社会学者レイ・オルデンバーグによると

「とびきり居心地のよい場所(Good Great Place)」

「人びとがほかのどこよりも自然体でいられる集いの場」

「中立領域」

「庶民の治療薬」

「利己主義と利他主義の完璧な融合」

ということになり、その例としてイギリスのパブや、フランスやオーストリアのカフェ、あるいはリバーパークというアメリカの小さな町にあったメインス

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高齢者まで12年。

高齢者まで12年。

高齢者。

社会制度的には、あと12年も経てば自分もそう呼ばれることになる。ある日そのことに気づき愕然とした。

もともと年齢という概念には疎い方だ。ひとりっ子だし、運動部に属していたわけでもなく、組織ではたらいていた期間もさして長くはない。というか、むしろ新卒がまったく入ってこない職場だったので、「永遠の若手」として「プロジェクト」という名のありとあらゆる雑用に駆り出されていた。そのせいか、日頃

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