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今週は手術入院 / 同じ手術の2回目は暇なはず… が、苗字ネタで盛り上がる

昨年11月に受けた白内障の手術。
今回は左眼。
右眼の時は初めてだったので少し緊張したが、2回目だと慣れたもの。
そんな油断を誰かが知ったのか、前日に思わぬところで驚かされた。
 
上の扉絵は病室からの景色。今回の病室は建物の中側で見晴らしは良くないが旅行ではないので気にしない。


手術前日

病室で看護師から散瞳剤入り目薬をさされ、眼科で手術前の診察。
研修医がおり、同じことを2回繰り返す。
2度目の手術なので執刀医から「何かないか?」と聞かれても、特段聞くことはない。前回、IOL の材質(とメーカー)も確認済み。

左眼手術が右眼と同様に上手くいけば、クルマの運転にメガネは不要となる。

病室に戻り「今日はもう呼ばれることはないな」と思い、楽曲作りの続きをしていたら、看護師が病室に入ってきて「麻酔科から術前説明があるそうです」と呼ばれた。

個室だとパソコンを持ち込んでも注意されない
画面は KORG Gadget 3 / MacBook Air とiPad mini 6
他に Kindle Oasis と撮影している iPhone13 Pro Max
2泊3日の入院に重装備😅

 
白内障の手術は部分麻酔で麻酔科医は立ち会わないはず、と思いながら看護師のあとについて、初めて通る廊下を抜け(国立病院なので、やたらと広い)STAFF ONLYの掲示があるドアから別の通路を通り「説明室」の掲示がある部屋に入ると、白衣を着たグレーの鼻髭と長髪の麻酔科医らしき人が、ディスプレイを見ながら説明を始める。
「今回の手術は下半身麻酔が良く効くので云々…」
 
白内障手術なのに下半身麻酔?と思い「あの、明日は白内障の手術を受けるのですが?」と聞くと「うん、そうだけど、この手術は…」と言いながら、麻酔科医がパソコンのディスプレイを見ながらクリックしていくと、新たに開いたウィンドの表示を見て麻酔科医の手が止まる。
「あぁ、違うMOH(実名の苗字)さんかぁ」と、大きな独り言。
明日、MOHと同じ苗字の方が泌尿器科(前立腺?)の手術予定で、間違えてMOHを呼んだらしい。
 
私と同じ苗字の人は、全国に約3万人いるらしい。これが苗字として多いのか少ないのかは分からない。

この日の午前中、入院手続きが終わり病室に入るとお昼の担当看護師さんが「お名前かっこいいですね。歴史に出てくる人と関係があったりして(歴女?)」と言われたので「子孫です。分家ですが…」と答えると「えぇ! 本当ですかぁ! あの人と繋がっているんですか?」と聞かれ「はい一応、家系図的には」等々、どうでも良いことで話が和んだ。
今回の入院は名前が、話題になるようだ。
 
話は戻り、麻酔科医は自分が間違えてMOHを呼んだのが、恥ずかしかったのか「PCR検査は大丈夫でしたか? 最近、手術入院時の検査で陽性になり、帰される(手術日が延期になる)患者さんが多いので…」と話題を変える。
 
「陰性でした」(そもそも陽性だったら、とっくに病院から退去させられている)
「それは良かった」と微笑 ごまかしわらいみながら、手術入院用の分厚いバインダーを返す際(病院用なので私から看護師に手渡すだけ)、「姓名をお願いします」とキッパリ聞いてきた。
MOH(実名を告げる)です」
それを最初に聞いておけば、私に下半身麻酔の説明をしなかったはず😅


手術当日

白内障手術当日は(看護師が)忙しい。
術前、頻繁に点眼が必要で、その度、看護師が病室を訪れる。
今回も個室を選んだ理由の一つ(相部屋だと他の患者さんが気忙しい)。

看護師さんは多忙。時間になると点眼に来てすぐに出ていく
2時間弱で計12回
手術時間が遅れて、5回目も追加された

昨晩から夜勤が続く看護師さん(16時間勤務。労基法的に大丈夫だとは思うが… 国立病院だし)が、忙しく部屋を行き来する。
 
ネームプレートに目が行き、珍しい苗字に気が付く。
聞いてみると大病院勤めでも、今まで同じ苗字の患者さんに会ったことがないという(親戚以外で同姓の人に会ったことがないらしい)。
点眼の合間にネットで調べてみると、⭕️井(マルイさんではありません)さんは全国に13千人。私の苗字よりも少ない。
 
