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帰らざる日々

まだまだ暑い日が続くので、夕方気温が下がってから子どもたちを公園に連れて行っています。

娘はストライダーで遊んだり、ブランコに乗ったり、息子は砂場で遊んだり、虫採りをしたり。それをスマホをいじりながら、ベンチでながめてました。

去年は娘と一緒に遊んでいた一つ上の女の子を、最近見なくなったことに気づきました。もう三年生になるから、公園で遊ばなくなったのかな、それとも暑くて公園遊びをやめているのかな。

娘は一人でブランコを漕いだり、友達と一緒に二人乗りして遊んでいる。ちょっと前までは押してくれ、押してくれと、うるさいくらいに言ってたのに。

もう自分が押してあげる必要もないんだな、来年には一緒に公園で遊ぶこともないのかな。そんなことを考えていると、いてもたってもいられなくなって、ベンチから立ち上がり、子どもたちの方に駆け寄りました。  

大人にとって公園遊びは退屈かもしれないけど、こんな時間はもう戻ってこない。もしかして遊んでもらってるのは子どもたちじゃなくて、自分なのかな。この帰らざる日々があとどれくらい続くかわからないけど、しっかり自分の記憶に留めておきたい。そんな気持ちになった休日の出来事でした。
 


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