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Domi & JD Beck /Robert Glasperとはまた違う、新しいジャズ

最近、自分の作曲も含め、音楽関係の記事が多いせいか、noteの「今日のあなたに」に載る記事も音楽関係が多い。
そんな中からmaybejunwillさんの記事が目に留まった。

Domi & JD Beck

フランス出身のキーボーディスト、ドミ (DOMi LOUNA:2000年生) と、テキサス州ダラス出身のドラマー、JD ベック(JD BECK:2003年生) によるZ世代の新星デュオ。

昨年、US Top Contemporary Jazz Albums (Billboard)で1位を獲得している。

もう、来日していたとは…

テクニックもオリジナリティも遥か上の方にいる二人だが、演奏を聞いていて勉強になる。

このライブ、キーボードチェアは便器😊

キーボードとドラムだけ。
演奏形態はDTMに近い。

YouTubeで「Tiny Desk Concert」を披露している。

音がシンプルなので曲の構成等、聞いていて参考になるところが多いが…
「Tiny Desk Concert」の中では、歌にならない歌を二人で歌っている。
(聞いていて「この人たち、オンチ?」と思ってしまう😅)

歌い終わり “ Never singing again. ” と、言い訳をしているので、自覚はしていると思う。

歌以外は、DTMを作って行く上で、得るところの多いアーチスト。

インタビューで、「曲を作るとき、楽器を使わない」は、DTMと同じ。

―ドミさんは鍵盤奏者だけでなく、ベーシストのコピーもしていますよね。あなたのソロには鍵盤の発想を超えたフレーズもあるのかなと思います。鍵盤、ベース以外でトランスクライブしてきたミュージシャンがいたら教えてください。

ドミ:鍵盤奏者はできるだけ書き起こしをしないようにしてきた。大体一つの楽器をやっていると、同じ楽器のミュージシャンだけを書き起こす傾向にある。ピアノ奏者ならピアノ奏者、サックス奏者ならサックス奏者を書き起こしがちで、みんな同じような演奏になっていってしまう。だから私はパット・メセニーのギター、ジャコ・パストリアスのベース、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーン、ジョシュア・レッドマンなどを書き起こしてきた。もちろん、ブラッド・メルドー、チック・コリア、キース・ジャレットあたりは研究したけど、ピアノ奏者だけにはならないように意識してきた。ベースに関しては演奏するのが大好き。キーボードを弾くのよりも好きかも。ベーシストならジャコが一番好きかな。

https://rollingstonejapan.com/articles/detail/38855/2/1/1

彼女の鍵盤音からは「なるほどー」と思うフレーズが、いくつも聴こえてくる。


MOH

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