5分後の点眼で、それを伝えると「勝った!」(MOHの苗字よりもレア)と言いながら「何に?」と自問自答するキュートな体育会系の看護師さんは、手術の無事を言葉にして、この日の勤務を終えた。

推しは髙松瞳らしい。
NewJeans のことを話すと「韓国グループですよね?」と返ってくるだけ。
自分が思っていたより、日本では有名ではないのかな?
紅白に出ていたと思うけど。

点眼のルーチンが終わり看護師さんが交代。昨日の昼間と同じ看護師さん。
術前の点滴開始。

なぜ、白内障の手術に点滴が必要なのかを聞いてみた
術中、不測の事態が起きたら直ぐ輸液治療が行える様に」とのこと

お昼前に看護師さんが車椅子を押しながら入室。手術室に行くのに必要らしい。
前回の手術で、車椅子で病室から手術室に運ばれることに違和感を感じたのを思い出した。MOH が座るのを拒んだわけではないが雰囲気を察して頂き、手術室まで点滴を下げながら歩いて行く。

手術室エリアの2つ目のドアを開けてところで、手術室担当の看護師と交代。
「ここから担当する⭕️竈(マルカマドさんではありません)と申します」珍しい苗字。私がそれを聞くと「MOHさんは歴史の人と関係があるのですか?」と逆に聞かれる。私が答える前に病棟担当の看護師さんが、前日にMOHが話したことを伝えてくれて手間が省ける。
 
3つ目のドアから手術室に入り(ここからは車椅子必須)、手術台で横になり頭を固定され心電図計、血圧計、SPO2計を付けられ、消毒用と麻酔用点眼をたくさんさされ手術開始。

目は開けたままなので、水晶体が乳化された時点で一気に視力がゼロになるのが分かる

手術が終了し手術室の灯りがついた時点で、レンズを入れたばかりの左眼で手術室のライトや天井が良く見える。手術は成功したようだ。
 
術後、手術室看護師から病棟看護師に(MOHを)引き渡しの際、お昼を過ぎての昼食(時刻は12時半)を、どうするのかを二人が話していた。
「昔はダメだったけど、今は大丈夫」だそうな。
手術室看護師が「脈拍も正常。手術中は低くなり過ぎていた」と説明してくれる。
手術中の脈拍は46だったらしい。
 
説明のあと、⭕️竈看護師が聞いてくる。
「スポーツは何かしていますか?」
「今は水泳。若い頃はWindsurfing や Skateboard」
「定期健康診断の心電図は」
「毎年異常。再検診で心エコーや負荷検査をしても異常なしです」
「それって、スポーツ心臓でよくある事です」

身体のことをいろいろ確認してくれた⭕️竈看護師。
あとで調べてみると同じ苗字の人は全国に240人。珍しいはず。
 
病室に戻り昼食の病院食(病棟看護師さんが保温しておいてくれた😊)を食べ、2時間の要安静を守りながら午睡。
夕方、病院内のコンビニエンスストアに行くついでに外(敷地内)へ出てみた。

ニュースで聞くほど暖かくは感じなかった
24時間、半袖でOKの病室に慣れてしまったらしい


BGM的な音楽と片目で読書

手術後は退院まで左眼が眼帯なので、MacBookでの作業(曲作り)は諦め、MacBook Air のスピーカーで Apple Musicを流しながら和むことに。

noteで紹介したアルバムは短く(27分)、BGMにはロングバージョン(56分)を聞いている。


Kindle Oasis は目に優しいので、字を大きくすれば片目でも負担が少ない。

Wifiが無い環境でLTE(4G)付きのKindleは便利
 
「東京都同情塔」読了
芥川賞作家方々の選評を読むと面白い
ちゃんと評価する人、自分の趣味を押し付ける人
同じ小説の選評を比較できるので、作家の技量が窺い知れる
やはり芥川賞は新人賞らしい(受賞後も研鑽は必要)


明日、眼科の診察を終えて退院予定😊

MOH


追記

唐草さんからのリクエスト

https://note.com/mohxxx/n/n3b480bd64d2e
明日の朝はパッキングなので急いで撮影
病院食用
美味しいです😊


MOH

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