世界で一番好きな(のかもしれない)音楽⑥/James Blake
先日ジェイムス・ブレイクのファーストアルバムがリリースされて10年という記事を見かけた。もう10年経ったのかという思いと同時に、まだ10年しか経っていないのかという気持ちも沸き起こる。というのも2011年の初頭に聴いていたというのがやっぱり強く残っているからというのが大きい。震災の時の記憶と共に歩んできた感覚がこのアルバにはこびり付いてしまっている。思い返すと2月に出たこのアルバムは高橋健太郎さんがツイッターで絶賛していて、気になって買ったものの最初はどこか取っ付きにくさ