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ビルボード初登場1位/NewJeans『Get Up』/曲作りの参考に/Keyword は『国際化』

扉絵はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/NewJeansから。

先月、ビルボード1位になったアルバムをApple Musicで聴いてみた。
NewJeansは、ビデオで見る人がほとんどだと思う。

彼女たちのボーカルと踊りを支える音は、とてもシンプル。
セカンドアルバムはタイトルソング『Get Up』以外、BMP130あたり。クラブミュージックの王道、BPM128の世界。
(『Get Up』BPMは85。これはこれでスロー定番BPM80の世界)

流れてくるコンピュータ・ミュージックも効果的で正統派。
ところどころに懐かしさを感じさせるフレーズが顔を出す。
曲によっては、ボーカルに掛け合うように流れてくる。
楽曲全体のバランスを上手くサポートしている。

ネットでよく聞くDTM(和製英語)のように過剰な音が入っていない。
バックに聞こえてくる音は3〜4つくらいだと思う。

15〜19才からなる5人のK-POPガールズグループ。
note検索してみるとNewJeansの投稿は多いが、楽曲に触れている投稿は少ない。


ファーストアルバム

セカンドアルバム

ファーストアルバムの4曲は3分前後だが、セカンドアルバムは長くて2分半。一番短い曲は、タイトルソング” Get Up”  36秒。

今月初めにリリースした MOH Gadget vol.1 😊
60秒程のインストゥルメンタルにまとめ、最短は ” Go! “  47秒。

素人が作ったアルバムをビルボード1位と比較しても仕方ないが、長い曲は、今どき、饒舌に感じられるのかも知れない。

vol.2、曲調は異なるが、60秒前後のインストゥルメンタルで作成中。
全12曲を予定したが、6曲出来たので早々にリリースするかも知れない。
vol.1は、いろいろと詰め込んだが、vol.2は少しスッキリさせた。
リリースが決まれば、改めてご紹介したい。
 
ここまで書いて思い出した。
Domi & JD Beckのアルバム( US Top Contemporary Jazz Albums (2022 Billboard))も、曲の半分は3分以下。



多くの人に聞いてもらうために

彼女たちがヒットしたのは企業コラボ等、プロデュースする人たちの戦略・戦術が成功裡に到ったからだと思うが、初めから「国内」ではなく、視野を『世界』に向けていたことが大きい。

少し引用させて頂く。

ポイントになるのは、NewJeansが成功の過程で、従来のK-POPの成功の常識をいくつも覆す挑戦をしてきているという点でしょう。

K-POPに比べると日本は国内市場が大きいため、どうしても日本のアーティストは日本市場の常識を最優先し、リリース日やCD重視の販売手法など、日本の常識をベースに楽曲を展開してきた背景があります。

そうした日本の常識を一度疑ってみて、新しい取り組みに挑戦することが、今後重要になってくるのは間違いありません。

『日本でも米国でも大人気。NewJeansが確立した新しい世界ヒットの作り方』
https://note.com/tokuriki/

『国際化』という単語を子供の頃から、聞かされてきた気がする。
日本国内は今までその市場が大きかったゆえ、B to C の世界はそこで完結していた。

ネット社会が進んでも、言語に捉われる文字の世界は『国際化』していない。
コミックやアニメは、文字の役割が「それなり」なので『国際化』が著しい。
小説の世界は、海外でも話題になり翻訳されるような物語でなければ、日本の人口減少に比例して先細っていくのは想像に難くない。

音楽の世界は言語が必ずしも優先されるわけではなく、リリースする側が拘らなければ、即『国際化』出来るはず。

再生回数はまだ僅かだが、note以外でPRをしていない個人のアルバムでも、リスナーの1/3は海外から。
(リスナー数は、これから伸びると信じたい😊)

そんなことを考えながら、vol.2のリリースを準備している。

MOH


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